カリモク60モケットグリーンのソファは本当に最高のソファです。
1日中座っていたくなるような座り心地と満足感に包まれる幸せな日々なんですが、しばらく使ってみてわかる色々と気になる点もあります。
そこで今回は、今まさにカリモク60モケットグリーンのソファ購入を検討している人のため、5年以上実際につかった僕がレビューしたいと思います。
かなりお値段が張るソファであることは確かなので、買って後悔しないためにもしっかり検証してください。
- カリモク新宿店で実物を見よう
- カリモク60を中古でお得に買いました
- 和室とカリモクの組み合わせが最高
- モケットグリーンのレビュー紹介
- カリモクのダニ退治をする方法
- カリモクに合うサイドテーブルを自作
この記事の目次一覧
座り心地はやっぱり硬め
カリモク60モケットグリーンソファの生地は電車のシートにそっくりな見た目と座り心地をしています。
腰掛けるとグイッと押し返されるような硬めの反発があり、人によってはこれが硬すぎるとか座り心地がよくないなどの感想につながるのかなと思います。
個人的にカリモク60ソファの座り心地は好きなんですが、人によっては長時間座るとお尻が痛くなると感じる人もいるでしょう。
モケットグリーンが変色してきた
カリモク60モケットグリーンソファ特有の問題として、生地の変色があります。
長く使えば使うほど生地表面が擦れて緑色が薄くなり、モケットグリーンがだんだん明るくなってくる現象のことです。
まずこちらは購入した当時の写真。
そして次にこちらが1年近く使った様子。
もちろん光の反射具合で見た目が違う可能性もあるんですが、2枚目の写真は座るところが明るい緑色になっているのがわかります。
背もたれはまだまだ濃い緑色をしているので、もっとも擦れるお尻の部分から変色するのは当然ですね。
モケットグリーンはどうしても変色が避けられない生地なので、絶対に変色はいや!という人はこれが理由でモケットグリーンを避けるようです。
でも僕はこれもカリモク60の味の1つとして捉えています。
使っていれば経年劣化で見た目や性能が変わるのは当然で、カリモクのようにアンティーク感とレトロ感を楽しむ家具において経年劣化はむしろ「味」であり「魅力」でもあります。
ちなみに、お金はかかりますが、カリモク60のソファはパーツごとに交換することもできます。
座面のシート交換は4万円弱!
手すりのホコリが目立つ
カリモク60モケットグリーンのソファは定期的にお手入れしないとホコリが目立ちます。
特に手すりに溜まるホコリは光の反射でかなり目立つので、注意が必要です。
手すりにそれだけホコリが溜まるということは、モケットグリーン生地にも目には見えませんがホコリが溜まっているということ。
こまめにコロコロを使って表面のゴミを取り除くようにしましょう。
意外と忘れがちなのが背もたれ上部の部分(下の写真オレンジ色で囲んだところ)。
ここにもホコリが溜まります。
畳への跡は避けられない
僕のようにカリモク60を和室に置いていると、畳の上に直置きします。
カリモクの脚は4本のみ。ソファ重量18kgと人の体重をこの4点だけで支えるため、脚1本にかかる重さは相当なものになります。
そのため畳への跡は避けられません、これは仕方のないことです。
どうしても気になる人はソファの下にラグマットを敷くなどして対策するしかありません。
ソファのダニ退治はアイロンのスチームかダイソン
ソファを使っているとダニ問題に悩まされることがあります。
僕も実はカリモク60モケットグリーンソファを使っていてダニに噛まれたであろう赤いポツポツが足に出来てしまったことがあります。
モケットグリーン生地の奥深くに生息するダニにはバルサンの効き目も期待できません。
そこで効果的なのがアイロンのスチームです。
実はダニは熱に弱いという弱点があり、アイロンのスチームは100度以上の高温の蒸気が出るため、ソファに向けてスチームを発射することでダニを死滅させることができるんです!
ただし!
熱に弱いのはダニだけじゃありません。モケットグリーン生地も熱に弱いという弱点があるんです!!
そのため、カリモク60モケットグリーンソファのダニ退治のためにアイロンを使おうとする人は次のことを絶対に守りましょう。
- アイロンの鉄板をモケットグリーン生地に触れさせない
- スチームでアイロンから垂れる水(お湯)をソファに触れさせない
アイロンの熱い鉄板が触れると一発で変色し、跡が残ってしまいます。
スチーム後のお湯が垂れてしまっても跡が残ってしまいます。
こちらの「ソファのダニはアイロンで退治!カリモク60モケットグリーンのソファ」では僕が実際にカリモク60ソファにアイロンのスチームを使ってダニ駆除をする様子を紹介しています。ぜひ御覧ください。
ダイソンを使ってダニを駆除する方法
一方、最近はアイロンスチームを使う方法はリスキー(跡が残る)だと考え、ダイソンで念入りに吸うようにしています。
ダイソンのヘッドをハンディクリーナーに変更してカリモク60ソファの表面をゆっくり吸うと、ダニの被害がなくなるんです。
こっちのほうがアイロンよりもお手軽ですしいいかもしれません。
自宅で使っているのはダイソンV11Fluffy+というタイプです。こちらの記事に使い心地やお手入れ方法をまとめているので御覧ください。
カリモク60ソファ、総じて大満足
いろいろと紹介しましたが、僕は総合してカリモク60のソファはとても気に入ってます。
僕がカリモクソファを購入するまでの経緯は、
【1】カリモク60新宿の店舗で下見する編
【2】ヤフオクで中古のカリモクを安く購入する編
【3】カリモクが到着して和室に合うことがわかった編
で詳しく紹介しているので、こっちも参考にしてみてください。
お手入れがちょっと手間というのはありますが、それにも勝る座り心地と満足感があるんですよね。
長く大切に使っていきたいと思えるカリモク60モケットグリーンのソファです。
- カリモク新宿店で実物を見よう
- カリモク60を中古でお得に買いました
- 和室とカリモクの組み合わせが最高
- モケットグリーンのレビュー紹介
- カリモクのダニ退治をする方法
- カリモクに合うサイドテーブルを自作