こんにちは、ゆーすけ(@yusuke_plmrstn)です。
(今回はちょっと汚いお話です)
世の中の男性のほとんどが苦労していること。そしてその家族もひょっとしたら迷惑を受けているかもしれないこと。
そう、男がオシッコをしたあとに便器周りに飛び散ってしまうあの憎い現象「尿はね」のこと!
男性のみなさんにとっては非常にあるある現象として共感してもらえると思います。
我々男はなんとか飛び散らないようにと向きを変えてみたり着水点を便器の隅っこにしてみたり試行錯誤します。
うまくいった! 今回は飛び散らなかった!
と思ってみても、どれだけ上手にやったとしても目には見えない水滴が実はたくさん便器周りには飛んでいます。
今回、長年の男の悩みを解決する画期的な方法を、NHKの人気番組「ためしてガッテン」が物理学的側面から検証した結果をもとにご紹介します。
必見です!
この記事の目次一覧
おしっこの飛び散りはどれだけひどいのか?
それではまず、男が用を足した時にどれくらい周りに飛び散っているのかを見てみましょう。
一般的に、男性は便器の様々な箇所に目がけて用をたします。
実験では色をつけた水をオシッコのように便器に放水し、特殊な光を当てることで実際にどれくらい水滴が飛び散っているのかを検証しました。
その結果がこちら。
どこの場所を狙っても無数の飛び散りがあるというのは驚きの結果です。
さらに、一番多くの人が狙っているであろう「奥狙い」の場合、なんと7,550滴も便器まわりに水が飛び散っているという結果が出ました。
特殊なライトを当てると・・・
便器を中心に水が相当はねていることがわかります。
便器だけでなく、床、そして壁にまで飛び散っていることがわかりますね。
実験ではただの水なので大丈夫ですが、実際はこれらはオシッコ。
便器の周辺は目に見えていないだけで相当汚れているんです。
アメリカ物理学者のおしっこ飛び散り研究
男の長年の苦労。そしてその家族の苦労。
なんとかして我々が救いたい!
という熱い想いのもと、なんと尿はね研究で世界中から注目を浴びているアメリカの物理学者がとうとうその具体的な解決策を発見しました! それは何かというと、
「12cm以内」でオシッコを壁面または水面にぶつけること。
これが結論です。
おしっこは尿道から放出された直後は「ホース状につながった形」をしているのですが、放出されてからの距離が離れれば離れるほど形が「粒状」に変化してしまいます。
その「粒状のおしっこ」が壁面や水面に当たってはじけることで尿はねが発生していたのです。つまり、おしっこが粒状になり始める距離(平均12cm※多少の個人差はあります)よりも近い位置で壁面あるいは水面にぶつけることで、尿はねをゼロにすることができるのです。
ただしこの法則は、公衆トイレの「男性用立ち小便器」では、「一歩、前へ」を実践することで尿はねをゼロにできるのですが、家庭の洋式便器で12cm以内を維持しようとすると非常に厳しい体勢になってしまいます。
尿はねを防止するために物理的に解明された答えは「便器内側の壁もしくは水面と尿道を12cm以内の距離に保っておしっこをすれば飛び散らない」というもの。
12cmはちょうどスマホの縦の長さとだいたい同じくらいなんです。
みなさん想像してみてください。家庭用のトイレで、便器の内側の壁と尿道の距離をスマホ1個分まで近づけて用を足している姿を・・・。
大人が立って用を足すと便器から尿道までの距離はざっと100cm前後、小さい子どもの場合でも30cm〜40cmはあることでしょう。
そりゃトイレのあらゆるところにおしっこが飛び散りますって!当然ですよ。
飛び散り・尿はねの防止は座りション
ではどうすれば飛び散り・尿はねを防止できるのか。答えは簡単です。
座って用を足せばいいんです。
座りションをすれば解決することなんです!
男がおしっこをする時は、毎回座っておしっこすればみんなハッピーなんです!
ためしてガッテンでも座りションを実験していましたが、飛び散りゼロです。ゼロですよ、ゼロ!?全く尿はねが無かったんですよ!?
これを初めて知った時は「なるほど!」と思いつつも「そんな単純なこと?」と疑問に感じ、実際に座ってやってみると「なるほど!!!」と感動しました。
この方法を知って以来、僕はずっと座って用をたすようになりました。
これ、マジでおすすめです。
トイレ掃除をした時の労力が圧倒的に減りましたし、気持ちもとてもスッキリしました。
尿はね防止のためにあれこれ体勢を変える必要がなく、男性もハッピー、掃除する人もハッピー、みんな嬉しい結果になるんです。
この記事をご覧の男性のみなさん、ぜひ座りションをやってみましょう。
最初は抵抗があるかもしれませんが、慣れるとかなり快適です。
この記事をご覧の女性のみなさん、旦那や彼氏にはぜひ座りションをすすめてみましょう。
最初は抵抗を示すかもしれませんが、さきほど紹介した水が飛び散った画像を見せればきっと気持ちを入れ替えてくれるはず。
オシッコをする時にほんのちょっとやり方を変えるだけで快適な環境が手に入りますよ。
座るだけで夫婦喧嘩のタネが無くなると考えれば安いもんじゃないですか、ねぇ?
流すときはフタを閉めてから
ためしてガッテンではトイレに関する更なる知識を教えてくれました。
それは「水を流すときはフタを閉めた状態で流すこと」。
フタを開けたまま水を流すと、水流によって排泄物に含まれるウィルスや細菌がトイレ中にバラまかれてしまいます。
さらに恐ろしいことに、これらの細菌はなんと90分以上もの間、空気中を漂い続けるという実験結果が出たのです!
例えばノロウィルスに感染している場合、バラまかれた菌が次のトレイ利用者に二次感染して食中毒を引き起こしてしまうという恐れもあるのです。
特に、体調が悪かったりお腹がゆるいときはいつも以上にウィルスに対して注意が必要な時。
大便をしたあとだけでなく、オシッコだけの時でも普段からフタをしめて流すことをクセづけておけば安心ですね。
おしっこ飛び散り対策、ぜひ今日から実践を!
今回の知識を初めて知った時はかなり衝撃的でしたが、それからすぐに僕は実践して今にいたります。
今では座ってオシッコをすることと、フタを閉めて流すことは習慣になりました。
特にフタを閉めて流すことは、次にトイレを使う人に対するマナーに繋がるだけでなく、後から使った人も「あの人、トイレのマナーがきちんとした人なんだな」と好印象を与えることにもなりますね。
どちらもとても簡単な方法ですぐに試せると思いますので、みなさんもお試しあれ!