グッドデザイン賞とはどういう基準で選ばれてるのか、調べてわかった実態

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ゆーすけ

ブログに加え、デザイン、カメラマン、執筆をこなすサラリーマン。通称パラレルブロガー。のんびりしてそうでホントにのんびり屋。プロフィールはこちら。運営サイト:サインを作るならご署名ネット。クラシックミニ専門サイトの32miniドットコム

こんにちは、ゆーすけ(@yusuke_plmrstn)です。

Good

街中やCM、雑誌などでこういうマーク見たことありませんか?

Mark

2016グッドデザイン賞受賞!というメッセージとともに商品が紹介されていることがあります。
これを見ると「お、なんかすごい賞を獲った商品なんだな、かっこいい!」と思いがちですが、そもそもグッドデザイン賞って何じゃろか?と疑問が湧いてきました。

グッドデザインって誰がどういう基準で決めているんだろうか、これだけたくさん見かける賞ならあまりありがたいものでもないのかなどなど、調べてみるとたくさんの残念なことがわかってきました。

 

 

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グッドデザイン賞とは

グッドデザイン賞とは1957年に創設された日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の仕組みです。
この賞をスタートしてから59年間の間で受賞件数は4万件以上!
そりゃあ至る所で目にするわけだ。
誰かの生活を豊かにすること、またはその可能性があること。それを実践しているものごとに対してグッドデザイン賞が与えられる可能性があります。

Good Design Award

 

グッドデザイン賞の種類

一口にグッドデザイン賞といっても実はいくつかの種類があるの知ってました?
上から順番にざっくり分けると

グッドデザイン大賞
グッドデザイン金賞
グッドデザイン特別賞
グッドデザイン賞

に分かれます。
街中で「グッドデザイン賞受賞!」と見かけたらその内容に注目してみましょう。大賞なのか、金賞なのか、特別賞なのか、普通の賞なのか。 

 

グッドデザイン賞への応募方法

グッドデザイン賞に応募できるのは企業はもちろんのこと個人でも可能です。ただしその場合は「応募する対象物に対して主たる責任者であること」が条件です。
まぁつまり自分がデザインや生産をして責任者の立場にあれば誰でも応募可能というわけですね。 
例えば個人で作成した美術品などにグッドデザイン賞という箔をつけたいのであれば規定手続きを踏むと応募できちゃいます。

 

グッドデザイン賞の審査期間

グッドデザイン賞は初期エントリーから最後の特別授賞式までを総合すると約8ヶ月間にも及ぶロングスパンのイベントです。
例えば2016年を例にとると、

4月〜5月:応募受付の期間
6月    :一次審査結果発表
9月    :二次審査結果発表、受賞者発表
10月  :大賞、金賞、特別賞発表
12月  :特別賞受賞式 

といった感じで年がら年中審査してるイメージですね。

 

グッドデザイン賞の受賞率

これだけ大々的にやってる賞であれば受賞するのもさぞかし難しいんだろうと感じますが、実は数字だけを見るとそれほど特別に厳しい審査でもないのかなという印象を受けます。

というのもここ最近の応募総数と受賞数を比べて見ると、平均応募数が年間約3,600件に対して受賞数は1,200件、つまり3件に1件が何らかのグッドデザイン賞を受賞しているということになります。
下手な鉄砲数撃ちゃあたるということわざがありますが、まさにそれを表しているような賞ですな。
じゃあみんなバンバン応募すればいいじゃん!と結論づけたくなりますが、ハードルを上げている要因があります。
それは審査料や出展料として徴収される費用です。 

 

グッドデザイン賞の費用

グッドデザイン賞を獲るために必要な費用がいくつかあります。

まず一次審査料として10,800円必要です。
次に二次審査料として57,240円必要です。
二次審査から跳ね上がりますね。
無事に二次審査を通過すると少なくとも「グッドデザイン賞」の受賞は確定していますのでまずはここを目指すわけですね。

そしていよいよ受賞展になるわけですが、受賞展出展料として124,200円必要になります。かなり高額な費用です。
それに加え受賞作品はもれなく年鑑に掲載されることになるのですが、年鑑掲載料として32,400円必要になります。

つまりグッドデザイン賞を受賞すれば少なくとも224,640円の費用が必要ということになります。
これらの費用は応募1件に対して必要な額のため応募数が多ければ多くなるほど費用負担も増えるということ。
個人で応募しようと思っても気軽にチャレンジできないハードルがここにあります。 

もちろん受賞すれば堂々とグッドデザイン賞受賞作品!として売り出せるわけなので企業としては費用よりも受賞に伴う売上増で利益を見込めます。
一方で個人の場合でもグッドデザイン賞のブランドを活かしたマーケティングで販路拡大を狙うこともできますが限界もありますね。
そもそも一般人がグッドデザイン賞に対してどれだけの価値を感じているのかが問題になります。 

 

身の回りのグッドデザイン賞

自分の身の回りにどんなグッドデザイン賞があるのか調べてみました。

ANA羽田空港国内線カウンター

最近おどろいたグッドデザイン賞は羽田空港のANA国内線カウンターです。評価のポイントになったのは自動手荷物預けシステム

Ana(参照:ANA

2015年7月からANAが導入したこのサービス、今まではカウンターでお姉さんが手荷物の預かりを対応してくれていましたが、今は完全自動化されてるの知ってました?
人件費の削減ができる他、一度に処理できる乗客数が増えることに加えて時間削減にもつながります。

これが高評価のポイントになり、カウンターが2016グッドデザイン賞を受賞しています。
僕のイメージだと例えば文房具とか雑貨とか生活に密着した製品がグッドデザイン賞を受賞するという固定観念があったため、カウンターがグッドデザイン賞と聞くとビックリしてしまいました。

避難所の仕切り

熊本震災で避難生活を送る方々のプライバシーを守るため導入された仕切りがグッドデザイン賞を受賞しています。

Shikiri

まじか?と一瞬目を疑いたくなりますが本当です。
手軽に組み立てることができ、プライバシーを守りつつかつ衛生的という点が認められての受賞。
災害時には役立つでしょうけど、果たしてグッドデザイン賞に申請する必要はあったんでしょうか。

タイヤ

こちらのタイヤもグッドデザイン賞です。

Tire

タイヤなんてどれも一緒やん?と思ってしまうゆーすけです。

グッドデザイン賞の効果

さて実際のところ僕たち消費者はグッドデザイン賞だからといって購買意欲がそそられるものなんでしょうか。
デザイナーズと聞くとおしゃれ感はあるけどお値段高めな印象がありますよね。ちょっと目に止まることはあっても購入までは続かないかもしれません。

少し昔の記事ですが無印良品のグッドデザイン賞についておもしろい内容が紹介されていました。
販促の目的よりもデザインのプロたちに自分たち(無印良品)のプロダクトを客観的に評価していただく場として考えています
というのが無印良品のスタンスだそう。
グッドデザイン賞だからといって売上につなげようとはせず、力量試しの場として利用している企業もあるわけですね。 

ゆーすけで試してみた

グッドデザインマークがあれば少しはそれっぽく見えるのかどうか。
ゆーすけの写真で試してみました。Me1

んー、どうだろうか。

Me2びみょーだなー。

Me3

・・・
うん、あんまり効果なし。
闇雲にマークがつけばオッケーというわけでもなさそうです。

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まとめ

グッドデザイン賞だからスゲー!というわけでもなさそうな結果に終わった今回の検証。
受賞してもそれが直接的な販促につながるわけでもなく、審査料も決して安くないという理由から今後グッドデザイン賞がどうなるのか個人的に興味があります。
応募の3分の1が受賞できるのであればお金を出して賞を買ってるようなものですね。本当にこれに意味があるのか疑問を感じます。

以上、グッドデザイン賞の検証でした。 

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