自宅のMacで作業する人のうち、
- Magic Keyboard
- Magic Trackpad 2
の2つを合体させて使いたい人にぜひおすすめしたいひみつ道具が『eXpress Keyboard Platform』!
![eXpresskey1.JPG eXpress Keyboard Platformのレビュー](https://mukutto.com/wp-content/uploads/2019/11/eXpresskey1.jpg)
まるで Macbook を使っているかのようなキーボードとトラックパッドの配置を実現できる夢のようなガジェットなのです。
この記事の目次一覧
eXpress Keyboard Platformの購入に至った経緯
Macbook Proを自宅で外部ディスプレイにつないで作業することが多い僕は、作業効率化のために”Magic Keyboard”、”Magic Trackpad2″を導入済み。
ワイヤレスで非常に使いやすいんですが、唯一不満を挙げれば『トラックパッドが遠くなるやん!』ってことなんです。
![eXpress Keyboard Platformのレビュー](https://mukutto.com/wp-content/uploads/2019/11/eXpresskey16.jpeg)
上の写真のようにキーボードの右隣にトラックパッドを配置すると、トラックパッドからキーボードへの手の移動距離が長すぎて疲れるんです。
かといって Macbook Pro のように上側:キーボード、下側:トラックパッドの配置にすると、無駄に大きい Magic Trackpad2のせいで手首がパッドに触れて誤作動を起こします。
これ、ずっとモヤモヤしてました。
効率化が好きな僕は実はけっこう前からeXpress Keyboard Platformの存在は知っていたんです。
知ってはいたんですが、あまりにも高価なため購入をためらっていたのが本音です。
その間もなんとか同じようなものを自作できないか考えたりしましたが、悩みに悩んだすえにようやくeXpress Keyboard Platformを買う決意をし、今回アメリカから取り寄せたというわけなのです。
![eXpresskey2.JPG eXpress Keyboard Platformのレビュー](https://mukutto.com/wp-content/uploads/2019/11/eXpresskey2.jpg)
結論からいえば、もっと早く買っておけばよかったと感じています。
eXpress Keyboard Platformの細部
写真付きで詳しく説明しますね。
![eXpresskey2.JPG eXpress Keyboard Platformの細部](https://mukutto.com/wp-content/uploads/2019/11/eXpresskey2-1.jpg)
eXpress Keyboard Platform自体はプラスチック素材ですが、ペラペラした感じは一切なく、ちょっとやそっとで壊れることはまずなさそうです。
Magic KeyboardとMagic Trackpad 2専用に作られたドックなので、もちろんサイズ感はピッタリです。
![eXpress Keyboard Platformのサイズ](https://mukutto.com/wp-content/uploads/2019/11/eXpresskey4.jpg)
充電ポートもしっかり見えますので、このままの状態で充電することも可能。
![eXpresskey5.JPG eXpress Keyboard Platformの細部](https://mukutto.com/wp-content/uploads/2019/11/eXpresskey5.jpg)
ガッチリ固定されるわけではなく、eXpress Keyboard Platformの上に乗せているだけなので、斜めにすると落下します。注意が必要ですね。
![eXpress Keyboard Platformの細部](https://mukutto.com/wp-content/uploads/2019/11/eXpresskey13.jpg)
裏面には会社のロゴが入っています。あまりここは目にしない箇所ですね。
![eXpresskey3.JPG eXpress Keyboard Platformの裏面](https://mukutto.com/wp-content/uploads/2019/11/eXpresskey3.jpg)
eXpress Keyboard Platformの使用感レビュー
eXpress Keyboard Platformを購入して約1ヶ月使用した感想を紹介しますね。
Macbookとほぼ同じ配置感覚で使うことができる
eXpress Keyboard Platformの一番の売りは、Magic KeyboardとMagic Trackpad2をMacbookと同じように配置できることにあります。
![eXpresskey8.JPG eXpress Keyboard Platformの使用感](https://mukutto.com/wp-content/uploads/2019/11/eXpresskey8.jpg)
実際に使ってみると「これこれ!この感覚!」となり、感動すら覚えます。
「ほぼ同じ・・・」としたのは、Magic Trackpad2が個人的に大きすぎると感じていたので、eXpress Keyboard Platformにセットしてもトラックパッドの大きさがどうしても Macbook の感覚とはビミョーに違うんです。
![eXpresskey11.JPG eXpress Keyboard Platformの大きさ](https://mukutto.com/wp-content/uploads/2019/11/eXpresskey11.jpg)
普段から13インチを使う僕にとってはトラックパッドが少々大きく感じます。
15インチ派の人は違和感なく使えるかもしれませんね。
パームレストの位置を少しずつ調整して使えばほぼ違和感もなくなりますが、これも慣れの問題だと思います。
でもそれは決してeXpress Keyboard Platformの価値を損なうものではありません。
それを補うだけのメリットが他にもたくさんあるんです。
ヒザの上に置いて作業できる
![eXpress Keyboard Platformを膝の上に置く](https://mukutto.com/wp-content/uploads/2019/11/eXpresskey14.jpg)
上の写真を御覧ください。
テーブルにMacbookを起き、ソファーにもたれかかって膝の上にeXpress Keyboard Platformを置いて作業しています。
こうすれば夏場にヒザの上が暑くならなくてすみます!
夏は本当に重宝しますよーこれ!
ディスプレイが遠くて文字が読みづらくなるので、解像度を変更して文字を大きくすれば解決ですね。
![eXpress Keyboard Platform](https://mukutto.com/wp-content/uploads/2019/11/eXpresskey17.jpg)
ペラペラのキーボードにサヨナラ
主流となっているMacbookのバタフライ式キーボードはおせじにも使いやすいとは言えません。
ペラペラすぎて打鍵感がなく、個人的にミスタイプが多い気がずっとしています。
このキーボードにサヨナラして Magic Keyboard で作業できるようになれば、効率アップ間違いなし!(個人的感想です)
チャタリング問題も解決!(一時しのぎ)
バタフライ式キーボードは隙間にゴミが入るなどして数々の不具合がAppleに報告されていて、僕のMacbook Proも実はチャタリングがたまに発生します。
1つキーを入力したらなぜか2回連続同じ文字が入力されてしまうことがあるんですが、それがチャタリングと呼ばれる症状。
Appleは2015年〜2019年発売のMacbookの無償キーボード修理プログラムを発表していて、僕の機種もその対象なんです。
早く修理すればいいんですが、どうにも足取りが重たいし預けて修理となると1週間近くPCが触れないしどうしようという問題もあるし・・・
でもeXpress Keyboard Platformを使えばチャタリングの問題も(一時的に)解決できますね!
Macbookへの直接のダメージを回避できる
PC作業中に飲み物をこぼすとPCは一発でダメになります。
eXpress Keyboard Platformを使っておけば被害はキーボードとトラックパッドだけで済むので、最悪の自体を回避することができますね。
Magic Trackpad2をもう少し奥に収納したい
Macbook Pro 13インチを使う僕からするとMagic Trackpad2の広すぎる面積はちょっと苦手です。
eXpress Keyboard Platform に Magic Trackpad2を収納する時にケースの幅を調整して面積を狭くできれば本当に最高なんですが・・・
ちょっと手を加えてやればそんな構造も簡単にできる気もしますが、誰か作ってくれませんかね?
金額はお高め
![eXpresskey15.JPG eXpress Keyboard Platform](https://mukutto.com/wp-content/uploads/2019/11/eXpresskey15.jpg)
色々とレビューを書きましたが、総じて僕はいい買い物をしたと思っています。
でも値段がちょっと高い気もしないでもありません。
本体価格がUS$129(約13,000円)。
eXpress Keyboard Platformは日本で販売されてなく、アメリカからの国際郵便で送料US$35(約3,500円)。
約16,500円もするわけなんです。
ちょっと桁を1つ間違えてるんじゃ?と感じるのも無理はないです。
アメリカでしか製造・販売してないようなので、もしどこかの日本企業がこれに似た商品を作ってくれると嬉しいんですが・・・。
eXpress Keyboard Platformを販売する”BulletTrain”社のHPはこちらです。
自宅作業効率化の立役者
eXpress Keyboard Platformは Macbook と100%全く同じ使用感を再現できるものじゃありませんが、自宅作業を限りなく効率化してくれるのは間違いありません。
eXpress Keyboard Platformを買うまではキーボードとトラックパッドが離れているのは本当に不便だったし、なかなか配置がしっくり決まらずにモヤモヤすることもありました。
それが解消されただけでも作業効率は格段にアップしたと感じています。
たしかにお値段は張る商品ですけど、思い切って購入してみても後悔することはないと思います。