こんにちは、人生を管理下に置きたいパラレルブロガーのゆーすけ(@yusuke_plmrstn)です。
みなさん、普段から手帳を使っていますか?
最近はデジタルで何でも管理できるようになりましたが、僕は手帳を肌身離さず持っています。
一口に手帳といってもたくさんの種類がありますが、その中でも僕が愛用しているのは高級手帳として名高い『フランクリンプランナー』です。
そう、あの分厚くて重い手帳です。
- どうしてこのデジタルの時代に敢えて手帳なのか
- たくさん手帳がある中、どうしてフランクリンプランナーなのか
- フランクリンプランナーの使い方
についてご紹介します。
この記事の目次一覧
手帳を使う理由
男性で手帳というと仕事のスケジュール管理をするもの。
女性で手帳というと日記やプライベートの出来事をまとめるもの(勝手な印象です)。
しかし時代はデジタル。
エバーノートやドロップボックス、その他にも日記アプリや手帳アプリは山のようにあります。
そんな中でも僕が敢えて時代を逆行してアナログな手帳を使う理由は次の3つです。
- 速記性
- 視認性
- 頭の中の整理
1. 手帳の速記性
肌身離さず手帳を持ち歩くと気になったことやアイディアをすぐに書き留めることができます。
特に仕事や作業中に机に開いて置いておくとパッと書き込むことができるのは手帳ならではのメリットです。
2. 視認性
手帳を開くと情報が一度に目に飛び込んできます。
自分が目的としてない隣のページに書いてあることにも気が付くんですよね。
これはデジタルでは得られないメリットです。
3. 頭の中の整理
頭の中で浮かんだアイディアをもっと具体的な形にしたい時、1つ1つ手を使って書き出すことでだんだん頭の中がスッキリ整理されます。
書く作業自体が脳への刺激になるんですね。
フランクリンプランナーを使う理由
数ある手帳の中でもどうしてフランクリンプランナーを使うのか。
実はフランクリンプランナーは第四世代の手帳と呼ばれていて、文房具屋で売ってる手帳や会社で配られる手帳とは異なるものです。
フランクリンプランナーには他の手帳にない大きな大きな特徴があります。
手帳の種類
勘のいい人はなんとなく気付くでしょうが、第四世代があるということはそれまでの第一世代、第二世代、第三世代の手帳も存在してるんです。
第一世代の手帳
出来事や気になったこと、気付きをメモするだけのもの。手帳というよりメモ書きともいう。
第二世代の手帳
出来事に日付と時間を加えて行動を管理するもの。世に出回る手帳の大部分が第二世代の手帳に属している。
第三世代の手帳
第二世代の手帳に出来事の進捗を管理できるようToDoリストや行動リストが備え付けられたもの。行動を細分化し、目で見て工程管理ができる。
第四世代の手帳
価値観を明確にし、価値観に沿った自分の目指す理想像になるべく目標達成の行動を1日1日に落とし込み行動するためのもの。人間関係のバランスを取り、人生のコンパスの役割を担う。
フランクリンプランナーの特徴
フランクリンプランナーが他の手帳と違う点は自分が心から目指したい理想の実現のためのツールという点です。
これまでの手帳はあくまでも目の前のタスクや仕事をやりきるための道具でした。
自分がやりたいかどうかに関係なく、効率的に時間配分を考えて出来事を管理するためだけのツールです。
フランクリンプランナーも出来事管理をする点では同じですが、出来事の1つ1つが自分の価値観に沿ったものばかりです。
簡単にまとめると受動的な管理が従来の手帳、能動的な管理がフランクリンプランナーということができます。
従来の手帳(受動的)
目の前に降ってくるタスクを管理する。取引先とのアポイント、会議、(参加したくない)飲み会の予定など。指示されたことや仕方なくやらなくてはならないことなど、受け身の出来事管理。
フランクリンプランナー(能動的)
自分の価値観・考え方を明確にし、それらの理想を実現するための目標を設定し、毎日の行動に落とし込む。計画・行動が価値観と一致するため深い充実感と満足感を得ることができる能動的な出来事管理。
━━━━━━━━━
人が本当の意味で満足感・充実感を得られる時は自分の価値観・考え方に沿った行動を取っている時なのです。
僕も今までは従来型の手帳を使っていましたが、フランクリンプランナーの魅力に気付いてからはその虜になってしまいました。
フランクリンプランナーの使い方
ところであなたは自分の価値観をちゃんといえますか?
大切にしたい考え方って何なんでしょうか?
多くの人が毎日の目の前の仕事に追われ、自分が本当は大切に思っている価値観を見失っている、もしくは考える暇がないということがあります。
でもフランクリンプランナーの中に用意されているタスクシートに1つ1つ答えていくことで価値観を明確化することができます。
フランクリンプランナーではまず自分の理想とする価値観・考え方を知るところから始まります。
1. 価値観の明確化
フランクリンプランナーは質問に答えていくと自分の価値観、理想とする将来像を知ることができるツールが用意されています。
用意された質問に答えていくとだんだん自分の中の価値観が明確化されてくるようになっています。
例えば参考までに僕の価値観の一部を紹介すると、
- お金を稼げる自分になること
- 会社に縛られずに生きる
- 紳士的な振る舞いをする
などがあります。
価値観はキレイである必要はない
価値観ときくと聖人君子のようにキレイで誰もが凄いと感じる立派な内容を想像しがちですけど、素直になればいいんです。
『とにかくラクしたい』『モテまくりたい』『注目を浴びたい』みたいに自分本意な価値観でもいいんです。
2. 目標の設定
価値観がハッキリすれば次はその価値観に沿った自分になるためには具体的に何をする必要があるのかを考えます。
そしてその目標達成のために必要な行動計画を書き出します。
ここでのポイントは細かい項目まで書き出すことと日付を決めること。
どんなに小さいタスクでもそれが理想に繋がる一歩であることは間違いありません。
3. 週間計画
先ほど洗い出したタスクを週間計画に落とし込みます。
一週間は短期的なスケジュール管理に最も適したスパンで、週の始まりと終わりに計画と進捗を照らし合わせることでスケジュールの調整がしやすくなります。
4. 日々の計画
週間計画をさらに細かく日々の計画に落とし込みます。
細かいタスクまで書き出したことがここでも役に立ちます。
生産性のピラミッドを意識する
フランクリンプランナーが第四世代の手帳と呼ばれる理由は生産性のピラミッドを作り上げていることにあります。
僕達の行動を支えているのは個人が持つ価値観で、全ての行動の土台になります。
ピラミッドの頂点には日々の計画が構成されていて、価値観が毎日の計画や行動につながっていることがわかります。
僕達がとる行動は意識下・無意識下に関わらずすべて価値観からもたらされていて、計画・行動が価値観と一致したときに深い充実感を味わい、真の納得感を得ることができます。
価値観がしっかりしてないと日々の行動が都度変わったり、周囲に影響されやすくなり、ストレスを感じ、満足感を得ることが難しくなってしまいます。
ゆーすけのフランクリンプランナー
これがゆーすけが実際に使っているフランクリンプランナーです。
ごっついシステム手帳ですよね。
手に持つとズッシリ重さを感じるしカバンに入れてもスペースを取ります。
これはフランクリンプランナーのスターターキットで購入したものです。
これからフランクリンプランナーに挑戦したい人は基本ツールが全てそろったスターターキットが激しくおすすめ。
使いながら足りないと思ったリフィルなどを追加していけばいいんです。
1日1ページのタイプを使用
僕は1日1ページのスケジュール帳を使っています。
ページのうち半分はタスクリストで埋まります。
ウィークリーの目標からあらかじめ1日単位に細分化しておいたデイリータスクの他に、僕の場合はその日のうちに気になった新しいタスクがどんどん増えます。
フランクリンプランナーでタスクを決める時は
「A(必ずその日のうちに必須でやること・must)」
「B(できれば当日中にやる重要なこと・should)」
「C(その日じゃなくてもいい・could)」
の3つに優先順位を付け、Aから実行します。
同じAの中でもA1、A2、A3・・・という具合に進行する番号を振ることも推奨されていますが、さすがにそこまでは面倒なのでやってません。
ざっくりとA、B、Cの3種類で分けていますが、大まなか仕分けでもとにかくAを優先して行えばいいのでそれほど不都合は感じていません。
アポイントメントスケジュールは使っていません。
アポイントメントスケジュールというのはこういうやつ。
本来は1日のスケジュールの流れを予め決めてからこなしていくものなのですが、僕の仕事がら突発的な予定が多く入るので相応しくありません。
土日祝であれば予定のコントロールができるのでアポイントメントスケジュールを活用できますが、そのスペースはメモ欄として活用しています。
仕事もプライベートも全て手帳にまとめる
情報は仕事・プライベートに関わらず全てフランクリンプランナーにまとめています。
情報の一元管理が目的です。必要な情報は手帳を見れば完結することが理想です。
仕事関係のタスクはデイリーページのタスクリストの下から上にかけて書くようにしています。
肌身離さず持ち歩く
作業中、頭の中にあれこれ気になることやアイディアが浮かぶ(集中力がないだけかもしれないが)。そういう一瞬のひらめきは一瞬で記憶から抜け落ちるので一瞬で書き留めるようにしている。そんなわけで今だにアナログの手帳を肌身離さず持ってます。デジタルもいいけど速記性と視認性は紙がいいよね。
— ゆーすけ守屋祐輔@早起き専門家 (@yusuke_plmrstn)
2017年8月29日
フランクリンプランナーは重いですが、肌身離さず持ち歩くようにしています。
会社で仕事中だろうが家で作業中だろうがカフェで作業中だろうが隣にはいつも手帳を置いています。
気になったことを忘れないうちに書き留めることができるのはアナログツールの利点です。
名前を書く
手帳の一番最初のページに名前とサインを書いています。
こうすることで自分のものという実感を感じて愛着が湧きます。
とにかく書き込む
気付いたことや感想などとにかく何でも書き込むクセを付けました。
その時は全然気にしてなかったことでも後から見返すと大きなヒントになることもあります。
小さな習慣とハイブリッドにする
僕が最近読んだ本の中で画期的だったのがこちらの「小さな習慣」という本。
可愛らしい表紙に騙されちゃダメです。
この本、何をどうすれば無理なく無駄なく苦労なく習慣を作り出すことができるかを科学的な観点から細かく紹介してくれています。
実は僕もこの本で学んだことを実践してフランクリンプランナーを毎日の習慣に落とし込むことができました。
フランクリンプランナーだけに限らず、何か習慣付けたいと考えている人はぜひとも読んでみることをオススメします。
フランクリンプランナーを使って感じた変化
実は僕のフランクリンプランナーは3〜4年前に購入して一度使ってみたものの使いこなせずにずっと放置していたんです。
それがここ最近になってようやく軌道に乗せて使えるようになりましたが、フランクリンプランナーを使い始めてから感じる変化があります。
テキパキ動けるようになった
1日の行動を予め決めているのでそれらをこなすために時間を特に意識するようになりました。
仕事を少しでも早く終わらせて残業しないよう意識し、残りの時間を全て自分の時間として使うためにはテキパキした行動が必要です。
1つ1つの動作を機敏に行えるようになりました。
会議でメモが取りやすくなった
実は今まで僕はメモを取るのが下手くそでした。
ところがフランクリンプランナーに毎日のように何かを書く習慣を身につけると会議の話題も不思議と頭の中で整理されてメモを取ることが楽になりました。
行動力が上がった
自分の価値観を明確にしてから積極的に外に出て交流会にも参加して人と交わるようにしました。
生活の質が上がった
今までなんとなく過ごしていた毎日が変わり、ちゃんと目標に向かって着実に前進している実感を感じられるようになり、生き生きと生活できるようになりました。
物忘れが怖くなくなった
やりたいこと、気になったこと、頭に浮かんだアイディアをすぐ手帳にメモすることにより「あの時のアレ、何だったっけ?」と悩むことがなくなり、手帳に全部書いてるからどうにかなるでしょと物忘れに対して楽観的になりました。
これ、手帳の大きなメリットですよね。忘れるために書くというのが正しい使い方ですね。
フランクリンプランナーのレビュー
高価なシステム手帳は使い始める最初の一歩に勇気が必要です。
書かれてあることを実践できるのか、継続できるのか、習慣付けることができるのか、お金が無駄になるんじゃないかなどなど、僕も同じような不安を抱えていました。
しかし人間いつやる気スイッチが入るかわかりません。
事実、僕の場合も数年前に購入して放置していたフランクリンプランナーをここ最近になってガッツリ使い始めるようになりました。
このような気持ちの変化は一瞬の出会いになることもあるため、タイミングを逃さずに見つけたいものです。
1 件のコメント