リモワのクラシックフライトの3桁のダイヤル鍵が開かない!
番号は絶対に合ってるはずだし、さっきまで開いていたのに、突然どうしたんだ!?
とパニックになっているそこのあなた。
これを解決するための方法を紹介します。
この記事の目次一覧
結論:1つずつしらみつぶしに探すしか無い
結論から言うと、000〜999の1,000通りのダイヤルを、1つ1つしらみつぶしに当たっていくしか方法はありません。
お店に持っていってカギを開けてもらう方法はリモワでは対応しておらず、根気よくダイヤルを回して探す方法が、遠回りに見えて一番の近道だったりします。
ダイヤル鍵が開かないのは番号がズレたため
今まで開いていた番号にも関わらず、突然鍵が開かなくなる原因は、解除用の番号として設定したダイヤルが、何らかの原因でズレてしまったためです。
荷物を詰め込みすぎたり、ダイヤルをガチャガチャ回しすぎたり、要するにダイヤル鍵の部分に強い力がかかってしまったため、意図しないうちに解除番号がズレているのです。
特に、リモワクラシックフライトはケースの堅牢性があるがため、荷物はそんなに入らないんですよね。
グッと体重をかけて閉める僕のような使い方をしていると、予期せぬタイミングで番号が変わってしまうことがあるんです。
1,000通りすべて試す必要はない
000〜999の1,000通りチェックと聞くと気が遠くなる作業に聞こえますが、実は1,000通りすべてを当たる必要はありません。
なぜなら、強い力が加わって番号がズレているのであれば、ズレる番号の幅なんてたかが知れているからです。
ズレたとしても、ほとんどの場合は1つだけ。
それ以上にズレたとしても、せいぜい2つか3つがいいところなんです。
つまり、例えば777を解除番号で設定していた場合、778、776、787、767、877、677という具合に、3桁のどこかの数字が前後1つだけズレていることが多いんですよね。
まずはそういうところを当たっていきましょう。
それでもだめなら2つズラし、3つズラし、もしくは徐々に桁を増やして788、786、768、766などを当たってみましょう。
- (777が解除番号の場合)778、776など1つだけ数字を前後にズラす
- それでもダメなら779、775など2つ数字を前後にズラす
- それでもダメなら770、774など3つ数字を前後にズラす
- それでもダメなら788、786など桁を増やす
実際にダイヤル鍵が開かなくなりました
僕は日頃からリモワクラシックフライトのスーツケースを愛用しています。
ところが先日、帰省中の実家で突然クラシックフライトのダイヤル鍵が開かなくなってしまったのです。
「つい数分前までパカパカ開け閉めしてたのに、急になんで!?」
と、本当に焦りました。
ケースの中に東京の家の鍵もしまい込んでいたため、スーツケースが開かないと東京に戻っても家なき子になってしまうんです!
解除用で設定していた番号から数字を1つずつ変えてチェックした結果、僕の場合も番号が1つだけズレてしまっていたことが判明。
(777が解除番号だとすると、787に勝手に番号がズレていました)。
いやぁほんとビックリしましたよ。
たしかに、実家でもらった大量の荷物を無理やりスーツケースに詰め込んでいたんです。
上から体重をかけて押し込んで鍵を閉めたのもたしかです。
おそらくそれが原因となり、鍵を閉めた時に番号が勝手に変わってしまったのでしょう。
低いセキュリティ性能のクラシックフライト
無事、事なきを得たリモワクラシックフライトのダイヤル鍵の問題。
でもこれ、よく考えてみると、スーツケースごと盗まれてしまった場合、番号をしらみつぶしに探されてしまうと、誰でも開けられることを意味しています。
リモワのクラシックフライトは鍵そのものも貧弱だし、セキュリティなんてあって無いようなものだし、ケースは重たいし、荷物はそんなに入らないし、国産の安いスーツケースと比べても使い勝手の面では勝てないんですよね。
それでもクラシックフライトを使い続ける僕は、ある意味変態なんでしょう。うん。
クラシックフライトのレビューはこちらからどうぞ。
旅先では気をつけよう
リモワのクラシックフライトには、荷物を詰め込みすぎないことをおすすめします。
特に、旅行先で荷物が多くなってしまう時は要注意。
閉まったはいいものの、番号がズレてケースが開かなくなると面倒だし、何より本当に焦りますからね。
リモワのクラシックフライトの番号はズレやすいことで有名なんて話もあります。
サブバッグを使ったり、荷物を減らすなど工夫して、上手にクラシックフライトと付き合っていきましょう。