新幹線の片道切符は、普通に買えば1枚か2枚が普通ですよね。
ところが今回、ひょんなことから片道の新幹線切符が4枚に分かれてしまう不思議な体験をしました。
自動改札を通る時に見事に失敗してしまったので、こんなこともあるんだなぁと感じながら、あなたの参考になればと思い紹介しますね。
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東京〜金沢間の新幹線
それは金沢で開かれる友人の結婚式に参加するため、東京から金沢に向かう新幹線の切符を買った時に起こりました。
たまたまJR東日本の株主優待券(運賃2割引き)を持っていた僕は、この機会に移動費を抑えるべく、みどりの窓口に行って優待券を使いました。
ところが、JRの規定上では東京駅から上越妙高駅までがJR東日本の管轄で、上越妙高駅から金沢駅まではJR西日本の管轄になるんだとか。
僕が持っていた株主優待券はJR東日本区域だけで使えるものなので、東京駅から上越妙高駅までが2割引きになり、そこから先の金沢駅までが正規料金にわかれてしまいます。
切符を発行するときは、東京〜上越妙高までと、上越妙高〜金沢までで分割して発行されるらしく、そこで見事に片道切符が4枚になってしまったというわけです。
でもですね、株主優待券を使わずに東京〜金沢を正規料金で購入すると、ちゃんと1枚に収まるんです。
ほらね、乗車券と指定席特急券が1枚にまとまっていますね。
つまり、新幹線の片道切符なのに4枚発行され得る状況というのは、【JRの管轄をまたぐ区間を株主優待券で購入する場合】ということです。
(他にも、同一区間をのぞみとこだまで乗り換えて移動する場合も考えられます)。
新幹線の切符4枚で自動改札
ここで気になるのが、新幹線の切符って4枚も同時に自動改札に入るのだろうか?ということ。
結論からいうと、自動改札機は最大4枚まで入るようになっているため、今回のように乗車券2枚+特急券2枚の場合でも、一度に4枚が同時処理されるようになっています。
もちろん出てくる時も4枚ちゃんと戻ってきますよ。
なので安心して切符4枚で自動改札を通っても大丈夫なんですが、僕が失敗してしまったというのは『使う切符を間違えた』ことにあります。
紛らわしい新幹線の切符
みどりの窓口で株主優待券を使って新幹線の切符を購入した時、係員から渡されたのは5枚の切符でした。
このうち4枚は、さっきも紹介した乗車券2枚+特急券2枚の組み合わせ。
そして残り1枚がこちら。
区間が東京〜金沢と表示され、金額はxxxになっています。
どうやらこの1枚は、結局どの区間を買ったのかがわかるように参考用として発行されただけの切符のようで、自動改札に通しても弾かれてしまうんです。
僕もはじめは切符が4枚も同時に入るわけないと思いこんでいたので、間違ってこの1枚を自動改札機に通して見事失敗したというわけです。
これ、けっこう紛らわしいんだよなぁ。
急いでいる時ほど落ち着いて
使う切符を間違ってしまったところで、正しい切符を入れ直せばちゃんと入場できるので問題ありません。
でも急いでいる時にこれをやってしまうと、きっと混乱してしまいますよね。
ましてや、切符が4枚も同時に自動改札機に通ることを知らない人からしたら、何をどうやったらいいのかわからないはず。
なんだか普段と切符が違うなぁという時はちゃんと事前に確認し、急いでいる時ほど落ち着いて行動したいものですね。