サラリーマンでおすすめのリュックを探しているそこのあなた。
BROSKI & SUPPLY(ブロスキー&サプライ)のHUB3というリュックが激しくおすすめです。(今はHUB4にバージョンアップされています)
- 牛革(合皮じゃありません)
- なのに防水!
- スクウェアタイプでスマートなデザイン
- ビジネス、プライベート両用できる
- それでいてお値段お手頃
これだけ好条件が揃うリュックはそうそうありません。
僕は長い間理想のリュックを探し求めていたのですが、HUB3(HUB4)に出会えたおかげでようやくゴールを迎えることができました。
(2020年9月追記)
HUB3を使い始めて2年が経過して感じる本音レビューもこの後で紹介しています。
この記事の目次一覧
サラリーマンとリュックの組み合わせ
そもそもですが、僕はスーツ+リュックの組み合わせはNG派でした。
サラリーマンは手提げのブリーフケースが標準装備だし、リュックはあり得ないとまで思っていました。
ところが・・・
先日、複業サラリーマンとして活動する僕の通勤カバンの中身を紹介したように、この手提げカバンがとにかく重たいんです。
腕は疲れ、手はマメだらけになるし、雨の日は傘とカバンで両手が埋まり、スマホをいじる時でさえ不便だったんです。
加えて、休日はわざわざガジェット類を別のカバンに移してカフェで作業をするため、荷物の入れ替えも手間だったことも事実。
「やっぱりリュックがいいかな。ビジネスとプライベートで併用できるリュック、でも見た目は高級感が欲しい」
そんなワガママ叶うわけないよね、と諦めかけていたところ、出会ってしまったのがHUB3(HUB4)のリュックだったのです!
HUB3のリュック
前置きが長くなってしまいました、HUB3の紹介です。
スクウェア(四角)タイプのリュックでカッチリした印象を与えるため、ビジネスの場でもなんとか合格点。
しかもこのリュック、素材が革なんですが、なんと防水仕様の特別な革なんです。
だから雨に濡れてもシミにならないんです。
サッと拭き取るだけで、何事もなかったかのような質感が保たれます。
革独特のツヤ感、わかるでしょうか。
適度に革のクタ〜っとした感じがあって、これが最高なんですよ。
合皮はひと目で安っぽさがありますが、HUB3は一切そういうものがありません。
防水仕様の革があるなんて知りませんでした。
熱を逃がす構造
革のデメリットの一つに「熱がこもる」というのがあります。
特に夏場のリュックは背中が汗びっしょりになりますが、革のリュックなんか背負った日には目も当てられない悲惨な状態に・・・。
ところがHUB3の背中側は、厚みのあるパッドが備え付けられています。
背面のメッシュのおかげもあり、ある程度の熱を逃してくれるというわけですな。
HUB3の収納
HUB3に付いている収納ポケットを紹介していきます。
全て合わせると、容量で30リットルくらいになりそうです。
メイン収納
メインはガバッと口が開きます。
背面にはPC収納スペースがあるのと、さらにポケットが2つ付いています。
PCは15インチまで対応。
2つのポケットは文庫本がぴったり収納できる大きさです。
1泊2日程度の着替えは余裕で入ります。
荷物が多い僕には嬉しいことですね。
上部ポケット
メイン収納の手前側を開くと、中は小分けされたスペースが現れます。
メッシュになっているポケットは中身が見えるので、小物を入れておくといいですね。
モバイルバッテリーを縦にして収納したり、手帳を入れてもいいかもしれません。
下部ポケット
リュック前面下部にあるポケットも大きな収納スペース。
小分けポケットなどはありません。
ここに折り畳み傘が入るかも?と思いましたが、微妙にポケットの幅が狭いので、折り畳み傘はさすがに入りません。
が、小物の収納スペースとしては使えますね。
クイックアクセスポケット
リュックを背負ったままでも、右手を伸ばせば開けられるクイックアクセスポケット。
平日、通勤の場合はここに会社のカードキーを収納し、休日は代わりに財布を収納し、すぐに取り出せるようにしています。
このポケットがあるおかげでいちいちリュックを下ろして取り出す手間が省けるので、重宝しています。
というかむしろこのポケットがないとリュックなんて使ってられません。いちいちカバンを下ろして空けて取り出してまた片付けて・・・なんてやるぐらいであれば、手提げかばんのほうがマシです。
防水仕様のチャック
HUB3で使われているチャックは、全て防水仕様になっています。
チャックの上に薄いカバーがあるため、雨に濡れても中に水が侵入しないようになっています。
万全な水対策ですね。
ただし、その分チャックが開けづらい(閉めづらい)と感じる時もあります。
スタイルをキープする2つの秘密
BROSKI & SUPPLY(ブロスキー&サプライ)のHUB3は、見た目をスタイリッシュに保つための2つの秘密があります。
1. 調整ヒモの収納
リュックの肩ヒモの長さを調整して、ダラーンと長いヒモがブラブラするのは格好良くありません。
HUB3には余ったヒモを止めておくためのクリップが付いています。
これのおかげで余ったヒモがピシッと止められるため、見た目がスタイリッシュです。
2. リュックの厚み調整ベルト
実はHUB3の底を見ると、リュックの厚みを調整するベルトが2本付いています。
このベルトがあるおかげで、HUB3にたくさん荷物を入れても、ポッコリお腹のように膨れたリュックにならずに済むのです。
ベルトを締めておけば厚みを抑えることになるので、スリムな厚みをキープできるんですね。
スクウェアタイプのリュックは型崩れが一番の敵なので、こういう地味ながらも効果の高い仕組みは、個人的に評価が高いです。
HUB3の不満な点
おおむね言うことなしのHUB3ですが、いくつか気になる点を挙げておきます。
カバン自体が少し大きめ
約30リットルのリュックですので、大きさは10kgのお米袋と同じくらいです。
電車のシートに座り、膝の上にHUB3を置くと、身長が低めの僕(164cm)だとリュックの高さがちょっと気になることもあります。
取っ手の耐久性が心配
HUB3の取っ手がどれ程の耐久性があるかちょっと不安です。
いや、別に壊れてしまったとか不具合があったわけじゃないです。
なんとなく頼りない取っ手かなというぐらいですが、これはしばらく使ってみないとなんともいえません。
(2020年2月追記)
取っ手はかなり頑丈にできていて、中身がパンパンの時に持ってもちぎれることなく使えています。ただし常に取っ手だけを使っているとさすがに怖いです。
(2020年7月追記)
HUB4は取っ手が頑丈になっているので、よほど重たい荷物を入れない限りちぎれたりすることもなさそうです。
どうしても型崩れする
スクウェアタイプの宿命でしょうか、どうしても型崩れします。
上の写真のように、中央部分が凹んでしまうんですね。
さらにこれを横から見ると、
こんな風に、側面がよれてしまうこともあります。
革自体が柔らかめなので、背負うとある程度の型崩れは避けられません。
長さ調整の紐がズレやすい(2020年2月追記)
カバンが重たいせいか、長さ調整の紐がすぐにズレて長くなってしまいます。
もっとしっかり紐を固定できるようになっていればいんですが・・・
ウェブドミネーターという小道具を使うとがっちり固定できるのでおすすめですよ!
クイックアクセスポケットが閉めづらい(2020年9月追記)
革が柔らかいのとチャックが防水仕様で閉めづらい構造のためか、クイックアクセスポケットを締める時にカバンが一緒にクニャッと曲がり、閉めづらいと感じる時があります。
カバンの中、クイックアクセスポケット側に折り畳み傘のようなしっかりと堅いものが入っていると中で骨の役割になって開閉が楽になります。
色落ち・色移りの可能性(2020年9月追記)
読者さんからご提供いただいた情報で、このリュックを使って白いシャツに黒い色が移ってしまったというコメントを見かけたようです。
僕は2年近くほぼ毎日リュックを使っていますが、これまで色落ち・色移りは確認できていません。
新品特有の現象かもしれず、個体差の問題もあるのでしょう。そこまで神経質にならなくても大丈夫かもしれませんね。
HUB3を買ってからの変化
理想のリュックHUB3を使い始めてからの変化を紹介します。
圧倒的に楽になった
なんといっても通勤がラク!
重さは全く変わってないはずなのに、リュックにするだけでここまで疲労感が異なることに自分でも驚いています。
手のマメが無くなってきた
重たいブリーフケースを使っていた頃の手のマメが、だんだん柔らかくなってきました。
毎日リュックを使うようになった
会社で毎日使い、休日もHUB3も使ってます。字のごとく、毎日使ってます。
私服にも革リュックはバッチリ合うので、コーディネートがスタイリッシュに決まりますよ。
胸筋が衰えた
重たいブリーフケースは、胸筋を鍛える筋トレの役割がありました。
リュックにしたことで、胸筋が衰えてきました。
HUB3(HUB4)を扱う実店舗は少ない(らしい)
BROSKI & SUPPLY(ブロスキー&サプライ)は海外ブランドですが、日本で取り扱う実店舗はけっこう少ないみたいです(店員さん談)。
手にとって質感や細部を確認したい人は、ヨドバシアキバ7階のNAUGHTIAM(ノーティアム)というお店に行けば展示してあります(2018年12月現在)。
しばらく使ってみての感想(2020年2月追記)
このリュックを使い始めて約1年半が経過しましたが、破れも汚れもなく快適に使うことができています。
雨に濡れたことも何度もありますが、防水のおかげでカバンの中に浸透したことは一度もありませんし、もちろん染みも全くありません。
オン・オフ問わず使えるのは本当に便利で、荷物を移動させる手間もなくなったのは快適そのもの。
背が小さい僕(163cm)が電車に座って膝の上にリュックを置くと、本体が大きいため取っ手が自分の口元あたりにまで来ます。
この状態でスマホを使ったり読書すると取っ手が邪魔になるというマイナス点もあるんですが・・・。
都内で使っていても今まで同じカバンを使っている人も見たことがなく、他人と被りたくない人にもけっこうおすすめかと本気で思っています。
BROSKI & SUPPLY(ブロスキー&サプライ)はHUB3以外にも防水仕様のリュックを販売しているので、気になる人は本当におすすめです。
長く使い続けたいHUB3(HUB4)
お店で偶然見かけたHUB3(HUB4)のおかげで、ようやく理想ともいえるバッグに出会えました。
これだけふんだんに革を使った製品なので値段もするに違いないと思っていたら、いい意味で期待を裏切られた驚きを今でも覚えています。
もっと爆発的に広まってもおかしくないクオリティのリュックですが、実店舗の取り扱いが少ないせいか、街中で使っている人をあまり見かけたことがありません。
おしゃれなビジネスリュックをお探しのあなた。
HUB3(HUB4)、おすすめですよ。