リゾートしらかみは予約必須!青春18きっぷで満喫する五能線

こんにちは、青春18きっぷを使い倒すことで有名なパラレルブロガーのゆーすけ(@yusuke_plmrstn)です。

前回から連載でお届けしている青春18きっぷのオススメ旅行の東北編。

1回目の記事はこちらからどうぞ。

1日目は18時間以上の時間をかけて東京から青森まで移動しました。

そして旅のメインでもある2日目は「リゾートしらかみ」「白神山地」「温泉」の3つのキーワードが登場する日です。

それでは青春18きっぷの旅行2日目、張り切っていきましょう!

青春18きっぷの旅行 2日目

今回のメインイベントがたくさん詰まった2日目。たくさんの写真とともに紹介していきますね。

スマイルホテル青森

青春18きっぷ旅行2日目は青森県のスマイルホテルからスタートします。

この日は朝8時10分青森駅を出発するリゾートしらかみに乗車するのでホテルで朝食を食べる時間がありました。

スマイルホテルの朝食

いたって普通のビュッフェをいただき支度をしてホテルを出発します。

リゾートしらかみ(くまげら)乗車

青森駅に到着。窓口で忘れずに青春18きっぷにハンコをもらい2日目の列車移動が始まります。

青春18きっぷの写真

案内板をみるとリゾートしらかみは4番線から出発ということらしい。

ワクワクしながらホームに向かうといよいよ列車とのご対面!

リゾートしらかみくまげら

どどーん!

やっぱりこの角度から撮影するのが一番かっこいい!
撮ってくれる人がいないのでさみしく自撮り。

リゾートしらかみ(くまげら)の内装

リゾートしらかみは列車内装も他とは違っています。
出発まで時間があるので写真撮りまくりです。

くまげらの車内

くまげらの車内

くまげらの車内

リゾートしらかみの車両

リゾートしらかみで運行している列車は2017年8月現在で3種類あります。

  • 橅(ぶな)
  • 青池(あおいけ)
  • くまげら

この3車両が青森〜秋田間を往復しているわけですが、休日や観光シーズンは1日で最大6回運行(青森発3本、秋田発3本)しています。

出発する時間帯によって運行する列車の種類が違ったり、列車内で催されるイベントに違いがあります。

そして今回乗車した青森駅08時10分発のリゾートしらかみ2号はたまたまくまげらが使われていたというわけですな。

ちなみに3種類の列車だと橅(ぶな)が一番新しい車両です(2016年にリニューアル)。

リゾートしらかみは全席指定、予約必須。料金は?

リゾートしらかみは青森〜秋田間の全23駅を走っていますが、どこの駅から乗車しても一律4,950円(乗車券4,430円+指定席520円)です。

自由席はなく全席指定のみです。

しかし青春18きっぷを使うと指定席料520円だけで乗れてしまうという特典があります。

青春18きっぷは5回つづりで11,850円、つまり1日分は約2,400円です。これに指定席料520円をプラスしてもわずか3,000円弱でリゾートしらかみに乗車できるというわけ。

しかも当然ながら青春18きっぷは使い放題のため、例えばリゾートしらかみの指定席を1日の異なる時間帯で複数回予約しておくと、1日で3車両制覇なんてこともお得に実現できます(520円がその都度かかります)。

リゾートしらかみの切符

詳しくは後々説明しますが、僕は今回の旅で上の写真のように同日で時間帯を変えて2回分の指定席を予約しました。

リゾートしらかみのおすすめのシート

リゾートしらかみにはA、B、C、Dの4つのシートがあり、日本海を見渡せるシートは全車両、どの時間帯でもA席です。
(ボックスシートの場合はA席とD席が日本海側) 

Seat

リゾートしらかみについて書かれたブログを見ていると皆さん口を揃えてA席(日本海側の席)をおすすめしています。

景色もいいし写真も撮りやすいメリットからおすすめする理由は理解できるんですが、個人的な感想としては正直どの席でも一緒です。

そりゃもちろん友達同士や家族でワイワイやりながら景色を楽しむんであれば海沿いのA席が一番オススメなんですが、リゾートしらかみ車内はずーっと席に座りっぱなしじゃなくてもいいんです。

車内には連結部やフリースペースなど至る所に窓があり、絶景を写真に収めたいと考える僕のような人間からすると席を立って車内をウロウロすれば指定席に関わらず撮影できちゃいます

なのでもしA席が予約いっぱいで取れなかったとしても他のシートで十分だと思います(あくまで写真が目的の場合)。

リゾートしらかみの指定席の取り方

リゾートしらかみは日本海の絶景が見られるキングオブローカル線と呼ばれるほど全国からマニアが注目する路線(だそう)。

指定席は当日でも買えますが、お盆や観光シーズンに行きたい場合は事前に予約しておかないと満席になります。

指定席は各駅に設置されている指定席販売機、もしくはみどりの窓口で買うことができます。

が、販売機は細かい座席指定ができないので買うならみどりの窓口がおすすめ。

リゾートしらかみ 青森県を出発

時間になり青森駅を出発するリゾートしらかみ「くまげら」。

青森駅から乗車する人は少なかったです。

前日は18.5時間も電車に乗りっぱなしだったくせに、いざリゾートしらかみが出発すればテンションが上がる単純な僕。

青森駅を出発して約30分後に弘前駅に到着しましたが、ここで列車の進行方向が逆になりました。

来た路線を逆戻りして、通過した川部駅というところからメインの五能線に乗り入れるわけですね。

五能線の路線

最初のうちはヒマ

リゾートしらかみは青森を出発してすぐに日本海が見えるわけじゃありません。

途中駅で乗客を乗せつつ内陸を走るので1時間半ほどは田んぼや山の景色がずーっと続きます。

初めのうちはキレイだなーと感動しますが、ぶっちゃけ飽きます。

そんな時は車内に用意されている五能線の観光パンフレットでも見ておきましょう。

くまげらの車内

けっこう情報量が多いので楽しいです。

千畳敷で下車

千畳敷駅で15分ほど停車するので外に出て千畳敷を散策できます。

海沿いの岩が隆起している人気の観光スポットだそう。岩肌がものすごく特徴的な場所です。

千畳敷

もちろん乗車している人のほとんどが下車して散策します。

千畳敷の人

ところでこの千畳敷観光ですが、乗車するリゾートしらかみによっては停車しない号車があるので事前によく調べておくことをオススメします。

ゆーすけ的には「絶対に観光したほうがいい!」といえるオススメの場所です。

360°ビューでも撮影したのでこちらも御覧ください。

絶景!日本海沿岸!

千畳敷を過ぎてからは見どころの1つです。

五能線の景色

くまげらからの五能線

こんな凄い景色は正直見たことがありませんでした。感動です。

どこを切り取っても絵になります。天気もよかったし最高のタイミングでした。

十二湖駅で下車

お昼前に十二湖駅に到着。ここで電車を降りました。

実はこの駅からバスで15分ほど行ったところに、世界遺産白神山地のふもとにある神秘的な「青池」があります。

昔から行きたい場所だったのでせっかくここまで来たなら途中下車して行くしかない!と決めてました。

バス停は駅を降りて道を挟んだところにあります。

十二湖駅のバス停

バスで山道を登り、終点の「奥十二湖駐車場」までいくと青池はもうすぐそこ。

ちなみに十二湖からの運賃は大人1人420円です。

神秘的な青池

お盆シーズンということもあり人でごった返していましたが、念願の青池をとうとう見ることができました!

青池の写真

これ、写真に何も加工してません。自然の色でこんなキレイな青色をしています。

なんで青いのか未だに解明されてないんだとか。

青池の写真

ブナの木が水の中に沈んでなんとも神秘的な雰囲気が出ています。いやぁ来てよかった!

もうね、感動的ですよほんと。早起きして長時間かけて東京から青森まで移動し、こんなキレイなものが見えるなんて・・・。

ここでも360°ビューを撮影したので御覧ください。

帰りのバスの時間までしばらくあるので喫茶「キョロロ」で軽食を食べます。

キョロロの食事

おみやげコーナーも充実しているのでキョロロはおすすめ。

キョロロはこの辺りで唯一の売店なので店内は混雑してます。お土産もここで買えますよ。

ウェスパ椿山で展望温泉

青池から出ているバスで向かったのはさっき下車した十二湖駅ではなくて「ウェスパ椿山」という場所。

実はここには展望温泉なるものがあります。

日本海を見渡せる温泉のようで、時間に余裕があることからスケジュールに組み込んだ場所です。

嬉しいことにウェスパ椿山にも「ウェスパ椿山駅」というリゾートしらかみが停車する駅があるのでここからも乗車できちゃうんです。

ここに温泉があるということはこちらのブログを見ていて知ったんですが、最初は「汗が流せていいかも」くらいにしか思っていませんでした。

日本海を望む観光列車、「リゾートしらかみ」に乗ってきたよ | ロプログ

ところが。

ところが。

ウェスパ椿山の展望温泉

展望温泉、恐るべき絶景の超破壊力!

ウェスパ椿山の展望温泉

こんな露天風呂いままで入ったことがないです!

パックリと開いた天井からは日本海の水平線が一望でき、贅沢の極み。

これで入浴料400円は安い。安すぎる。

ぶっちゃけ夏の強い日差しでお湯に浸かる余裕はほとんどなかったんですが、絶景+温泉の組み合わせを体験できただけでも大満足です。

これ、夕日だともっとすごいんだろうなぁ。

リゾートしらかみ乗車まで時間があるので売店で竜田揚げを買ってぱくつきます。

リゾートしらかみ再び

ウェスパ椿山駅にリゾートしらかみが到着しました。本日2度目の登場です。

指定席券を2枚買っておいたのは実はこのためでした。

1枚目はくまげら乗車用、2枚目はウェスパ椿山から乗車するためでした。

しかも今回は嬉しいことに新型車両「橅(ぶな)」です!

リゾートしらかみブナの写真

内装も最初のくまげらよりもオシャレです。

リゾートしらかみぶなの車内

リゾートしらかみぶなの内装

橅の特徴は内装が他よりもキレイで新しいこともあるんですが、なんといってもORAHOという売店が設置されてること。

売店oraho

カウンターもあるので車窓を眺めつつ優雅に休憩もできます。

ぶなのカウンター席

ぶなで食べるアイスクリーム

道中のアイスクリーム、テンションアップです!

日本海ともお別れ

そうこうしているうちにリゾートしらかみは日本海エリアから内陸に進路転換。これから先は終点秋田までずっと田んぼや緑ばかり。

沈む太陽

でもキレイな日の入りを見ることができました。

晩御飯は比内地鶏の親子丼

秋田駅に到着したのは夜7時前。

お腹もちょうど空いたので秋田名物の比内地鶏をいただくことに。

訪れたのは秋田駅隣接のビルにある「秋田比内地鶏」。親子丼が有名とのこと。

比内地鶏

事前情報では比内地鶏の串もあるということだったんですが、残念なことにこの日は残りの鶏肉が少ないという理由から親子丼のメニューでした。残念。

でも比内地鶏、ぷりっっぷりでうっっまかったです!

比内地鶏の親子丼

ホテル

今夜のホテルは秋田駅から徒歩5分ほどにあるアルファーワン秋田。

睡眠は体力回復のために必須です。

じゃらん宿泊予約 で事前に予約しておきましょう。

翌日の準備を済ませるといつの間にかベッドの上で朝を迎えました。

青春18きっぷの旅 2日目終了

青春18きっぷの旅も2日目まで終了しました。

いやぁ2日目は本当に濃厚な日でした。

リゾートしらかみの車両にテンションが上がり、絶景の日本海に感動し、青池に心を打たれ、展望温泉に魅了され、橅の最新車両に再びテンションが上がり、比内地鶏に舌鼓を打つ。

こんな贅沢は想像していませんでした。何もかも期待以上です。翌日はいよいよ旅行も最終日。いったい何が起こることやら。

3日目最終日はこちらからどうぞ。

ゆーすけ(守屋祐輔)

ゆーすけ(守屋祐輔)

複業サラリーマン

会社員×ブログ×デザイン×講師×投資の5つの働き方・稼ぎ方を実践する複業サラリーマンブロガー ▼複業で立ち上げたご署名ネットではこれまで1,600人以上、11,000点以上の作成実績。TV, ラジオ, 雑誌など出てます。▼経験から学んだノウハウや考え方、自分の人となりがわかる記事をお届けします

FOLLOW

カテゴリー:
関連記事