こんにちは、パラレルブロガーのゆーすけ(@yusuke_plmrstn)です。
別府にある老舗有名温泉「竹瓦温泉」は良質なお湯が人気なだけでなく、珍しい砂湯(すなゆ)を利用できることでも知られています。
せっかく別府に来たんだから砂湯をぜひ体験したい!でも砂湯っていったいどんなものかわからなくて不安・・・
そんなあなたのため、竹瓦温泉の砂湯の利用時間や料金、入り方などなど、たくさんの写真を交えてブログで紹介しますよ!
ちなみに竹瓦の読み方は「たけがわら」だそうですよ。
この記事の目次一覧
竹瓦温泉の砂湯
立派な日本家屋風の建物が特徴的な竹瓦温泉は、数ある別府温泉の中でも人気の温泉です。
竹瓦温泉の砂湯は専用の浴衣を着て砂の上に横たわり、体の上に熱々の砂をかけられます。
ま〜これが体の芯から温まるんですなっ!
僕なんか何を思ってか、夏の時期に砂湯を体験したもんだから、砂から上がった後でも体が熱いままで、汗がなかなか止まりませんでした。
砂湯は入れ替えの時間がある
竹瓦温泉の砂湯は約1時間半ごとに砂を入れ替えるため、砂湯を利用できる時間帯があらかじめ決められています。
砂を入れ替えるとはどういうことかというと、次の写真を見てください。
これは竹瓦温泉の砂湯の写真で、右側に写っているのがまさに砂湯の場所。ここに横たわって体の上から砂をかけられます。
左側にちらっと写っているのは熱々の温泉なんですが、実はここに大量の砂が埋まっています。
このお湯で温めた砂を右側に移動させて砂湯に使ってるというわけ。
砂の温度はだんだん下がるため、約1時間半ごとに左右の砂を入れ替えなきゃいけないんです。
そのため1日のうちに砂湯を利用できる時間帯が決まっちゃってるんです。
竹瓦温泉の砂湯の時間
気になる砂湯の時間帯ですが、平日と休日で微妙に異なりますが、次のようになっています。
平日 | 土・日・祝 | ||
時間 | 人数 | 時間 | 人数 |
08:00 | 8 | 08:00 | 8 |
08:45 | 8. 8 | 08:45 | 8. 8 |
10:15 | 8. 8 | 10:15 | 8. 8 |
12:00 | 8. 8 | 11:45 | 8. 8 |
13:30 | 8. 8 | 13:15 | 8. 8 |
14:45 | 8. 8 | 14:45 | 8. 8 |
16:15 | 8. 8 | 16:15 | 8. 8 |
18:00 | 8. 8 | 17:45 | 8. 8 |
19:30 | 8. 8 | 19:15 | 8. 8 |
20:45 | 8 | 20:45 | 8 |
これは番頭さんに直接聞いた時間帯です。
表の見方としては、例えば平日08時に8と書いていますが、これは08時からスタートする回の砂湯は8人だけ受け入れ可能を意味しています。
竹瓦温泉の営業時間は朝06時30分からなので、08時の回の砂湯に入りたいのであれば遅くても07時50分頃にはお金を払って受付しておかなければいけません。
時間をすぎると次の回(08時45分)まで待たなきゃいけないんです。
じゃあその08時45分の回はどうかというと、人数が「8. 8」となってますね。
これは8人の組が2組まで砂湯を利用できることを意味していて、最初の8人が終了したら次の8人と入れ替わるんです。
自分の砂湯の時間が来たら中に呼ばれるんですが、専用の浴衣に着替え、砂湯に入り、体の砂を落とすために温泉に浸かり、服に着替えて出てくるまで1組40分〜50分はかかります。
そのため、竹瓦温泉の砂湯が1日に受け入れることができる人数はどれだけ頑張っても144人(8人x18組)までの制限があります。
砂湯は早朝か平日が狙い目
時間制限のある砂湯ですが、おすすめの時間帯は早朝(08時の回)だそうです(番頭さん情報)。
当然ながら朝はお客さんが少ないので待ち時間がないのはメリットなんですが、砂が一番キレイな状態で砂湯を楽しむことができるのもメリットだそうです。
せっかく砂湯を楽しむのであればキレイな砂でリラックスしたいところですね。
竹瓦温泉の砂湯は予約することができないため、実際に足を運ぶしか方法がありません。
竹瓦温泉の砂湯の入り方
砂湯の入浴料は建物を入ったところにあるカウンターで支払うんですが、料金は1人1,030円かかります。
僕はタオルも一緒に買ったので、結局ぜんぶで1,300円ほどかかりました。
タオルと浴衣、そして砂湯の整理券を一緒に手渡されます。
所定の時間になると係の人が番号札で呼び出してくれるんですが、自分の番号は砂湯の整理券に書かれてあるのでしっかり確認しておきましょう。
(↑ 券の左上にボールペンで横になった数字の11が書かれてますね)
砂湯は入り口が男女別々になっていますが、中で専用の浴衣に着替え終わり、砂湯会場に入ると男女いっしょの場所につながります。
砂湯に入る前の着替え場所はこんな風になっています。
砂だらけになった体を洗うための簡易温泉が用意されています。
汚れた浴衣を入れる場所やシャワーもあるので安心ですね。
もちろんロッカーも用意されています(100円、返金なし)。
用意された専用浴衣に着替える時は下着を全て脱ぎ、浴衣1枚になりましょう。
満を持して奥の扉を開くと、そこには開放的な砂湯の空間が広がっています。
係の人に案内されるまま砂の上に横たわると、腕・腰・足・胸に順番に砂がかけられていくんですが、体にかかるずっしりした重みがめちゃくちゃ新鮮!
砂に埋まった状態では手足を動かすこともできず、ちょっとした恐怖感とワクワク感、そしてじんわりした熱さが体に染み渡ります。
顔は出ているものの、閉所恐怖症の人はちょっと辛いかもしれませんね。
砂に入ってじっとしていると、膝の裏、足の付け根を汗が伝うのがわかります。
顔もじっとり汗をかいているのがわかり、体の芯から熱くなります。
そうそう、自分が砂に埋まってる姿を写真に収めたい人は、ぜひスマホを中に持ち込んでおきましょう。
係の人が気を利かせて写真を撮ってくれるので、1人で砂湯に入っても安心です。
約10分ほどすると砂湯は終了。
砂を払い、浴衣を脱いで温泉で砂を流し、服に着替えてお終まいです。
シャワーで砂を洗い流すんですが、足元が砂でジャリジャリしているのでちょっと気持ち悪いかも・・・
海の家でシャワーを使う感覚に似ていますね。
砂湯はこんな人におすすめ
実際に砂湯を使ってみて感じたことですが、とても新鮮な感覚を覚えました。
竹瓦温泉は温泉も有名なんですが、一味違った経験をしたい人はぜひ砂湯がおすすめです。
ただし待ち時間が出ることもあるので、時間に余裕を持った人じゃないとダメですね。
雰囲気のあるおしゃれな建物が好きな人にもピッタリの場所といえるでしょう。
こんな人にはおすすめしない
一方、清潔感を求める人には砂湯はおすすめできません。
砂そのものがキレイ汚いじゃなく、専用の浴衣に着替える場所がおせじにもキレイとは言い難いんです・・・。
足元は砂がたくさん落ちているのでジャリジャリして気持ち悪く、泉質のせいなのか、全体的に金属っぽい匂いが充満しています。
潔癖な人にはハードルが高いでしょうねぇ・・・。
一度は訪れたい竹瓦温泉
砂湯に入らないにしても、竹瓦温泉は一度は訪れたいおすすめの場所です。
別府の温泉旅行の訪問先の1つとして、竹瓦温泉を満喫しましょー!