今回は丸の内にあるおしゃれカフェ「CAFE1894」に行ってきました。
レンガ造りの建物の中に広がる壮大な空間。おいしいランチ。おすすめです!
この記事の目次一覧
独特なネーミング
さてさてCAFE1894ですが、独特な名前ですよね。
実はこのカフェ、丸の内に広がる三菱物件のうちの1つなのですが、三菱1号館が創設された当時に銀行として使われていた施設がそのまま使われているカフェなのです。
そのため当時の銀行の雰囲気を残した造りになっているのです。
何も気にしなければおしゃれな空間ですが、細部をよく見ていると銀行の面影を見つけることも出来ます。
CAFE1894のアクセス
CAFE1894は丸の内のブリックスクエアにあります。
ブリックスクエアは東京駅から丸の内口を出て徒歩10分ほどのところにあります。
東京のど真ん中に突如として現れる、木々に囲まれたまさにオアシス、それがブリックスクエアなんです。
東京駅周辺には観光名所となる場所がたくさんあるため、散歩がてらブラブラするのもよさそうですね。
個人的にいいなと思っている東京駅周辺のブックカフェもあり、この辺りは歩いているだけでも気持ちいいです。
さて、大通りに面した側に立派なレンガ造りの三菱1号館があり、CAFE1894はこの建物の中に入っています。
記念にパシャリ
CAFE1894の営業時間
CAFE1894は11時から23時までの営業です。
そのため東京観光に訪れた人でも訪れやすいのがウリの1つ。
しかし考えることはみんな同じなのでどうしても混雑は避けられません。
あらかじめ待ち時間を考慮した上で訪問するようにしましょう。
多少混雑しているくらいであれば待ち時間は15分前後。
かなり待たされてしまう場合は30分〜1時間も覚悟しなければいけません。
お昼ちょっと前に入店できればほとんど待つことなく席に通してもらえますよ。
店内は完全禁煙。マナーを守りましょう。
店内の豪華絢爛な内装が目を引く
さて立派な扉を開けて中に入ります。
するとそこに広がっていた世界は・・・
うぉぉー!これがカフェの中ですかー!
天井高いしキレイだしこの雰囲気はなんだー!!
上の写真の右下に金縁の窓口が写っています。
これが当時銀行として営業していたときの窓口なのです。
当時使われていた銀行の一部を残しているんですね。
このおしゃれな雰囲気のため、ドラマや雑誌の撮影にもよく使われているようです。
CAFE1894がドラマ撮影で使われたのは例えば半沢直樹や相棒など有名なもばかり。
ドラマ以外でも雑誌の撮影で取材が絶えることはありません。
レトロなものが好きな僕にとってこのお店の雰囲気はたまりません。
ちなみに、みなさんは半沢直樹、みましたか?
CAFE1894の特徴
CAFE1894は見た目に特徴があるだけでなく、細部にもこだわりを持って建築された建物です。
たとえばまず目を引くのは天井の高さ。
8メートルにもおよぶ高い天井が特徴ですが、開放感あふれる空間は当時銀行として使われていた時に「どうやって照度を確保するのか」が問題になりました。
まだ電気が発達してない頃でしたのでガス灯が主流でしたが、ガス灯では十分な明るさが確保できなかったんですね。
さらにCAFE1894ではBGMが一切ありません。(夜はあります)
店内に入って感じる独特な落ち着いた雰囲気はBGMによる人工的な音ではなく料理を楽しむ人達の話し声が生み出す自然のBGMによる効果なのかもしれませんね。
CAFE1894の客層
この日はランチ時ということもあり、CAFE1894を利用しているのは年齢層を問わないカップルが多く、女性同士のお客さんもたくさんいました。
中には子連れの家族の姿もあり、老若男女問わず利用できるお店のようです。
夜の営業になると雰囲気がガラリと変わるようなので、また近いうちにリサーチしてみます。
ランチをいただきました
休日のお昼時ということもあって混雑しているかと思ったら10分ほど待ってから席に案内されました。
店内は女性客が多いですね。
ランチは3種類あります。
じっくり煮込んだハヤシライス
CAFE1894ガーデンプレートランチ
魚介を使った丸の内ナポリタン
どれもおいしそうなのですが、迷った挙句に一番最後の丸の内ナポリタンを注文しました。
待つこと5分、まずサラダが運ばれてきます。
ドレッシングがしっかりきいていておいしいです。
そしてメインの魚介ナポリタン。
こいつが絶品でした!
濃厚なソースに魚介の風味が加わり、想像していたナポリタンの味とは全く違いました。
皮ごと食べられるエビの香ばしい香りに太麺のパスタがよく合います。
コクのあるソースにフランスパンをつけて食べてもグッド!
久しぶりにおいしいパスタに出会えた瞬間でした。
記念日などにもおすすめ
CAFE1894は特別な記念日にもオススメしたいお店です。
あいにくコース料理が4人以上でないと受け付けてもらえないため、カップルや夫婦で利用する場合はアラカルト(単品)で頼むしかありません。
事前に予約しておけば、アラカルトで予約注文しておいたメニューをコースのように順番に持ってきてもらうことも可能。
さらに、追加料金(1,500円〜)を払うことで、記念日や誕生日の特別なデザートプレート(チョコレートのメッセージも可能)も用意してもらうことができます。
これは絶対に利用すべきですよ!
料理のボリュームに注意
アラカルトでオーダーする場合、ボリュームに注意したほうがいいです。
サラダやスープは基本的に2人分のボリュームで提供されるため、人数分の料理を注文するとどえらいことになってしまいます(ボリューム的に)。
サラダ(ジヴェルニーのガーデンサラダ)に至っては明らかに3人分のボリュームがありました。
なんとか最後まで食べきりましたが、他のテーブルを見渡してみると、同じようにジヴェルニーのガーデンサラダを食べ終えるのに四苦八苦している人を多く見かけました・・・。
電話で予約するときに、おそらく店員さんがボリュームに関しては注意してくれると思いますが、念の為注意しておきましょう。
食後のデザートはエシレ・メゾン デュ ブール
おいしい食事と豪華な雰囲気に満足したら、ぜひ同じブリックスクエア内にある「エシレ・メゾン デュ ブール」に行ってみましょう。
このお店はバターの中で最高級品とされるエシレバターをたっぷり使った洋菓子専門店。
1つ300円もする高級フィナンシェやマドレーヌを店舗販売しています。
お値段は確かに高いんですが、ぜひ他の洋菓子にはない香ばしいバターの香りを楽しんで欲しいんです!
こちらの「エシレバターの店舗を訪問!お値段はするけど大満足です」で詳しく紹介しています。
三菱一号館の歴史を知る
オシャレスポットとして有名な三菱一号館ですが、その歴史を知れば知るほどCAFE1894のことも深く理解できるでしょう。
ビル建築から現在に至るまでの情報がまとめられています。
丸の内の観光スポットとしてもおすすめ
東京に来たらぜひ訪れて欲しいスポットの1つです。
建物の豪華さに加えて食事のおいしさがマッチしていて贅沢なひと時を過ごすことができました。
この辺りは歩いていてもおしゃれな建物が多いので観光にはもってこいの場所です。
東京はビル群のイメージが強いですが、無機質な場所だからこそ自然や古き良きものを残そうという気持ちが強いのもまた特徴ですね。
また訪問したいものです。
CAFE1894
住所:東京都千代田区丸の内2-6-2 三菱一号館
営業:11:00~23:00(L.O.22:00)日曜営業
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