男性のみなさま、毎朝のひげ剃りって面倒じゃありませんか?
僕のプロフィール写真を見ていただくとわかるとおり、僕はヒゲがありません。ありませんというか、ヒゲ脱毛して今のつるつる状態になったのです。
ネット上にはヒゲ脱毛をした人の体験記がいろいろあると思いますが、僕なりに感じたヒゲ脱毛の感想をお届けしたいと思います。
この記事の目次一覧
濃いヒゲに対するコンプレックス・悩み
学生は服装や髪型が自由なため、伸ばしていても誰も何も言いません。
そのためそれほど頻繁にヒゲを剃ることはありませんでした。
一番右が学生時代の僕。
口ヒゲはそれほど目立ちませんが、アゴヒゲを伸ばしてますね。
会社員の大変なところは毎朝ヒゲを剃らないといけないことです。
僕はヒゲが濃い方だったのでシェーバーで剃っただけではうっすらヒゲが残ってしまいます。
午後にはすでにザラザラし始めるというヒゲの生命力の高さ。
僕はだんだん自分のヒゲの濃さをコンプレックスに感じるようになっていました。
仕事で人と会う時、プライベートの時も関係なく、濃いヒゲが周りから見られているような感覚でした。
ヒゲを薄くする方法?
ヒゲが薄くなる、少なくなると言われる商品も試してみました。
たとえばこれ。
通販サイトで販売されていた「プレミアムアフターシェーブローション」というものです。
これは脱毛効果を期待するものではなく、ヒゲが生えるのをある程度おさえるというもので、人によってはヒゲが細くなったということもあるようです。
最初はたしかにヒゲが伸びるスピードが落ちたなと感じることができましたが、しばらくするとその効果も無くなります。
しかも細くなるなんて感じはありませんでした(個人的感想です)。
さらにこれは抑毛効果だけを期待するローションのため、どちらにしてもヒゲは剃らなくてはいけないんですね。
肌ダメージの改善効果もあるとうたっていますが、荒れた口周りをもつ僕には合わないローションでした。
わらにもすがる想いでヒゲ脱毛
ヒゲ剃りが本当に嫌になりコンプレックスにまでなっていた僕にとって残された方法は脱毛しかありませんでした。
荒れた口周りを治したいという思いはありましたけど、何よりもコンプレックスを解消したいという気持ちが大きかったです。
ヒゲ脱毛の経過写真
あれこれ書くより証拠を見たほうが早いですね。
2012年2月
僕がヒゲ脱毛を始めたのは2012年の2月頃。
脱毛を始める前にコンプレックスに悩まされていた頃の写真がこちら。
当時で27歳。
今よりも全然老けて見えます。
右側の写真は髭を剃ったあとの状態ですが、剃ってこの状態ですよ!?
最悪です。不快極まりないですし、周囲からも心配されるほどです。当時の嫌な思い出がよみがえります。
(見ていて不快に感じてしまったら申し訳ありません)
この時が一番ひどく口周りが荒れていたときですね。
2012年9月(照射5回〜6回後)
脱毛を開始してだいたい半年後の2012年9月頃。
ヒゲはまだ目立ちますね。
薄くなった気はしますが、しつこく残っています。
2013年8月(照射15回後)
脱毛開始から1年半後がこちら。
鼻の下がちょっと黒っぽい感じはありますが、けっしてヒゲが濃い部類ではなくなってますね。
アゴ周りはほとんどヒゲがなくなりました。おおよそ満足できる部類になります。
ここまでくるのに1年半かかっています。
この頃になるとヒゲ脱毛の恩恵を強く感じるようになります。
ひげそり時間が短縮されただけではなく、肌ダメージがなくなってコンプレックスがどんどん解消されてくる実感があります。
2016年頃(照射26回後)
2016年当時、この頃は3日〜4日に1度だけシェーバーで10秒くらいササッとなでるだけでヒゲソリが完了してしまいます。
写真は2016年3月に青春18きっぷで姫路城に行った時の写真です。
この時はヒゲを剃らずに3日目くらいの様子で、シェーバーやカミソリ無しで旅行にいっても全く問題ありません。
一番最初の頃と比較すると奇跡としかいいようがありませんね。
この頃でも半年〜1年に一度のペースでレーザー照射を続けています。
2021年(累計40回ほど照射)
2021年の写真がこちら。
ツルンツルンです。
僕はヒゲが濃かったので今の状態になるまでにかなり時間がかかりましたが、それでも根気よく通い続けることで結果がついてくるものだと感じました。
朝はシェーバーで5秒ほどなでるだけでツルツルなので快適そのもの。
でも実はこんな状態でもヒゲは生えてくるんですよね・・・。生命力強すぎます。
今では2年に一度ぐらいの照射ペースになっています。
僕が利用しているのは湘南美容外科の無制限コース(詳細は後述)なんですが、こんなに長く通っていることに驚かれることもあります。
ヒゲ脱毛は痛い
ヒゲ脱毛は専用のレーザーをヒゲに照射します。
照射1発で1cm四方ほどの範囲しか効果がないため、すこしずつ位置をずらしながら口周りをまんべんなく処理します。
口周り全て照射するには70発近く繰り返すことになります。
ヒゲ脱毛を調べている方がよく目にするのは「ヒゲ脱毛は痛い」という情報ではないでしょうか。
そうなんです、レーザーを照射すると激痛が走ります。
まるで輪ゴムを思いっきり引っ張ってパッと離されるゴムパッチンの衝撃に似ています。
ヒゲが薄い部分はそれほど痛みはありませんが、口周り、特に皮膚が薄い鼻の下に照射する時が痛みのピークです。
ヒゲが減ってくるにつれてだんだん痛みが少なくなり、自分自身も慣れてくるためだいぶマシになりますが、照射後はいつも涙目でした。
ヒゲ脱毛後の腫れの様子(閲覧注意)
照射後は赤く腫れ上がります。
肌の弱さに個人差があるのですぐに腫れが引く人もいれば一日中うっすらと赤みが残る人など様々ですが、僕はかなりひどい部類の人間のようです。
照射後はアイシングをしてもらえますが、焼け石に水。
照射したその日は赤みが全く引かず、マスクをして過ごしていました。
写真は脱毛を開始してまだ日が浅い頃の照射後の様子です。
ヒゲが多いためかなり赤く、というか紫っぽく腫れ上がっています。
ここまで腫れる人はそうそういないかもしれないですね。
ヒゲが減ると赤みは少なくなりますが、全く赤くならないということはありませんでした。
上の写真は脱毛開始後10ヶ月が経過した時の照射直後の様子です。
最初の頃と比べるとだいぶマシになっていますが、それでも赤いですね。
そして2016年3月。ほぼヒゲが無くなった時に照射した直後の様子がこちら。
うっすら赤いですが、1時間もすれば赤みは引いてしまいます。
なんかだんだん若がっているのが自分でも不思議です。
ヒゲ脱毛の流れについて
ヒゲ脱毛の流れは次のような感じ。
(個人差があります)
1. クリニックでカウンセリングを受ける
2. テスト照射し、レーザーの強さを確認
3. まんべんなく照射
4. 照射後、1週間〜2週間でヒゲが抜け始め一時的にツルツルになる
5. 抜けたヒゲが再び生え始める
6. ヒゲが生えそろう1ヶ月後を目安に再びレーザー照射し毛根を破壊。3. に戻る
ヒゲは体毛の中でも生命力が非常に高い毛のようで、毛根を破壊しても時間が経つと再び生えてきます。
そして生えてきた頃に再び毛根を破壊し、それが再生して破壊して・・・を繰り返します。
そうすることでだんだんヒゲが生えるサイクルが遅くなり、生えてきたとしても細いヒゲになり、目立たなくなるという仕組みです。
時間をかけて付き合っていくしかないんですね。
ヒゲ脱毛は永久脱毛ではない
ちなみにですが、ヒゲ脱毛は永久脱毛ではありません。
これはどこの医療機関でも同じことをうたっています。
あくまで生えるサイクルを遅くするだけのことで、永久的にヒゲが生えなくなるということはどこの機関でも保証していません。
つまり個人差はあるものの、すっかりヒゲが抜け落ちてしまったと思っても数ヶ月たつとまたヒゲが生え始めることがあるというわけです。
なので僕もヒゲは細くなって伸びるスピードもかなり遅くはなっていますが、今でもヒゲは生え続けているというわけです。
ちなみに2021年5月現在。
テレワークが浸透してマスクが通常装備になったことを利用し、あえてヒゲを3週間剃らずにいた状態がこちらです。
チョロチョロとしたヒゲが生えていることがわかります。随分間隔が空いてしまったとはいえ、定期的に照射を続けてもやっぱりヒゲは生えてくるんです。
特に口の両端と下唇の下側のヒゲの生命力が強いと感じますね。
ヒゲ脱毛の苦しみ・悩み 泥棒ヒゲ
ヒゲ脱毛で本当に辛いのは照射の痛みでもなく、照射後の赤い腫れでもありません。
照射後、ヒゲが抜け落ちるまでの期間が一番たいへんで辛い時期です。
今までヒゲ脱毛を経験した方は『あぁ、あのことか』と理解してもらえることでしょう。
毛根を破壊されたヒゲは硬さを失ってやわらかくなります。
ヒゲは持ち前の硬さがあるおかげで皮膚をつきやぶって生えてくるわけですが、毛根が破壊されたヒゲはそれだけのエネルギーがないため皮膚の外に出ること無く皮膚の中に残ります。
ようするにレーザー照射したあとのヒゲの燃えカスが皮膚の中に残ってしまうわけです。
毛根が再生して皮膚の中に残った燃えカスを押し出してツルツル状態になるまでの約2週間は皮膚の中に残った燃えカスが黒く見えるので泥棒ヒゲ状態になり、脱毛前より一時的にヒゲが濃くなる期間があります。
これは接客業をしている人だとかなり大変だと思います。
ずっとマスクをしたまま過ごせる場合は大丈夫でしょうが、そうもいかない時もあります。
せっかく脱毛したのに前よりもひどくなっている!とさえ感じることでしょう・・・。
周りは別に気にしてないよ、と割り切れる人なら大丈夫でしょうが、もとからヒゲにコンプレックスを感じていた自分にとって、一段とヒゲが濃くなるこの時期は相当つらかったです。
しかしこれは誰もが通る道。耐えるしかありません。
マスクを肌身離さず持ち歩くか、気持ちを前向きに持つか、気合で乗り切りましょう!
ヒゲ脱毛の照射回数の目安
ヒゲ脱毛は1回だけのレーザー照射だと全く意味がなく、定期的に照射し続ける必要があります。
5回、6回、人によっては10回以上かかるみたい。
ちなみにですが、照射スタートから満足のいく結果(約1年半後)になるまでには15回前後の照射でした。
もちろん個人差がでてくるところですが、時間と回数が必要ということは覚えておいてください。
2020年現在では通算40回ほど照射していますが、それでもしつこくヒゲは生きています。
ヒゲ脱毛のおすすめクリニック
僕がお世話になっているのは「湘南美容外科クリニック」です。
どうして湘南美容外科にしたかというと、2012年当時は期間無期限で照射し放題プランを約4万円でやっていたから。
1回の施術につき1万円ほどとられるのが相場だったため、長期的に通う覚悟を決め湘南美容外科クリニックを選択しました。
今ではすっかり男性のヒゲ脱毛の知名度が高くなり、湘南美容外科では1回〜6回のセット照射プランに変更されています。
ちなみに、無期限の頃に申し込みをした僕は、制度が変更された今でも無期限で照射し放題のプラン適用のままです。(湘南美容外科に確認済みです)
ヒゲ脱毛の費用対効果を考える
かなりヒゲが濃かった僕は約15回の照射でかなり満足できるまでに脱毛できました。
これからヒゲ脱毛を検討する人にすれば、上で紹介した6回セット(30,350円)を3セット(91,050円)する計算となり、ヒゲ脱毛に約10万円かけることになります。
決して安い金額ではないですが、ヒゲ脱毛経験者の僕に言わせると10万円なんて軽く元を取ってそれ以上に費用対効果があると思っています。
ヒゲがツルツルになって得られたものは
- 自信
- 毎日のひげ剃りからの開放
- 美肌
- 若く見られる
です。
自分にとって最も価値があるのは『1. 自信』でした。
脱毛前は荒れた口周りをさらに剃り続けていたため、肌が黒ずんで色素沈着していた状態でした。
正直、今後一生治らないかもと絶望していましたし、周りからの見た目も気になるし、このヒゲと一生付き合っていくのは憂鬱でしかありませんでした。
ヒゲがなくなった今では色素沈着も自然に治り、スッキリした口周りに戻りました。
そして自分に自信を持てるようになったんです。
あとは『2. ひげ剃りからの開放』にも大満足です。
毎日のひげ剃り時間がなくなるので、仮に1回5分かかっていたとすると、5分×365日=1,825分(約30時間)の節約になりますね。
朝の忙しい洗面時間が大幅に短縮できて快適です。
肌荒れが解消されて『3. 美肌』になりましたし、そのおかげとヒゲがないことで『4. 若く見られる』ことにも繋がります。
ヒゲ脱毛のまとめ
ヒゲ脱毛のメリット
・自分に自信が持てるようになる
・朝の時間節約になる
・肌がキレイになる
・若く見られるようになる
・ヒゲソリのジェル代、カミソリ代の節約になる(微々たるもの?)
ヒゲ脱毛のデメリット
・お金がかかる
・時間がかかる
・痛みに耐える必要がある
・レーザー照射後の泥棒ヒゲに耐える必要がある
・男の渋さが減る(人によって感じ方に差はあります)
ヒゲ脱毛を検討している人、興味がある人の参考になれば幸いです。
お金には変えられない大きなメリットと満足感があります。
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