Kindleで漫画を読みたい人はカラー版を購入することをおすすめします。
なぜかって?
読んだ時の満足感がモノクロと比べると圧倒的に大きいんです。
電子書籍のメリットを最大限に活用できるカラー漫画のおすすめポイントや、逆に読む時に注意したほうがいいことなど自分なりに感じることを紹介します。
この記事の目次一覧
漫画のクオリティが格段に上がる
カラー漫画はモノクロと比べると画のクオリティが格段に向上します。
色が入るだけでこんなにも違うの!?と驚くこと間違いなしです。
もともと画力が高い漫画家さんの場合はカラー版になった時の相乗効果がすごく、ストーリーにぐいぐい引き込まれること間違いなしです。
例えばこちらは『ジョジョの奇妙な冒険』の一コマをモノクロとカラーで比べたもの。
ジョジョの奇妙な冒険 4巻P24:ジャンプコミックス荒木飛呂彦
ジョジョの奇妙な冒険 4巻P24:Kindleカラー版ジャンプコミックス荒木飛呂彦
同じコマでも色があるだけで見栄えが随分違いますね。
色の濃淡もきちんと塗り分けられていて、服や皮膚のテカリもきれいで、背景も迫力がすごいです!
カラー版は見開きページもきちんと描写があり、画が切れないという特徴もあるんです。
描写がわかりやすい
カラーになると漫画は読みやすくなります。
モノクロの細かい描写は「ん?ここどうなってるのかな?」と感じる場面でも、カラーになって色分けされると描写がクッキリしてくるんです。
『ジョジョの奇妙な冒険』の一コマで比較してみます。
ジョジョの奇妙な冒険 3巻P157:ジャンプコミックス荒木飛呂彦
ジョジョの奇妙な冒険 3巻P157:Kindleカラー版ジャンプコミックス荒木飛呂彦
ディオ(右)の攻撃からツェペリ(左)を守るジョジョ(中)を描くシーンですが、カラーのほうがわかりやすいですよね。
腕が交差する付近の様子がよくわかるだけじゃなくて、ツェペリの右腕がケガをしていることもよくわかります。
色が付くと丁寧に書き込まれた描写レベルの高さに驚くシーンがたくさんあるんです。
じっくり読み込むようになる
モノクロの漫画って文字を適当に流し読みすることありませんか?
これがカラーになると画の細部まで目がいくようになり、自然と文字を丁寧に追うようになったんです。
今まで以上にストーリーが理解できるようになるだけでなく、漫画を深く楽しめるようになりました。
全ページが巻頭カラー!
ちょっと日本語がおかしいですが、全てのページが巻頭カラーなんですよ!?
この嬉しさ、伝わるでしょうか?
雑誌の巻頭カラーってわずか数ページですが、読むと得した気分になります。
色が付いて豪華だなぁとかキレイだなぁとか感じるわけですが、それが全ページにわたって続くわけです。
読んでる間ずっと嬉しいし楽しいんです!
いろいろとメリットを紹介したんですが、電子書籍のカラー漫画の一番のメリットはウキウキ・ワクワクする気持ちで、モノクロを読む時以上の満足感があるんですよね。
下の悟飯のコマなんて感動ですよ!
ドラゴンボールは書き込みレベルが半端なく高いのでカラーの恩恵を最も受ける作品の1つで、世代の人はオシッコちびっちゃいそうな程に感動ですよね!
ドラゴンボール 34巻P164:Kindleカラー版ジャンプコミックス鳥山明
値段以上の満足感がある
Kindleでカラー漫画を購入すると、モノクロ電子書籍で購入するよりも約100円高くなります(例:モノクロ400円、カラー500円とか)。
1冊買うだけなら100円くらいまぁいっかとなるものが、長期連載の漫画だと冊数が増えて金額も大きくなります。それでもカラー漫画はお値段以上に価値があると感じるんですよね、不思議なものです。
例えば僕はジョジョが好きでよく読むのですが、スタンドが色付けされているだけで買ってよかったなと思えるわけです。カラーが非常にリアルでお得感満載に思えるんです!
スタープラチナ:ジョジョの奇妙な冒険3部6巻P60:ジャンプコミックス荒木飛呂彦
シルバーチャリオッツ:ジョジョの奇妙な冒険3部3巻P40:ジャンプコミックス荒木飛呂彦
ザ・ワールド:ジョジョの奇妙な冒険3部15巻P135:ジャンプコミックス荒木飛呂彦
クレイジーダイヤモンド:ジョジョの奇妙な冒険4部5巻P56:ジャンプコミックス荒木飛呂彦
ザ・ハンド:ジョジョの奇妙な冒険4部8巻P190:ジャンプコミックス荒木飛呂彦
キラークイーン:ジョジョの奇妙な冒険4部11巻P49:ジャンプコミックス荒木飛呂彦
ゴールドエクスペリエンス:ジョジョの奇妙な冒険5部2巻P93:ジャンプコミックス荒木飛呂彦
スティッキー・フィンガーズ:ジョジョの奇妙な冒険5部7巻P169:ジャンプコミックス荒木飛呂彦
パープルヘイズ:ジョジョの奇妙な冒険5部5巻P156:ジャンプコミックス荒木飛呂彦
D4C:ジョジョの奇妙な冒険7部18巻P6:ジャンプコミックス荒木飛呂彦
カラーリングがこうなってるのかぁとか、ザ・ワールドかっこいい!とか、ボスキャラのスタンドかっこいいのばっかりじゃない?とか、カラーだからこそ気付くことも多いわけです。
たったの100円だけ高くなる、されど100円・・・捉え方は人それぞれですが、お買い得感や新しい気付きなど総合的に考えると非常に安い買い物に思えてきます。
Kindleアプリで読むのがおすすめ
個人的に漫画はスマホやタブレットのKindleアプリから読むのがおすすめです。
いちいちKindle端末を取り出すのが面倒ですし、電車の中や移動中でもすぐに取り出して読めるんですよね。
タブレットサイズなら横にして見開きで読むとちょうどいいです。
デスノート7巻 P26-P27:Kindleカラー版ジャンプコミックス大場つぐみ
スマホだと縦で1ページずつ読むことになりますね。
ただし、iPadは高解像度のRetinaディスプレイを搭載して画面も大きいことから、縦にして1ページずつ読むと画の輪郭が多少ボケます。
ストーリーを楽しむ上では全く問題ありませんが、気になる人は注意しましょう。
カラーゆえの注意点
漫画がカラーになって気をつけなければいけないのはグロテスクな表現のある時です。
ちょっと過激なシーンもばっちり色付けされているので、グロ耐性がない人は抵抗を感じることもしばしば。
『ジョジョの奇妙な冒険』は屍生人をメタメタにやっつけるシーンがありますが、肉が裂けるシーンがリアルすぎて「ひぇ・・・」となったこともありました。
全ての漫画がカラーになっているわけではない
Kindleで販売されている電子書籍漫画の全てがカラー化されているわけではないので注意が必要です。
デスノート、ジョジョは上で紹介した通りですが、他にも
- HUNTER x HUNTER
- ワンピース
- ドラゴンボール
- るろうに剣心
- 寄生獣
- 銀魂
- 遊戯王
- 幽遊白書
- ドラえもん
- NARUTO-ナルト
- To LOVEる
- 食戟のソーマ
- 魔人探偵脳噛ネウロ
- かぐや様は告らせたい
- ゆらぎ荘の幽奈さん
- シャドーハウス
などなど、聞いたことがあるタイトルはカラー電子書籍が出ています。気になるタイトルはクリックしてみてください。
ただし、『進撃の巨人』『鬼滅の刃』はカラー化されてなく(2021年2月現在)、ファンにとってはちょっと残念ですね。
モノクロよりも販売が遅い
カラー版のKindle漫画はモノクロよりも販売時期が遅れます。
例えば『ワンピース』を例にすると、2020年3月現在のモノクロ最新版は95巻ですが、カラーは86巻が最新なんですね。
完結したものを購入すれば一気読みできますね。幽遊白書 9巻P85:Kindleカラー版ジャンプコミックス冨樫義博
個人的におすすめの漫画
今まで買った中でおすすめしたい、もしくはこれから買いたいと思っているおすすめカラー漫画を紹介します。
デスノート
高い画力がカラーで活かされます。12冊と比較的短いのでまとめて買ってもお財布に優しい。
ジョジョの奇妙な冒険
超大作!絵柄が苦手な人もカラーなら大丈夫?
ワンピース
モノクロではわかりづらい複雑な書き込みがカラーで映えます。
ドラゴンボール
迫力の戦闘シーンと高い画力に圧倒!
るろうに剣心
キレイな描写と戦闘が迫力満点。
幽遊白書
画もストーリーもおもしくろく、ハマります。
かぐや様は告らせたい
絵がかわいく、会長とかぐや様のやりとりが面白いです。
漫画はKindle電子書籍カラー版で!
Kindleのカラー漫画は一度読むとハマりますよ!
試し読みをうまく活用したいですね。