個人の発信力を鍛える!
ブログやSNSを駆使し、届けたい人に届けたい情報が届く人になる!
私が推奨する複業2.0において、個人の情報発信力はとても重要な位置を占めます。
落合さんのセミナーでは今後の複業を加速させる上で役立つ情報が盛りだくさんでした。
そこで自身の頭の整理もかねて、セミナーの要所をまとめました。
落合正和さんの詳しいプロフィールはこちらを御覧ください。
この記事の目次一覧
発信力を鍛えると人生が変わる
情報発信の力があったからこそ、今の落合正和さんがいるということ。
実力以上の人に会うことができたり、とんでもなく能力の高い人と一緒に仕事ができたり、昔から憧れのアナウンサーに会えたりなどなど、全ては発信力のおかげだというじゃありませんか。
ただし、発信力を勘違いしちゃいけません。
- たくさんPV(アクセス)がある
- たくさんいいね!がある
- 知名度が高い
実はこれらがあるからといって、必ずしも発信力があるというわけじゃありません。
伝えたい人に、伝えたいことが、伝えたい通りに伝わる力、これこそが真の発信力なんです。
この話を聞いてアフィリエイトのことが頭をよぎりました。
アフィリエイトで成約を狙う場合、どうしてもPVが多いほうが有利だと考えます。
もちろんPVが多いに越したことはないんですが、実は本当にその商材や情報が必要な人に記事が読まれれば、たとえ10PVでも成約してしまうんですよね。
まさしく「伝えたい人に、伝えたいことが、伝えたい通りに伝わる力」の通りですね。
自分メディアを構築する
真の情報発信力を身につけるために抑えておかなきゃいけないポイントがあります。
ずばり「自分の立ち位置を明確にする」ことと「ペルソナを設定する」ことです。
自分はどんな人間で、どんな情報を発信するかを明確にすることが「立ち位置の明確化」。
そしてその情報はどこの誰に届けたいのかを決めることが「ペルソナの設定」です。
自分の立ち位置を明確にする
下の図は自分の立ち位置を決めるための参考図です。
自分がどういうポジションで情報発信したいかにより、A・B・C・Dの4つの領域に分類されます。
このうち、A・B・Dが私たち一般人が獲得できる発信ポジションです。
Cは芸能人や著名人のように、最初から一定数の知名度がある人向けのポジションです。
A(講師型xアカデミック)
専門家や教師などの立場から「◯◯はxxだ」という具合で、一方的に情報を提供するポジションがAです。
コメントやいいね!は少なめですが、高単価商品の成約につながることも多いポジションです。
落合さんがまさにこの立ち位置にいらっしゃいます。
- エビデンスが最重要
- 数字で語る
- ニュースに反応する
- 他の人とはちがう独自の意見、分析を持つ
- ウェブサイトの色は青一色(ビジネス色は絶対に青)
- 顔出し必須
- 読者さんの知識欲を満たすこと
必要とされる知識や情報を常に勉強し続ける必要があり、なんでも知っておかなければいけないポジションです。
B(アカデミックx寄り添い)
読者さんに徹底的に寄り添い、共感し、悩みを一緒に解決していくポジションがB。
時には友人のようにアドバイスをしたり、相談に乗ったり、共に成長していく立場です。
- コンテンツにもプロフィールにもストーリーが最重要(共感力)
- 徹底して読者に寄り添う
- お金持ちアピール厳禁
- 図解、写真でわかりやすく表現。イラストが描けると強い
- 読者さんの悩みを解決する
信頼を構築するまでは時間がかかりますが、一度信用を得るとディープなファンがつき、仮に世間から叩かれるようなことがあっても心強い味方になってくれます。
C(講師型xエンタメ)
芸能人や有名人など、はじめから顔が売れて知名度のある人向けのポジションなので、私たち一般人は到達不可の領域です。
到達することができれば、例えば「今日はこれ食べたよ〜」「かわいいバッグ買いました」という日記記事を書くだけで大量のいいね!が集まる、まさに入れ食い状態の無敵のポジションを確立できます。
素人がこのポジションを目指すぐらいなら、始めから芸能人を目指したほうが早いんだとか…
D(寄り添いxエンタメ)
企画力が試されるポジションで、読者さんに近い立場からワクワクする企画や情報を発信して他人を魅了する人たちです。ユーチューバーがいい例ですね。
- 企画が最重要
- 流行を逃さない
- キャラクターが作れれば顔出ししなくてもOK
- 親しみやすいニックネーム
- 読者さんを楽しませること
新しいことが好きだったり、他人を楽しませることが好きな人にはぴったりの場所です。
さて、それぞれの特徴はわかりましたが、問題は自分がどこに属するのかということ。
私はこのブログにおいて様々なポジションから情報を発信しています。
落合正和さんがおっしゃる「立ち位置」というのは、言い換えると会社でいう経営理念に似ているのかなと感じました。
どんな考え方で会社が在り、どうやって社会に貢献し、どんな仕事をするのか。
これを個人メディア、例えばブログに置き換えるなら、何のためにブログを書き、読者にどうなって欲しいと考え、どういう記事を提供するかを考えればいいんです。
私は、読者さんの人生が少しでも良くなるためのきっかけ作りをする存在になりたいと考えてこのブログを運営しています。
テーマごとにブログをわけて記事を公開していますが、根底にある共通する部分はそこなんです。
ポジションでいうとA(講師型xアカデミック)、もしくはB(アカデミックx寄り添い)に近いかなと思います。
ペルソナを設定する
情報をどこの誰に届けたいのか、細かく分析することをペルソナといいますが、具体的であれば具体的であるほどいいとされています。
- 基本情報(年齢、性別、居住地など)
- 職業(大学・学部、業種、役職、最終学歴)
- 生活パターン(起床、通勤、勤務、就寝の時間、外食or自炊、休日の過ごし方)
- 性格(価値観、物の考え方)、生活での実感(困っていること、興味があること)
- 人間関係(恋人・配偶者・子供の有無・家族構成)
- 収入、貯蓄性向
- 趣味や興味(インドアorアウトドア、友人間での流行など)
- インターネット利用状況・利用時間
- 所持しているデバイス
- 流行への感度
ブログであれば、記事を書く時にこれらの情報をパソコンの横に置き、常に意識しながらたった1人の人向けに書くと「刺さる文章」になります。
誰にでもできる簡単なことですが、実は実践してる人は少ないんだとか。
ここ、その他大勢と差を広げるポイントですね!
刺さる文章であれば、たった1記事投稿しただけで検索上位を狙うこともできるんだとか。
ブログを長年続けているといわゆるドメインパワーが強くなって上位表示に優位に働くという考えがありますが、最近はドメインパワーもそれほど関係なくなってきているようです。
自分メディアの全体像
個を発信する自分メディアは必ずブログ・ホームページが中心です。
その周囲に各種SNSがあり、ブログの情報を補完したり、SNSでつながりを作ることができますが、ブログ・ホームページが抜けてしまうと全く機能しません。
ブログやホームページを持ってない人は、まずそれを立ち上げるところからスタートするべきです。
ブログ戦略
ブログを始めたいのであれば、私が紹介するブログアカデミーを参考にしていただければ、イチからその方法がわかります。
ブログアカデミーではブログの立ち上げ方法から書き方、考え方など幅広く紹介しています。
ブログって本当にいろんな使い方ができるんですよね。
- 自分の作品を紹介する
- 自分自身を知ってもらう
- ディープな趣味を発信する
- 地域情報を発信する
- 商材販売に特化する
- 日記として使う
これらは一例にすぎませんが、自分のやり方に合った運営方法を選ぶようにしましょう。
ブログの始め方
将来の資産に育てるためにはエックスサーバー のようなレンタルサーバーと契約し、お名前.com
などでドメインを取得した上でのブログ運営が必須です(はてなブログやライブドアブログの有料プランは今回は省略)。
カスタマイズの具体的な方法は運営しながら身につけていくのが近道なので、初期投資として有料テーマを導入することをおすすめします。
例えばこのブログでも使っているようなSTORKというテーマは有料テーマです(OPENCAGE(オープンケージ) が販売しています)。
ブログ初心者でもかなり「いい感じ」の雰囲気のブログに仕上げてくれるのがおすすめの点で、複雑なHTMLやCSSの知識がなくても運用できます。
細かいカスタマイズを加えたい時は1つずつネットで調べることもできるので安心です。
検索ニーズ
記事が読まれるためには後述するSNSを利用した初期アクセス、もしくは検索エンジンからの流入を狙う必要があります。
どちらのケースでも言えますが、記事タイトルと見出しが大事!これだけでも8割決まってしまうらしい!
要するにキーワードと検索ニーズを一致させることが最も大切なんですよね。
上位表示されない人のブログは、ただ単純にキーワードが入っているだけのケースがとても多いらしく、キーワードに対して検索ニーズが合ってないことが多いようです。
例えば「ディズニーランド 駐車場」のキーワードで検索する人はどんなニーズを持っているでしょうか?
私だったら例えば、
- 何台停められるのか?
- 何時から駐車できるのか?
- 混雑具合はどうなのか?
- 料金はいくら?
というニーズを満たすために調べると思うんですが、検索ニーズを考えず、キーワードだけを単純に入れた記事を書いてしまうと、
- ディズニーランドの駐車場でばったり上司に遭遇した話
なんていうトンチンカンなことになってしまうわけです。
検索ニーズは、言い換えると読者さんが抱えている疑問や興味です。
疑問を解消し、好奇心を満たしたいと思って検索するわけなので、ブログで書く記事もそれに相応しい情報を書かなきゃいけないんです。
キーワード
検索は3つのキーワードで検索されるケースが最も多いようです。
そのため関連キーワードは最低3つ、平均して4つ以上は入れたいところです。
サイドバーはまだ有効
最近はスマホからのアクセスが7割、8割を占めるため、サイドバーを取り外しちゃうブログも多くあります(ワンカラム)。
スマホだとサイドバーが表示されないので意味ないよね、と考えてのことだと思います。
ここで皆さん、ぜひ自分ごととして考えて欲しいんですが、ブログやホームページで紹介されている商品を買おうとした時、単価が高い商品ってスマホからは購入せず、パソコンや店舗で買いたくなりませんか?
そりゃ100円とか1,000円ならスマホのクレジット決済でパパッと買うこともありますけど、私だったら5,000円、6,000円になるとスマホ決済だと二の足を踏み、10,000円を超えるようなら間違いなくスマホは使いません。
単価が高額になればなるほど、商品の信頼性や販売元の実績をしっかり確認してから買おうと考えるわけです。
そういう時はブログのサイドバーがまだまだ役に立つんです。
サイドバーは常に表示されるので、いつでも見てもらえることが最大の特徴なので、ここに販売実績や経験、資格を載せるのに効果的なんです。
要するにプロフィールと同じですね。
自分のことをよく知ってもらうための場所として使うことができます。
ワンカラムはスッキリしたデザインで人気なんですが、高単価のものを取り扱う人、またBtoBビジネスを展開する人であればまだまだサイドバーは効果的なツールといえます。
ブログを楽しむこと
自分メディアの中心はブログ・ホームページなんですが、商品販売にだけフォーカスするとブログは絶対に長続きしません。
ブログを楽しむことが1番大切だと落合さんは語ります。
継続して更新すればコンテンツ(記事)の価値は下がることはないけど、ブログをただの作業として捉えてしまうと継続が難しくなります。
これは私も完全同意で、稼ぐことだけを目的としたブログは全く面白くありません。
自分発信の情報が役に立っているという実感は何にも代えがたい魅力なんです。
SNSでのやり取りやリアルな世界での交流を通じてブログと自分の取り組みの価値を再発見し、そこから得られる楽しさややりがいをエネルギーにして情報や知識を発信するポジティブサイクルを回すことが大切だと思っています。
SNS戦略
日本においてはブログやホームページを中心にし、その周囲をまるで衛生かのごとくSNSが取り巻く構成になっています。
どんなWEBマーケティングを例にとっても例外はないんだとか。
TwitterやFacebookは成熟しきった市場と思われることがありますが、まだまだ伸びているようです!
個人メディアを大きく発展させるためには、SNSを利用しない手はありません。
ストック型
ストック型とは、情報の価値が劣化せず、検索エンジンにインデックスされるメディアを指します。
ブログやホームページ、そして意外なことにYouTubeがここに入ってきます。
実はYouTubeは第三の検索エンジンと呼ばれているようで、1位Google、2位Yahoo、そして3位がYouTubeといわれるほど、強力な検索エンジンとされています。
SEOを考えて適切にキーワードを設定すれば安定した検索流入が期待できます。
フロー型SNS
フロー型SNSとは、FacebookやTwitter、インスタグラムを指します。
特徴としては拡散力が高く、リアルタイムのコミュニケーションを得意とし、一瞬にして大勢に情報が伝わる爆発力があること。
一方で過去の情報はどんどん流れてしまう(フロー)ので遡るのが大変で、一過性のSNSともいえます。
個の力が生きるSNS
SNSは人と人とのコミュニケーションを活かす場所です。
人の影が見えないSNSは魅力が半減してしまいます。
ソフトバンク社長の孫正義さんがとてもいい例で、孫さん個人のTwitterフォロワー数は200万人を超える大人気アカウントですが、ソフトバンク社のフォロワーはわずか50万人強。
親しみやすさが大きな要因といえるんじゃないでしょうか。
個人が運営するSNSだからこそ、個人しか伝えられない情報と魅力があるんだと思います。
素の自分をさらけ出す場所としても、SNSは非常におすすめのフィールドだと感じます。
宣伝広告の罠
SNSを利用して宣伝や告知をする時は、ここぞというタイミングを狙います。
つぶやく内容が毎回宣伝だと誰も見向きもしません。フォローも解除されてしまいます。
コーヒーに入れる角砂糖のように、料理に忍ばせる隠し味のスパイスのように、絶妙なタイミングと割合で宣伝や告知をすれば効果的とのこと。 んー、難しい!
成約率の高いコンテンツの作り方
次の4要素の1つでもコンテンツに織り交ぜておくと、宣伝でもそれほど嫌な顔をされないとのこと。
要するに顧客がワクワクを感じてくれれば、宣伝投稿でも嫌われることはありません。
【1】ベネフィット
顧客の生活がどのように変化するか。ビフォー、アフターなど。
【2】語る資格
あなたはどういう人なのか。経験、資格、実績、経歴など。
【3】革新性
新規性を持たせる。既存のものでも新しい切り口で見せる。
今までなかったことや、新しいこと。
【4】納得感
安心の返金システム、特別な約束など
SNS投稿のコツ
落合さんのセミナーで学んだ、SNS投稿におけるコツを紹介していきます。
- 写真付き投稿はマスト。テキスト投稿より39%反応が良くなる
- 効果的な時間帯に投稿する(午前9時、午後5時)
- プロフィール写真はすべてのSNSで統一する。顔が認識できる大きさにする。
- 共感を得られるプロフィール紹介にする
- 自分のちょっと抜けた部分を見せて距離感を縮める
また、Facebookにおいては次のようなコツがあります。
投稿文字数
Facebookにおける1投稿を80字以下にすると、80字以上の投稿と比べて66%高い反応がある。40字以下の明瞭簡潔な投稿はさらに反応がいいが、40字以下で投稿するユーザーは全体の約5%しかいないため、簡潔な文章(40字以下)で、ベネフィット・語る資格・革新性・納得感のいずれかを織り込んだ情報を発信すれば最高の反応が期待できる。
エッジランク
友人全員の投稿がタイムラインに流れるわけじゃなく、交流が深い人の投稿を優先して表示させるエッジランクというシステムが存在する。 この時にポイントとなる要素は次の3つ。
【1】親密度
投稿数が多いこと
【2】重み
いいね数<コメント数<シェア獲得数の順に重みが増す
【3】時間
ユーザーとの歴史が深い(=友達になっている期間が長い)人ほど表示される これら3つのポイントが複雑に絡み合ったアルゴリズムを構築しているため、一筋縄でいかないのがFacebook。
Facebookは最も効果的な宣伝方法
2018年5月現在、最も効果的な宣伝方法はFacebook広告なんだとか。
というのも、Facebookは個人の年齢、性別、趣味、居住地などから徹底的に絞り込んだターゲットに対して広告を打てるから。
これってペルソナを細かく設定した時と同じですよね。
たった1人のために発信したいのであれば、Facebook広告でターゲットをとにかく絞ることで高い宣伝効果を狙うことができます。
SNSの特徴
代表的なSNSの特徴をまとめました。
国内において爆発力、拡散力に最も優れるSNS。ニュースや時事問題の図解、漫画は拡散性が高い。Twitterアカウント名は検索エンジンに強い。
世界利用者数No.1。Facebookページは商用利用が可能。
インスタグラム
世界観を創出する写真のインパクトが大切。ライフスタイルの提案。写真で提案することができれば集客に結びつく。
LinkedIn(リンクトイン)
外資からの仕事受注率が最強。Microsoftがofficeとリンクトインの連携を進めている。職業に関係なく、スーツ姿のプロフィール写真だとアクセス数が1.3倍になる。
YouTube
ノウハウ動画が再生されやすい。高度な技術を紹介する動画は再生されやすい。
LINE@
新規顧客よりもリピーター確保向き。メルマガに変わる連絡ツール(高い開封率)。密なコミュニケーションが取れる。Twitterのような情報が拡散する仕組みを備えていない。
Pnterest(ピンタレスト)
画像収集ツール。視覚的情報をどんどん集めることができる
炎上対策とリスク管理
わざと批判的なコメントや投稿をして世間をあおる炎上は避けたほうが無難です。
よほど芯が強い人じゃないと耐えることはできません。
自分メディアで飯をくっていこうとするぐらいであれば、意図して炎上させる必要はありません。
万が一炎上してしまったら初期段階の火消しが最も重要です。
素直に非を認めて謝罪したりコメントを削除することで、被害を最小限に抑えることができます。
炎上対策とリスク管理には、コカ・コーラ社が掲げるSNSメディアガイドラインを参考にするといいようです。
専門家の落合さんが見ても最高にいいコンテンツに仕上がっているようなので、メディア運営に役立てたり、社員のIT教育に利用するのもよさそうですね。
まとめ
自分メディアの構築、かなり奥が深いです。
セミナーで聞いただけでは頭がパンクしそうだったのでこうしてブログにまとめましたが、それでも整理がつきません。
学んだことは即実行の精神で1つ1つ処理していきます。

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