WiMAXのアンテナを自作して速度が改善!作成方法おしえます

固定回線の代わりに使い始めたWiMAX2。
安定して速度も出るため快適に使っています。

正直いまの環境でも十分満足なのですが、ネットで気になる情報を見つけてしまいました。

自作アンテナでWiMAXの速度アップ!?

今回は自分でWiMAXのアンテナを作り(自作)、WiMAXの電波をさらに改善してしまおうというチャレンジです。

どうしてWiMAXでアンテナが必要なのか

今回作ろうとしているのはいわゆるパラボラアンテナと呼ばれるもの。

パラボラアンテナは電波を集めて一点に集中させることで、より強い電波をキャッチすることができる仕組みです。。

Antenna

このアンテナの中心にWiMAX端末を置くことで電波を集中することができる、つまり電波状況が良くなって速度アップ!というわけです。

残念ながらWiMAXでは公式にパラボラアンテナを販売してないため、自作するしかないわけです。

今回はWiMAXを紹介していますが、一般的なモバイルルーターでも速度改善の効果は期待できると思われます。

用意するもの

アンテナを作るといっても大掛かりな道具はまったく必要ありません。

道具はハンガー1本ボウルアルミホイル。これだけ。

Hanger

2

まずはハンガーを使い、WiMAXアンテナの土台づくりからいってみよー!

ハンガーでWiMAXアンテナの土台を作る

ハンガーを縦に伸ばします。思い切ってミョ〜ンといっちゃいましょう。
Nobasu

2. 先っぽを曲げる

フックとは逆になってるところを写真のように曲げます。
ハンガーはけっこう堅いので力がいります。

怪我をしないよう注意しましょう。Sakippo

3. さらに曲げる

写真を参考にしてさらに曲げてください。Mageru

4. 先端をさらに曲げる

丸で囲んだ先端をさらに曲げます。
ここまで来ると男性の手で曲げるのも一苦労。

机の角を使ってテコの原理を使うと簡単に曲げられます。Sakimageru

5. フックを起こす

次はハンガーをひっかけるフックを起こします。
ぐいっとひねり、ぐいっと起こします。Gui

はい!完成形がこちら!

Kansei

Kansei2

あっという間にWiMAXアンテナの土台が完成しました。

パラボラアンテナを作る

次はパラボラアンテナを作ります。

これはハンガー土台よりも簡単。こちら。

Boul

わずか30秒でパラボラアンテナの完成です。

ボウルにアルミホイルを巻いただけ。

セッティング

完成したアンテナの土台とパラボラアンテナをドッキングします。

Setting

こんな具合にハンガーフックの部分にボウルがもたれかかり、斜めを向いた状態で立てかけることができます。

そしてWiMAX端末を設置すれば完成です。

Finish

端末がちょうどボウル(パラボラアンテナ)の中心付近にきます。

これで電波を効率よく集められるようになったはず!

作業時間わずか15分でパラボラアンテナの完成です。

自作アンテナでWiMAXの速度は速くなるか、実験!

さて肝心の実験です。

まずは自作アンテナを使用しない状態でWiMAXを接続して速度を計測します。
(東京都内、土曜日の夜21時頃) 

測定ツールはRapidnetを使いました(2018年5月現在、同測定サイトは閉鎖されています)。

自作アンテナなしの場合

  • 1回目:下り 7.7Mbps / 上り0.8Mbps
  • 2回目:下り10.3Mbps / 上り0.8Mbps
  • 3回目:下り10.7Mbps / 上り0.6Mbps
  • 4回目:下り 9.8Mbps / 上り1.2Mbps
  • 5回目:下り 8.3Mbps / 上り1.2Mbps
  • 平均値: 下り9.3Mbps / 上り1.1Mbps

下りというのはダウンロード速度のこと。

YouTubeの高画質動画を視聴したい場合は3Mbpsもあれば十分で、HuluやU-NEXT、Netflixなどの動画視聴サイトでも推奨速度はせいぜい5Mbpsがいいところ。

つまりアンテナを使わなくてもWiMAX2は十分すぎるほどの速度が出ているというわけですな、フムフム。

土曜の夜で回線が混んでいることもあり、速度そのものは大したことないですけど、使っていてストレスを感じることはないです。 

自作アンテナありの場合

  • 1回目:下り12.5Mbps / 上り1.6Mbps
  • 2回目:下り13.8Mbps / 上り2.3Mbps
  • 3回目:下り13.8Mbps / 上り1.9Mbps
  • 4回目:下り14.9Mbps / 上り1.7Mbps
  • 5回目:下り10.6Mbps / 上り1.8Mbps
  • 平均値: 下り13.1Mbps / 上り1.8Mbps

なんということでしょう・・・

ちゃちゃっと作った自作アンテナのわりに効果あるもんだなと自分でも驚きました!

下りでプラス約4Mbps, 上りでプラス0.7Mbpsの速度改善です。

僕が使用中のWX03という機種にはハイスピードモードが搭載されていますが、これは上限が最大440Mbpsになるというだけで、速度アップという意味では期待できそうにありません。

モードの違いはこっちのWiMAXに関する記事「結論:WiMAX2は固定回線代わりに使えます」を見てね

思わぬ効果あり!?

他にも1ついいことが判明。

アンテナなしでWiMAXを使っているとたまに速度が安定せず6Mbpsになったり10Mbpsになったりウロウロすることがあります。

やはり夜間だとこういうことが起こりがち。

たくさんの人が接続して電波状況が悪くなってるんだと思うのですが、自作アンテナを使っていると速度のバラ付きがなくなり安定した速度でつながるようになりました

ある程度の効果はあったんだと自分に言い聞かせてます、はい。

Broad WiMAXがおすすめ

僕が使っているのはBroad WiMAXというサービスです。

業界最安値の2,726円/月の利用料が魅力的で、速度も申し分なく、僕は家の固定回線として、そして外でPC作業する時の回線として使っています。

面倒な開通工事や引っ越しの解約などもなく、最高の相棒です。

WiMAXに興味がある人はBroad WiMAXを覗いてみて下さい。

まとめ

気休め程度かもしれませんが、自作アンテナは多少の効果はある様子。

平日の夜だともっと速度は出るでしょう。

もっと大きなボウルを使ったり場所を変えたりハンガーの形を変えることで効果が期待できますが、今でも十分な速度が出てるのでとりあえずはこれで満足です。

普段から電波が1本とか2本しか立ってなく使いづらい!って人は効果てきめんかもしれません。

簡単につくれるので試してみる価値はありですな!

以上、WiMAX自作アンテナレポートでした。

ゆーすけ(守屋祐輔)

ゆーすけ(守屋祐輔)

複業サラリーマン

会社員×ブログ×デザイン×講師×投資の5つの働き方・稼ぎ方を実践する複業サラリーマンブロガー ▼複業で立ち上げたご署名ネットではこれまで1,600人以上、11,000点以上の作成実績。TV, ラジオ, 雑誌など出てます。▼経験から学んだノウハウや考え方、自分の人となりがわかる記事をお届けします

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