ブログを書く時はキーボード入力が主流です。
最近は音声入力も注目を浴びていますが、まだまだキーボードに取って代わる勢いはありません。
そんなわけで、タッチタイピング(ブラインドタッチともいいます)をぜひマスターしましょう!
タッチタイピングはブロガー必須のスキルともいえます。
この記事の目次一覧
タッチタイピングの何がいいのか
僕はこの文章をパソコンから入力していますが、手元のキーボードに目線を落とすことはありません。
いわゆるタッチタイピングで入力しています。
タッチタイピングのメリットはなんといっても圧倒的に入力スピードが速くなることです。
手元のキーの位置を確認しながら指で1つ1つ入力しているようでは、いくら時間があってもブログは完成しません。
入力スピードは効率性そのものにダイレクトに影響します。
文字入力が速ければ速いほど記事が仕上がるスピードも上がります。
余った時間で別の記事作成ができたりブログのデザイン変更に使ったり、効率性が格段にアップします。
タッチタイピングが出来なくてもブログは書けますが、生産性が低くなってしまうことは覚えておきましょう。
タッチタイピングの練習は積み重ね
タッチタイピングをマスターするためにはとにかく繰り返し入力し続けるしかありません。
指にキーの位置を覚え込ませ、特に意識しなくても自然に指が動くようになるまで何度も何度も練習することしかないのです。
とはいうものの、ゼロの状態からいきなりタッチタイピングをマスターするのはさすがに無理があるので、段階を経て練習するのがおすすめです。
レベルチェック
僕がタッチタイピングの実力を試す時に使うサイトが「e-typing」というサイトです。
10年近く運営している老舗のタイピング練習の会社が提供するサイトですが、タッチタイピングのメニューが豊富に用意されていて、会員登録すると自分の成績表を作ることができ、成長の証を振り返ることができます。
まずはここで腕試しレベルチェックをしてみましょう。
レベルチェックは会員登録不要で利用可能です。
表示される文章を入力していくだけのシンプルなテストですが、入力ミスした文字や動かしづらい指をわかりやすく結果表示してくれます。
こちらが僕がレベルチェックした結果です。
ミス入力数は6、WPM(Words Per Minute:1分間の入力文字数)は398という成績でした。
ネットに出回っている情報を見ると、WPMの目安として次のような表があるようです。
000~100 【一般初心者】 練習あるのみ、パソコン買ったばかりでキーボードのキーを目で探してるレベル
100~150 【一般初級者】 キーの位置を覚えて、目で追いながら指一本で打っているレベル
150~200 【一般中級者】 キーの位置を覚えて、目で追いながらも指を数本使い始めるレベル
200~250 【一般上級者】 キーの位置を覚えて十分な速度を手に入れて、俺速いんじゃないかと思い始めるレベル
250~300 【一般最上級者】 指を数本使い、自己流タイプで周りの人間にタイピング速いねと言われるレベル
—————————– 一般人の壁 —————————–
300~350 【タイパー初心者】 タイピングでは周りに敵無し、タイピングの世界に入っても十分やっていけると勘違いし始めるレベル
350~400 【タイパー初級者】 タイピングをすれば友人に化け物と言われるレベル
400~450 【タイパー中級者】 タイピング、ここまでくれば一人前の中堅タイパーレベル
450~500 【タイパー上級者】 タイピング界でも十分な実力を手に入れたレベル、だが先は長い
500~550 【タイパー最上級者】 ここまでくればタイピングも相当の者、一般の人に対して極めたと言い張っても良いレベル
—————————– タイパーの壁 —————————–
550~600 【変態パー初心者】 もうあれだ、タイピング極めました、タイピング界でもまともな対戦相手すら見つかりにくいレベル
600~650 【変態パー初級者】 世界は広かった、変態になりタイピングへの情熱を注がなければ届かないそんな世界を垣間見たレベル
650~700 【変態パー中級者】 笑ったら良いと思うよ、変態への道を歩み始めるそんな変態のレベル
700~750 【変態パー上級者】 どこまでも空は禍々しく、そして艶やかに煌びやかにVIPクオリティさえ包括するレベル
750~800 【変態パー最上級者】 さぁ現状数人しかいない、タイピング界の歴史に名を残す天才レベル。
800~850 【変態パー絶対神】 タイピング界に降臨せし現人神、存在自体がもはや宗教
自分のタイピング速度を客観的にチェックしてみましょう。
タッチタイピングできる文字を増やす
タッチタイピングはホームポジションが基本中の基本です。
左手人差し指がF、右手人差し指がJを担当します。
キーボードの表面をよーく見てみると、FとJの表面に出っ張りがあることがわかります。
この出っ張りは指を置いた時にホームポジションを知らせてくれる重要な存在なので、覚えておいて損はありません。
ここで考えてみてほしいのですが、完全なタッチタイピングは無理でも、いくつかのアルファベットだけなら手元を見なくても入力できる人っていませんか?
最もわかりやすいのは出っ張りがあるFとJだと思いますが、入力頻度が高い子音(a, i, u, e, o)もなんとなくキーの位置を覚えている人もいるはずです。
今の時代、全くキーボードに触れたことがない人は珍しいので、限られた文字だけならタッチタイピングできるよ!という人がほとんどだと思います。
このレベルの人がタッチタイピングをマスターしていくためには、タッチタイピングできるキーを1つずつ増やしていくことです。
例えばRを覚えると決めたら、
- Rの位置を確認(Fの上。左手人差し指で入力)
- Rを入力する時は絶対に手元を見ない
- 入力に時間がかかっても、何がなんでも手元を見ない
これを徹底します。
頭の中でキーの位置を思い出しながら入力するため、一時的に入力効率が落ちるでしょう。
それでも気にせず徹底的にRを体に覚え込ませます。
すぐに慣れることはありませんが、練習を繰り返すたびだんだんスムースにRの入力ができることに気付くでしょう。
ある程度Rに慣れてきたら、次は別の文字(例えばRの近くのTなど)を増やし、同じ手順を繰り返します。
こうやってタッチタイピングできる文字を増やしていきます。
使用頻度の高い文字から覚える
この方法で練習する場合、使用頻度が高い文字から優先的に覚えるようにしましょう。
記号やQ、数字は後回しにしても大丈夫です。
頭の中でキーボードが想像できますか?
キーの位置はなんとなく覚えているけど、クセで手元を見てしまう人もいます。
目線が手元にいきそうになったらストップ!
目はディスプレイに置いたまま、頭の中でキーボードをイメージしてみましょう。
次にあなたがタイプしたい文字の位置を思い出すことはできますか?
覚えていたら手元を見ないでタイプしてみましょう。
覚えてなくても「ここだったかな?」と感じるキーをタイプしてみましょう。
こうやって手元を見るクセを矯正しましょう。
手首の位置を固定する
タッチタイピングをすると手の位置がだんだんズレてしまう人がいますが、そうすると正しいポジションでの入力ができなくなってしまいます。
コツは手首の位置を固定すること。
手首を固定し、指先だけを動かして入力するように心がけましょう。
タイピングサイトを利用する
腕試しチェックで紹介したe-typingのサイトは、さすが老舗ということだけあって豊富な練習メニューが特徴です。
こうした練習サイトを使ってもいいし、寿司打(すしだと読みます)のようにバラエティ要素を取り入れたサイトもいいですね。
タッチタイピングは繰り返し練習あるのみ
タイピングは一朝一夕でものにできる技術ではありません。
練習方法は山のようにありますが、結局は自分が実際に指を動かして慣れるしか方法はないんです。
繰り返し練習し続けることがタッチタイピングマスターへの近道なんです。
これってブログ運営にも共通する考え方ですよね。
このブログアカデミーにようにブログ運営のノウハウはたくさん出回っていますが、結局それを実践してものにできるかどうかは繰り返し記事を更新し続けるしかないんです。
結局は行動あるのみ。
なんだか精神論みたいな結論になってしまいましたが、日々の地道な積み重ねが結果を作り出すのは何にでも共通することなんですね。