こんにちは、パラレルブロガーのゆーすけ(@yusuke_plmrstn)です。
花粉症というと春先にかけてのスギ花粉の印象が強いですが、実は夏に飛ぶ花粉だって存在します(というか、年がら年中飛んでます)。
海だ山だ注目されて夏の花粉はないがしろにされがちですが、夏だって花粉に悩まされる人はいるんです。
そんな人のために、夏の花粉の種類についてまとめてみました。
この記事の目次一覧
夏の花粉の種類
夏に飛ぶ花粉の主な種類は次の2種類といわれています。
- イネ科の花粉(イネ・カモガヤなど)
- キク科の花粉(ブタクサ・ヨモギなど)
花粉症の症状としては、どちらも鼻水、くしゃみ、目のかゆみ、皮膚のかゆみ、のどのかゆみのように、春先の花粉症とほとんど同じ状態です。
花粉アレルギーは人それぞれの体質によって反応する時期が異なります。
春先の辛いスギ花粉がようやく終わりを迎えたと思った途端、夏のイネ科・キク科の花粉に再び苦しまされるなんて不幸な人もいるかもしれません。
写真で確認
イネ科、キク科と言われてもピンとこないケースがほとんどだと思いますので、写真で紹介します。
まずこれがイネ↓。
そしてカモガヤ↓。
(参照:ののはなあるき: カモガヤ)
ブタクサ↓。
(参照:あつ花blog)
そしてヨモギ↓。
どうでしょう、どれも「どこかで見たことあるなぁ」くらいの感想じゃありませんか?
それもそのはず、夏の花粉の種類は実は周囲の雑草が原因になっていることがほとんどなんです。
夏の花粉を防ぐ方法
上で紹介したイネ科・キク科の花粉によるアレルギー症状を防ぐためには、該当する植物に近寄らないことが最も効果的な方法とされています。
春先のスギ花粉は高い木から風に乗って何十キロも飛翔して猛威を振るいます。
しかし夏〜秋にかけての花粉は草本(そうほん)花粉と呼ばれる全く異なるタイプの花粉です。
草本花粉というのは、イネ科やキク科、ブタクサなどのように背が低い、いわゆる雑草の花粉のことを指します。
草そのものの背が低いため、花粉はせいぜい周辺の数10メートル先までしか飛翔しません。
そのため、これらの草本花粉に近づかないことで、夏〜秋にかけての花粉症を抑えることができるというわけです。
それでも花粉症に悩まされる時は?
都内で生活していると雑草を見かけることはそうそうありません。
しかし家のすぐ近くや普段から使う道に雑草がたくさんあり、どうしても近場を通らないといけない人の場合、夏の花粉症を避けることができません。
雑草そのものを取り除いてしまう荒業もありますが、自分だけの力でどうにかなる問題でもありません。
そこで、夏でも春先同様にしっかりした花粉症対策を施すことがとても大切です。
僕が実際に使った花粉症対策のうち、薬を使う以外に効果があった方法を紹介します。
春先のスギ花粉対策のための方法なのですが、季節は違えど花粉であることに違いはないため、同じ対策が効果的です。
ワセリンを使う
ワセリンは花粉症に効果てきめんです。
どうやって使うかというと、ごく少量のワセリンを鼻の下や入り口に薄く塗るだけ。
たったこれだけで花粉症の症状を劇的に改善してくれます。
花粉症は花粉が粘膜に貼りついてアレルギー症状を引き起こすことで発祥します。
そのため、ワセリンで花粉を吸着することで鼻の奥への侵入を防止し、花粉症の発生を抑制する方法です。
なお、この方法は花粉症そのものの改善ではなく、対処療法にすぎないことはご了承下さい。
ワセリンを使う具体的な方法は、こちらの「花粉症にはワセリンがおすすめ!脅威の効果、お試しあれ」で紹介しています。
マスクを使う
いまさら紹介するまでもありませんが、マスクをしましょう。
さっき紹介したワセリンと併用することで、完璧な防御策として使うことができます。
クシャミに悩まされる人は、マスク+ワセリンの組み合わせでほぼ完璧に近いレベルで花粉をシャットアウトすることができます。
ただし夏場にマスクは変な目で見られることもあるので、そこは注意が必要です。
うがいする
花粉症でのどがかゆくなる人におすすめな方法がうがいです。
水でうがいするのではなく、アズレンが配合されたうがい薬を使いましょう。
一般的なうがい薬というとイソジンを思い浮かべる人が多いと思います。
しかしイソジンは殺菌作用が非常に強力で、花粉によるアレルギー症状を抑えるには効果が異なります。
アズレンはのどの腫れや炎症を抑えてくれる効果があり、花粉症によるのどのかゆみをサッと抑えてくれるスグレモノです。
僕が使っているのはマツモトキヨシブランドの「パープルショットうがい薬」というもの。
お店で見つからない場合はカウンター奥の棚に収納されていることもあるので、店員さんに確認してみましょう。
点鼻薬を使う
鼻の奥が猛烈にかゆくなる僕は点鼻薬にいつも助けられています。
これもマツモトキヨシブランドで販売されているものですが、鼻の粘膜のかゆみが一発で収まります。
目薬を使う
これもよく知られた対策ですが、目薬を使いましょう。
目薬に関しては「コレ!」というものがないのでお好みで選んでください。
まとめ
夏の暑い時期にマスクをするのは相当なストレスを感じてしまいます。
どうしても雑草の近くを通らなければならないような時は、ここで紹介した方法を使って少しでも花粉症の症状を抑えるようにしましょう。