水曜どうでしょうを繰り返しみてしまう「魅力」に迫る

こんにちは、ゆーすけ(@yusuke_plmrstn)どうでしょう。

水曜どうでしょう。

この伝説的テレビ番組をみなさんご存知でしょうか。

もうね、水曜どうでしょうを知らないと人生の半分を損してる!というくらいに面白い番組です。 

水曜どうでしょうは北海道のローカル番組です。

放送開始は1996年、その後約6年間にわたり道民に愛され、惜しまれながら2002年に番組は終了しました。

しかし放送終了後もその人気は衰えることを知らず、今や北海道を飛び出して全国で「水曜どうでしょうリターンズ」「水曜どうでしょうClassic」として再放送されているお化け番組です。

番組を収録したDVDも飛ぶように売れていて、今でも知名度は広がり続けています。

実は僕、この水曜どうでしょうがめちゃくちゃ好きなのです。

暇さえあれば繰り返し動画をみてしまう程、過去にみた動画でさえも何度も何度もみてしまう物凄い魅力がある番組なんです。

何十回と見たエピソードでさえ飽きることなく、気がつけば水曜どうでしょうのことを考えてしまうほど惹き込まれる魅力を語ろうと思います。

水曜どうでしょうとはなんでしょう?

北海道のローカル番組として誕生した水曜どうでしょう。

名物企画とも言える「サイコロの旅」では、あらかじめサイコロの目にそれぞれ割り当てられた目的地がディレクターによって決められています。

サイコロを振って出た目の数の目的地に移動し、移動先に到着した時間で利用可能な交通手段をディレクターがピックアップしてサイコロの目に割り当て、再びサイコロを振って移動し、最終的に北海道に帰ることが目的です。

「原付日本列島制覇」では、東京から北海道まで原付きに乗って帰る様子をひたすら撮影したりと、

聞くだけだと一体何が面白いのか全くわからない企画だらけです。

でもこの企画を知ってる人であれば、企画名を聞くだけで頬がにやけてしまうほど面白さと魅力を持った企画なんですよね。

ちなみに「水曜どうでしょう」の読み方ですが、どうでしょうのアクセントはロードショーと同じアクセントで読むのが正しい呼び方です。

有名俳優たちを生み出した水曜どうでしょう

実はこの番組、今やその名を知らない人はいないであろう名俳優「大泉洋さん」を世に送り出した番組でもあります。 

あの明るくて面白く、誰からも愛される大泉洋さんが大学生時代から出演していたのが水曜どうでしょうです。

初期の大泉さんは学生ということもあって相当に若く、緊張感ガチガチの様子でした。

だんだん番組に慣れてくるとともに水曜どうでしょうの顔として活躍するようになり、持ち前のギャグセンスと豊富なボキャブラリー、そして巧みな話術を武器に北海道民の心を鷲づかみにしていきました。

そしてもう一人。

最近はテレビでも引っ張りだこな俳優「安田顕さん」です。

今では男の渋さがカッコいい安田顕さん(ヤスケン)ですが、実は彼も水曜どうでしょうに準レギュラーとして相当なおバカキャラで出演していました。

大泉洋と安田顕の番組中でのカラミも、水曜どうでしょうの魅力の一つです。

水曜どうでしょうの出演陣

水曜どうでしょうを作り上げたメインの出演陣はたったの4人です。
(ヤスケンは準レギュラーということで、今回は省きます)

大泉洋

言わずと知れた大泉洋さん。

モジャモジャの天然パーマと話術で場を盛り上げる天才です。

番組内でのあだ名は「バカ」「すずむし」などなど、とにかく彼をバカにしたものばかり。

大泉さんが人を罵倒する時のボキャブラリー、言い回し、ギャグセンスは俳優さんとは思えない天性の才能だと思います。

そして残念なことに、番組中はいつもドッキリ企画に騙され続ける素直な大泉洋さんなのです。

大泉洋さんが繰り広げる数々のモノマネやギャグが、水曜どうでしょうの魅力の大きなウェイトを占めるといっても過言ではありません。

鈴井貴之

大泉洋が所属する事務所「Office Cue」の代表取締役をつとめる人です。

社長である傍ら映画監督をしたり、その一方で番組に出演するなど精力的に活動していました。

番組内では「ミスターどうでしょう(略してミスター)」と呼ばれています。

甘いモノが大好き(本当は嫌い)で、旅先では名物のまんじゅうや団子を一箱まるごと食べさせられて大喜び(本当は泣いてる)するというお茶目な一面も持ち合わせています。

メルヘンなことも大好き。

娘のためにイギリスでプーさんグッズを買ったり、ロマン溢れるドイツの古城街道では誰よりも子どものようにはしゃいだり、女性視聴者からも高い支持率を得ていたとかいなかったとか。

藤村ディレクター

影の出演者、いや、主演の大泉洋さんとミスターを差し置き、番組の裏主役といっても過言ではない人です。 

通称「ヒゲ」「デブ」「大魔神」「爆笑バンパイア」。

番組のディレクターなので、番組全体の構成を考えたりナレーションを担当しています。

藤村Dはあくまでも演者ではないので映像に映ることはほとんどありません。(たまに見切れることはある)。

その代わり、尋常じゃないくらいに声で出演しています

メインである大泉洋さんとミスターを越えるほどしゃべり倒すことだってザラにあります。

嬉野ディレクター

カメラマンを担当する嬉野(うれしの)ディレクター。

彼は藤村Dと違い、映像に見切れることもなく、声の出演もほとんどありません。

しかしさすがはプロ。

車を運転する大泉洋さんをカメラに収めようと、狭い助手席の足元スペースに体を潜りこませて長時間手持ちで撮影したり、海外ロケでは撮影中に居眠りしてカメラを落としてしまったりと、 

プロ根性は誰にも負けません

主な企画

水曜どうでしょうには色々な魅力的な企画がありますが、そのいくつかを紹介します。

サイコロの旅

6つのサイコロの目それぞれに移動手段と行き先を割り当て、大泉洋さんとミスターが明治製菓のサイコロキャラメルの箱を振り、出た目によって次の行き先を決定します。

最終的に北海道へ帰ってこられたらゴール。

「宿泊」などの目が出ない限りはゴールするまでひたすら移動を続けなければならず、夜行バス(番組内では深夜バスと呼称)やフェリーでの長時間移動を余儀なくされる過酷な企画です。

サイコロを振る際は、TV番組『ごきげんよう』の「何が出るかな? 何が出るかな?…」を掛け声にして踊るのが通例。

ヨーロッパ21カ国制覇

その名の通りヨーロッパ21ヵ国をレンタカーですべて回るという企画。ヨーロッパ連合(EU)発足に伴い、どうでしょう班が目をつけました。

旅のテーマは「メルヘン」で、番組中では『くまのプーさん』や『アルプスの少女ハイジ』にゆかりのある土地を訪れます。

72時間耐久!原付き東日本縦断

東京〜札幌間を72時間以内に原付きで走破する企画

ミスターが大泉洋さんとD陣を東京銀座に連れて行き、「銀座でお買物をしよう」という大泉ダマシ企画から始まった原付きの旅。

この企画中、水曜どうでしょうの面白い話は?ときくと、必ず挙げられるであろう「ダルマ屋ウィリー事件」が起こってしまいます

だるま屋ウィリー事件

走行中、大泉らは工事による片側交互通行信号に遭遇したため2分強の待ち合わせをし、信号機が切り替わる5秒前から大泉がカウントダウンを行う。しかしギアをニュートラルに合わせていたためにスロットルを回したが前に進まず、焦ってスロットルを回したままギアを1速にしたところ、突如ウィリーしながら暴走し、目の前にあった「安全第一」のバリケードに激突。「動かないから アレッと思って ギアいじったっけ ロー入っちゃって もうウィリーさ」という発言は名台詞のひとつとなった。

シェフ大泉 夏野菜スペシャル

「夏野菜を使った料理を振舞ってほしい」と大泉洋さんを計3回呼び出し、1度目は夏野菜を栽培するため荒地の開墾を、2度目は料理を盛り付けるための皿の制作を、3度目でようやく調理を行いました。

開墾から調理・試食までロケ日数が通算69日という「日本一長い料理番組」。 

パイ事件

3回に渡るロケのいずれにも、大泉は知り合いであるイタリア料理店の店長に作ってもらったパイ生地を持参したものの、開墾編と陶芸編では調理が行われなかったためにパイ生地を腐らせることになる。第2週では二度にわたって騙し討ちに遭ったことを知った大泉が怒り狂ってonちゃん( ヤスケン)を殴り倒し、どうでしょう農園から陶芸工房へと向かう車中では散々文句を発した後に藤村Dの家族をターゲットに脅迫。その時に残した「おい、パイ食わねぇか」の一言が、「第1回どうでミー賞」名ゼリフ部門で第1位を獲得した

水曜どうでしょうの魅力

僕が水曜どうでしょうを繰り返しみてしまう程の魅力、それは水曜どうでしょうをみていると、まるで彼らと一緒に旅をしているかのような感覚を味わうことができるからなんです。

実際に番組を見るとわかりますが、彼らは日本、世界どこにいっても現地の良さを伝えることはほぼありません。

水曜どうでしょうの魅力は大泉洋さんの面白さに加え、大泉洋さんとミスターの演者サイド、そして藤村Dと嬉野Dのディレクターサイドとのケンカや罵り合い、罵倒、そして彼らが道中でポロリとこぼすぼやきだったりします。

水曜どうでしょうではヤラセらしいヤラセはほとんどなく(多分)、日本縦断の旅や深夜バスでの長距離移動などの体力と精神力をモロに削られる企画を体を張って取り組んでいます。

まさに生きるか死ぬかの極限の旅を続ける彼らなので、ついつい本音が出てしまい、些細な一言をきっかけにケンカが勃発することなんてしょっちゅうです。

そんなリアルな彼らの現場を目の当たりにできる水曜どうでしょうは、まさに本気と本音がぶつかる戦場。

「じゃあ君らがやってみろよ」という、大泉洋さんが悲痛な思いで我々視聴者に投げかけるメッセージは忘れることができません。

いい歳をした大の大人4人がお菓子やパンを巡って殴り合いのケンカをしたり、くだらないドッキリ企画で大慌てしたり、「バカやってんな〜」と気持ちがほっこりするタイミングに、僕は彼らと一緒に旅をしているような錯覚をおぼえることがあります。

言い忘れていましたが、実はこの番組、撮影は高価なカメラではなくてハンディカムを使って撮られています。

そのため、見ているこちら側にしてみても親近感が湧きやすいつくりになってるんですね。

大泉洋さんのツッコミや藤村Dの罵声などを聞いていると、まるで自分がその空間に居て一緒に旅をしているような感覚になるんです。

僕自身が旅が好きというものあって、感情移入しやすいのも原因かもしれないですね。

ちなみに僕が一番好きな企画は、上でも紹介した「ヨーロッパ21ヵ国完全制覇」です。

水曜どうでしょうファンの間ではあまり評価が高くないシリーズらしいのですが、狭い車中やキレイなヨーロッパの風景を楽しむことができる(もちろんお馴染みの大げんかも)この旅は、いつか僕も友人と車で同じような旅行をしてみたいと思わせてくれる企画です。

水曜どうでしょうは「ながら見」がおすすめ

企画の内容がバカらしいことが多い水曜どうでしょうですが、何かをしながら「ながら見」がオススメです。

がっつり腰を据えて楽しむというよりも、ご飯を食べながら、メールの返信をしながら、暇なのでなんとなく流してみるくらいの感覚がちょうどいいかもしれません。

まずはお試しあれ

通常放送はすでに終わっていますが、再放送だとテレビで見ることができます。

最近はネットの動画配信サービスでも水曜どうでしょうを楽しむことができるようになりました。

例えばTSUTAYA DISCAS TVは30日間無料のお試し期間があるので、水曜どうでしょうってどんな雰囲気かな?と覗き見するにもってこいです。

もう1つ、水曜どうでしょうをみられる動画配信サイトとしてビデオマーケットもあります。

こちらも初月無料キャンペーン中なので、気軽に登録してみてください。

動画配信だけでなく、水曜どうでしょうはDVDも販売されています。

DVDはほぼ全話を網羅しているので、水曜どうでしょうにハマッてきたらDVDを購入して楽しむこともできます。

DVDなら副音声で撮影当時の秘話なども聞けるのでお得です。

ゆーすけ(守屋祐輔)

ゆーすけ(守屋祐輔)

複業サラリーマン

会社員×ブログ×デザイン×講師×投資の5つの働き方・稼ぎ方を実践する複業サラリーマンブロガー ▼複業で立ち上げたご署名ネットではこれまで1,600人以上、11,000点以上の作成実績。TV, ラジオ, 雑誌など出てます。▼経験から学んだノウハウや考え方、自分の人となりがわかる記事をお届けします

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