上野動物園で誕生したパンダのシャンシャン(香香) を見るためには、2018年3月現在では整理券が必要です。
整理券は平日、休日問わず必要で、 入園チケットを購入してから園内で枚数限定で配布されます。
そんな貴重なシャンシャンに会ってきたので、 整理券を確実にゲットするための方法や注意点を紹介したいと思います!
ではいってみよー!
この記事の目次一覧
シャンシャンは時間限定で会える
シャンシャンは2017年6月に生まれ、大きなニュースになりました。
まだまだ小さいため、 シャンシャンの体調とストレスを考えた上で時間を制限して一般公開されています。
シャンシャンが成長するにつれて公開時間も長くなっているので、いつか制限も解除されるはずですが、かわいいパンダの小さい頃がかわいいのは尚更のこと!
せっかくの機会なので一度は自分の目で見ておきたいですよね。
シャンシャンに会うには整理券が必要
さて肝心の整理券ですが、上野動物園に入園してから先着順で9,500枚限定で配布されます。
老若男女、大人子ども関係なく、整理券は1人1枚必要です。
グループで代表して1人が複数枚の整理券をもらうことはできません。
整理券には時間が記載されていて、その時間ピッタリでないとシャンシャンに会うことは出来ないため、時間厳守です(2018年3月現在)。
整理券の配布場所や基本事項
整理券とシャンシャンについて、以下に簡単に要約しますね。
- 整理券は1日9,500枚限定で先着順
- 上野公園の開園9時30分と同時に、園内の五重塔前で配布(詳細後述)
- 優先入場を利用すると通常の開園前時刻より前に入ることができる
- 整理券は1人1枚のみ受け取ることができる。グループを代表して1人が複数枚受け取ることはできない
- 赤ちゃんや幼児を含め、整理券は1人1枚必要
- シャンシャンを見れる時間は整理券に指定された時間のみ
- シャンシャンを見れるのは一人30秒だけ
これらの基本事項を抑えた上で、もう少し補足情報と、整理券を確実にゲットする方法を紹介していきます。
開園前から長蛇の列ができる
上野動物園の開園は9時30分ですが、シャンシャンの整理券目当ての長蛇の列が入場ゲート前に並びます。
土日祝日は人が大量に押し寄せます。
僕は日曜日の朝8時に上野動物園に到着したところ、すでに500人〜600人が列を作って待機していました。
本来は開園と同時くらいのタイミングで上野公園に到着できたらいいかな?くらいに考えていたのですが、自分の大甘な考えに従わなくて本当によかったです。
だって9時30分には最後尾が見えないくらいに人が並んでいたんですから・・・。
これ、シャンシャンが目当てではなく、普通に上野動物園を楽しみに来た人にとってはいい迷惑とか言いようがありません。
シャンシャンの整理券を確実にゲットするための方法その1は、「開園時間よりも前に並ぶこと」です。
僕は8時から並んでまぁまぁ先頭の方に位置していました。8時半からだとギリギリ、9時から並んでいてはまずアウトでしょう(土日祝の場合)。
待ち時間を利用して腹ごしらえをしてもいいですね。
待ち合いの列には屋根などありませんので、雨が降ると大変です。
冬は寒くて風にさらされることになるので、防寒具をしっかり用意しておきましょう。
なお、隣の人との間隔はけっこうギュウギュウな感じ。
簡易イスに座りたくなる気持ちは理解できますが、周りの迷惑になる可能性があるのであまりオススメはしません。
優先入場を利用する
上野動物園では年間パスが販売されています。
通常の入園料は大人1人600円ですが、年間パスは2,400円です。
4回通うと元が取れる計算ですね。
年間パスを持っていると通常の入園時刻9時30分よりも先に入園することができるメリットがあります。
感覚としては10分ほど先に入園開始になるイメージですね。
年間パスを持っている人は通常の待機列に並んでいてはダメです。
別枠で用意された専用待ち合い列があるので、そこに並んでおく必要があります。
入園前の待機列では係員が誘導しているので、年間パスを持っていることを伝えれば専用の待機列に案内してもらえます。
シャンシャンの整理券を確実にゲットするための方法その2は、「年間パスポートを利用し、先行入園する」です。
シャンシャンの整理券は五重塔前で配布
入園料を支払い、園内に入るとすぐ左に向かって進みましょう。
すぐ先に五重塔が見えますが、その下あたりでシャンシャンの整理券を配布しています。
場所がわからないかもしれない?と不安に感じている人も安心してください。
列に並んでいるのは皆シャンシャン目当ての人ばかりなので、人の流れに付いていけばまず迷うこと無く五重塔までたどり着くことができます。
五重塔近くには専用のテントが張られ、そこでシャンシャンの整理券を配布しています。
ちなみに整理券をもらうまでは走ってはいけません。
すぐ側にいる係員が拡声器を使って大声で「走るな危険」を連呼しているので、耳が痛くなります(-_-;)
整理券は係員が1枚1枚手渡ししてくれます。
無事受け取ったシャンシャンの整理券がこちら。
こんな風に集合時間帯があらかじめプリントされているので、時間になるまでは他の動物を見るなり、買い物するなりして時間を調整し、指定された時間に集合しましょう。
この整理券を無くしてしまうとシャンシャンが見られなくなるので注意が必要です。
整理券の配布は10時過ぎに終了
用意された9,500枚の整理券は10時過ぎに配布終了となりました。
9時30分配布スタート、10時過ぎに配布終了。わずか30分で9,500人が押し寄せた計算です。
一番混雑する日曜日でこの結果ですが、土曜日や平日だとしても午前中には配布が終わります。
時間を意識して早めに到着しておくことをオススメします。
整理券をもらった順に観覧時間は遅くなる
先頭から500番〜600番ほどの場所に位置していた僕ですが、シャンシャンの観覧時間は10時40分からでした。
整理券を受取るのが後になればなるほど、観覧時間も後ろ倒しになります。
最終組の人は16時30分頃からでないとシャンシャンを見ることができないんですよ?
10時に整理券をもらい、シャンシャンを見るまでに6時間近く待機する必要があるということです。
これは正直つらい・・・
というわけで、実は救済措置が用意されています。
整理券があれば再入場も可能
上野動物園は通常であれば再入場することはできません。
しかしシャンシャンの整理券だけは特別で、この券を係員に見せると再入場することができます。
救済措置というのはこのこと。
いくら動物が好きな人とはいっても、最長6時間も園内に拘束されるのはキツイでしょう。
再入場ができれば自由度が広がりますね。
指定された時間に集合
整理券に書かれた時間になると、入場ゲートすぐ近くのパンダ園前で整理券を見せ、待機列に並びます。
ここに並んでいる人たちはもれなくシャンシャンを見れる人です。
人だかりが出来ているので、まず迷うことはないでしょう。
シャンシャンを見れるのは30秒だけ
9,500人が押し寄せているため、シャンシャンを見れる時間は1人30秒と決められています。
時間は正確にカウントされ、時間がくると係員に問答無用で前進させられます。
時間が短いのでしっかり写真を撮るようにしましょう。
ちなみにこちらが2018年3月のシャンシャンです。
木の上で微動だにせず、あっという間に30秒が過ぎてしまいました。
あれ、ほんと生きてるよね?ぬいぐるみじゃないよね?
まとめ
シャンシャンがもっと大きくなれば、父親や母親と一緒に通常公開されることでしょう。
そうなるまでは整理券による限定公開は続きそうです。
「客寄せパンダ」という言葉があるくらい、パンダは大人気の動物です。
仮にシャンシャンがいなかったとしても、パンダ厩舎はいつも人だかりができる人気っぷり。
そのため、小さいシャンシャンにとってはそれが大きなストレスになり、体調を崩す原因になりかねないんですね。
残念ながら整理券をゲットできなかった人は、ぜひ開園前から並んでみて下さい。
年間パスを利用して先行入場するという手もあるので、色々と試してみましょう!