ブログで安定したアクセスを目指すために欠かせないものが検索流入と呼ばれるものです。
みなさんは調べたいことがあると、GoogleなりYahoo!なり「検索バー」にキーワードを入力し、表示された一覧から読みたい記事にアクセスしますよね。
この時に一覧で表示されるものが検索結果と呼ばれるものです。
そして検索流入とは、そのようにキーワード検索して自分のブログにアクセスしてもらうことを意味します。
検索結果で先頭に表示されるようになればなるほど多くのアクセスが見込めますが、ではどのようなことをすれば先頭に表示されやすくなるんでしょうか?
ここでは基本的なテクニックを紹介していきますね。
この記事の目次一覧
Yahoo!=Google
2018年現在、日本国内で最も利用される検索サービスはYahoo!で、2位はGoogleです。
検索で用いられるのはインターネット利用者の検索傾向やアクセス数など、膨大な量のデータを分析して最適な検索結果を表示するように作られた「検索アルゴリズム」と呼ばれるものです。
あまり知られていないかもしれませんが、実はYahoo!ってGoogleのアルゴリズムを使っています。
要するに、1位のYahoo!も2位のGoogleもどちらも同じ検索アルゴリズムを使っているため、日本での検索は事実上Googleがシェアを握っているのと同じなんです。
これは日本だけに限ったことじゃありません。
全世界の検索エンジンのおよそ90%以上でGoogleが利用されているため、インターネットの世界はGoogleが圧倒的なシェアを持っています。
参考までに、Yahoo!とGoogleは同じ検索エンジンを使っているはずなのに、検索後に表示される画面が微妙に違うなぁと感じるのは、両社の広告の見せ方の違いによるレイアウトの差です。
SEOはGoogle対策
ブログをやっているとSEO(エスイーオー)という言葉を耳にしたことがあるかもしれません。
Search Engine Optimazation の頭文字を取ったものですが、日本語では検索最適化と呼ばれます。
自分のページが検索結果のできるだけ最初のほうに表示されるよう、あの手この手で対策することをSEOといいます。
検索して最初のページに表示されると、それだけでたくさんの人がクリックしてくれるんです。
順位が1つ違うだけでクリック率は大幅に変わり、1ページ目表示か2ページ目表示かでもクリック率には天と地ほどの差が出てしまいます。
少しでもたくさんの人に読んでもらうためには、少しでも高い位置に表示されるようSEOを意識した記事構成にする必要があります。
日本の検索エンジンのほとんどはGoogleでしたよね。
要するにSEOというのは、いかにGoogleが気に入るような記事を書くことができるかと同じ意味なんです。
Googleが気に入る記事とは?
Googleは常にユーザーフレンドリーであることを優先にします。
言葉として非常にふわっとした意味合いを持つ「ユーザーフレンドリー」ですが、自分たちに置き換えて考えてみるとわかりやすいです。
調べたいことがあり、検索して出てきた記事を読み終えた時、「そうそう、この情報が知りたかったんだよね!」と感じれば、その記事はあなたにとってのユーザーフレンドリーな情報といえます。
逆に、掲載してある情報が古かったり、誤った内容だとユーザーフレンドリーではありません。
簡単にいうとGoogleがいうユーザーフレンドリーというのは、ネットを利用する人が満足感を得られるコンテンツかどうかという意味です。
でも普通に考えると、どのポイントで満足感を得るかなんて人によって違いますよね。
知りたいと思われる全ての情報を1つの記事にまとめれば全員に適した内容になるかもしれませんが、文字数が多くなりすぎて、逆に自分が欲しい情報がどこにあるかわかりづらくなります。
そこで、これさえ抑えておけば基本的なSEO対策ができるよ!という基本的なテクニックを紹介しますね。
抑えておきたいSEOの基本
基本的なSEO対策として、次のことを意識してみましょう。
- キーワードをタイトルに入れる
- タイトルは30字以内
- 1記事1テーマにする
- 検索意図を考える
- 上位表示のサイトを参考にする
キーワードをタイトルに入れる
記事のタイトルはとても重要なポイントです。
その記事の中で主張したいキーワードを必ずタイトルに入れましょう。
例えばあなたが「このチーズケーキがおいしかった!ブログで紹介しよう」と考え、「チーズケーキ」をキーワードに設定したとします。
するとタイトルは「このチーズケーキがやばい!食べなきゃ損するやつ、紹介します」てな具合に作ることができます。
この時、出来るだけタイトルの最初のほうにキーワードが来るように設定すると効果的と言われています。
○:「このチーズケーキがやばい!食べなきゃ損するやつ、紹介します」
×:「食べなきゃ損する極上の味!おすすめのチーズケーキを紹介します」
キーワードの選び方はかなり奥が深い領域なので、ここは別の記事でも詳しく紹介しますね。
タイトルは30字以内
タイトルは30字以内が適切です。
これは、検索結果に表示されるタイトルの文字数の上限が約30字だからです。
タイトルを見ただけで記事の内容がわかったほうが、ユーザーにとってもわかりやすいし親切ですよね。
1記事1テーマにする
ブログ記事にするときは1記事1テーマを意識して作成しましょう。
例えばチーズケーキをキーワードにして検索するなら、あなたなら一体なにを知りたいと思って検索しますか?
おいしいチーズケーキの店を調べるためかもしれないし、作り方かもしれない、保存方法かもしれないし、値段の相場を調べるためかもしれない。
思いつくことはたくさんありますが、間違ってもこれらの情報を1つの記事に全てまとめてはいけません。
情報がたくさんあるほうが、より多くの人のニーズを満たす記事に仕上がると思いがちですが、情報は多くなればなるほど本当に知りたいことがどこにあるかわかりにくくなってしまいます。
どこに何が書いてあるか調べるだけでも大変なので、よかれと思って情報をたくさん詰め込むと逆に嫌われてしまい、苦労して作った文章なのにかんたんに読み飛ばされてしまいます。
検索意図を考える
あなたが「チーズケーキ お店」で検索するとき、どんな情報を知りたいと思って検索するでしょうか?
営業時間、お店の場所、メニュー、ネット販売があるかどうか、混雑具合は?などなど、自分だったらこんな情報があったら嬉しいなと感じることを推測して記事を書くようにしましょう。
ユーザーの検索意図、要するにユーザーはどういう疑問を解決したいと思って検索しているのかを考える必要があります。
上位表示のサイトを参考にする
自分よりも上位に表示されるブログにはどんなことが書かれてあるでしょうか。
自分のブログよりも充実していると感じれば、その情報を自分の記事に取り込んでしまえばいいんです。
とはいっても、記事の丸々コピーはだめです。
それをやってしまうとGoogleからペナルティを受け、検索結果から表示されなくなってしまいます。
あくまでも自分の言葉で、自分が感じることを書くようにしましょう。
コツコツ続けるしかない
検索で上位表示されるためには時間がかかります。
記事を公開していきなり検索1ページ目に表示されることはなく、公開から2ヶ月~3ヶ月ぐらい経ってからじわじわ順位が上がり始めます。
SEOは気長にやるしかありませんし、絶対といえる方法も存在しません。
ここで紹介したのはSEOの基本的な考え方ではあるんですが、最低限これらを守ってないと上位に表示される可能性はほとんどありません。
少しずつ勉強しながら、そしてキーワードも意識しながら、楽しく記事を作成しましょう。