タンカー事故の重油流出が日本に与える影響は限定的か

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ゆーすけ(守屋祐輔)

ブログに加え、デザイン、カメラマン、執筆をこなすサラリーマン。通称パラレルブロガー。のんびりしてそうでホントにのんびり屋。プロフィールはこちら。運営サイト:サインを作るならご署名ネット。早起き・朝活情報の早起きのプロ。クラシックミニ専門サイトの32miniドットコム

こんにちは、パラレルブロガーのゆーすけ(@yusuke_plmrstn)です。

石油タンカーMV Sanchiと貨物船MV CF Crystalが衝突、MV Sanchiが沈没してから約1ヶ月が経過しようとしています。

このムクッといこうブログでも再三にわたって日本への影響予想や事故を起こした両船の紹介、ブラックボックスなどを紹介し、こういう事故が起こったことすら知らされていない大勢の方に情報を届けてきました。

そして日本人なら最も気になるであろう日本への実害予測ですが、どうやらかなり短期的かつ限定的な影響に終わりそうな感じがしてきています!

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流出したコンデンセートと重油

沈没したMV Sanchiからは136,000トンもの大量のコンデンセートと燃料油が流出し、今でも流出は続いています。

コンデンセートとは石油化学原料の1種でナフサに似た性質を持ち、人体や生体系にとって有害な物質の塊です。

燃料油は言わずもがな、生物や海洋環境に悪影響を及ぼします。

1月下旬には奄美大島の沿岸に黒い塊が大量に漂着し、MV Sanchiから流出した燃料油の可能性が極めて高いということで、現在は “Oil fingerprinting“なる性質照合による検査が行われています。

さて気になるコンデンセートと重油による日本への影響ですが、2018年2月7日のヤフーニュースに東京海洋大学准教授の勝川さんによる記事が掲載され、その中で日本への影響は極めて限定的というコメントが発表されました。

コンデンセートは常温・常圧では液体なので、温度の低い冬の海で短期的に揮発するということに懐疑的な専門家もいます。水中にとどまった場合も、海流に乗って移動しながら、周囲に拡散していきます。水に溶けたコンデンセートは、いずれ微生物に分解されるでしょう。-yahooニュース

重油は今後も拡散していくかもしれませんが、遠くになればそれだけ漂着密度も減るはずです。また、重油流出が初期にまとめて起こったとすると、第一波がきたあとに、長期的に漂着が続くということはなさそうです。-yahooニュース

もちろん奄美大島にはすでに重油と思われる黒い塊が漂着しているのは事実なのですが、今後も継続して大量の重油が悪影響を与えるということはなさそうな感じです。

日本の海はどうなるのか

一番心配されていたコンデンセートと重油の影響が限定的であろうと予想される今、これが現実のものとなれば日本の海への影響はごくごく短期的なものになります。

九州、沖縄地方での漁業やマリンスポーツなどにもほとんど影響はなさそうな風に思えます。

沈没したMV Sanchi周辺にいる食用魚や魚、プランクトンが汚染されていることは十中八九確実視されていますが、沈没するまでの火災でコンデンセートの大部分が燃え尽きてしまい、残りもどんどん蒸発しているというのであれば生態系・環境への影響もごく一部に留まりそうな予感がします。

問題の本質は情報公開か

そもそも今回の事故に関しては日本政府による公式な発表が一切ないままここまで来ました。

そりゃあ日本に直接関係のない事故なので日本政府がしゃしゃり出る場面でないことは理解できますが、各国のメディアで日本への影響が報道され、ネット上でも不安が高まる中でずっと沈黙していた政府の在り方に問題がありそうです。

勝川准教授は次のようにTwitterに投稿しています。

今回の問題の本質はタイムリーな情報公開の仕組みがないこと

海上保安庁から2018年2月5日に次のような書面が発表されました。

DVVBQBbVwAAVDLd

衝突事故発生から1ヶ月後にようやく発表した書面。

浮流油は末端から拡散消滅しているので日本への影響は限定的だという内容です。

やっと出てきた国としての正式な発表ですが、ネット界隈で様々な不安が憶測される中、海上保安庁は書面でだけ提出し、自身のHPやTwitterなどでの発表はしていません。

このネット最盛期の時代、最も優れた情報拡散手段のネットを利用しないのはいったいどういうことなんでしょうか。

勝川准教授の記事の中ではこうも言われています。

前例がない突発的な事象に、柔軟に対応するというのが、日本の官僚組織にとっては構造的に難しいのです。なので、こういう事態には、政治がイニシアチブをとって、情報発信を推進すべきと思います。-yahooニュース

突発的な案件に柔軟に対応できない日本の官僚組織。

問題の本質はここにありそうですね。

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今後も情報をお届けします

事故発生当時こそ海外のネットニュースでも連日取り上げられ、環境汚染を含んだ今後の行く末が大きく取り沙汰されていましたが、さすがに1ヶ月も経過すると新しいニュースが少なくなりました。

日本に直接関係のない事故なので、沈没したMV Sanchi, 相手船のMV CF Crystalに関する情報がこれ以上国内で報道されることはまずないと考えています。

ムクッといこうブログでは今後も海外ニュースを読み漁り、解析結果が待たれるブラックボックスの行く末や事故責任の在り処などお届けしていこうと思っています。

MV Sanchiに関する最新記事は随時Twitterアカウント(@yusuke_plmrstn)で紹介しているので、フォローをお願いします。

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