新入社員の皆さんにとって頭を悩ませるスーツ問題。
どうせ見た目もそんなに変わらないし、1着あれば十分でしょ?と考えたりしていませんか?
第一印象でその人に対する印象のほとんどが決まってしまうとも言われるほど、あなたの社会人生活を左右してしまうかもしれないスーツ。
そこで今回は新入社員は何着ほどスーツを持っておけばいいのか?という疑問についてお答えしますよ。
この記事の目次一覧
新入社員のスーツの数、理想は3着
結論からいうと、新入社員はスーツを3着用意しておくことをおすすめします。
そして毎日異なるスーツを着るようにし、ローテーションでスーツを変えるのです。
同じスーツを連続して着ると、スーツへのダメージが蓄積されやすくなります。
そのためスーツを入れ替えながら着ることでスーツを長持ちさせるとともに、スーツを着るあなた自身も気分が引き締まります。
さらに周りからの印象も変わるので、ぜひ複数のスーツを着回すようにしましょう。
新入社員はスーツ1着は問題外
社会人にとってスーツは制服のようなものです。
会社の社風にもよりますが、日本の大多数の会社ではスーツを着て出勤することがまだまだ常識として考えられています。
仮に勤務時間を朝9時〜夕方6時までの9時間とし、通勤で往復1時間かかるとすれば1日10時間スーツを着ることになります。
1週間に5日間出勤するとすれば、1ヶ月で約20日間スーツを着用し、10時間×20日=200時間スーツを着ている計算に。
この200時間もの長い期間、あなたは同じ服をずっと着続けたいと思いますか?
スーツじゃなくてもいいので、お気に入りの私服に置き換えて考えた場合、洗濯もしないで同じ服を200時間も着ることはありますか?
普通に考えるとそんな人は少ないはず。
というわけで、新入社員でスーツ1着で過ごすというのはさすがにスーツが少なすぎるということを覚えておきましょう。
新入社員のスーツ2着は少なすぎ、4着は多すぎ
どうして3着にこだわるのかというと、1着は問題外として、2着では少なすぎ、4着は多すぎるということが挙げられます。
スーツは毎日ローテーションして着るべきと説明しましたが、2着ではスーツが休まる暇もなく着ることになり、どうしてもスーツを痛めやすくなってしまいます。
また、仮に1着をクリーニングに出したとして、仕事が忙しくてなかなか受取りができない場合、もう1着をずっと着続けることになってしまいますよね。
そういうことを避けるためにも、スーツが2着だけだと不安を覚えます。
では4着はどうかというと、新入社員がいきなりスーツ4着を揃えるのは多すぎるといえます。
スーツが多ければ多いほど1つのスーツに対するダメージは少なくなり、寿命は伸び、長く着ることになります。
そうなった場合、新入社員の頃に買ったスーツの好みが変わってきたり、体型が変わってきた時のことを考えると、4着もスーツを買うのは金銭的にもったいないといえるでしょう。
吊り下げの格安スーツが販売されているとはいえ、気に入らなくなったのですぐ捨てて新品を買う行為は一般的ではありませんよね。
そうなるとやはり一番バランスが取れるのは3着ということになるのです。
季節によってスーツへの影響が変わる
夏場になると男性のズボンは悲惨なことに・・・。
真夏でも長ズボンなので、ちょっと外回りをしようものならズボンの中はびっしょり汗をかきます。
そんな汗まみれのズボンを1ヶ月毎日はいているとだんだん異様な臭いを放つようになり、お客さんだけでなく隣に座っている同僚にまでおかしな目で見られることになってしまいます。
じゃあ事務作業でほとんどオフィス内にいれば大丈夫なんじゃないの?と思う人もいるでしょうが、事務所は事務所でクーラーの効きが悪い時もあります。
会社によっては、省エネの名の下にクーラーの設定温度を高めにしている可能性もありますよね。
そうなると事務所で働いている社員は地獄を見ます。
座っているイスの座面に熱がこもるのでじっとり汗をかき、座りシワも相まってズボンが痛みやすいのです。
一方、冬は夏に比べるとほとんど汗をかかないので、途中で臭いが気になるようなことにはならないはず。
とはいうものの、ずっと同じスーツを着続けるのはスーツへのダメージが蓄積されやすくなるので、やはり複数のスーツを持っておくのは正しい選択といえます。
新入社員っぽいスーツからは早く卒業しよう
新入社員の人が着るスーツ(リクルートスーツを含む)は、周りから見るとどうしても新入社員っぽさがにじみ出てしまいます。
もちろんそれはフレッシュさと言い換えることもできますが、スーツを着こなすのではなく、いつまでもスーツに着られる新入社員のままではいけません。
ある程度会社と仕事に慣れ、スーツを着ることに抵抗を感じなくなってきたタイミングを見計らい、少しお金を出して徐々にスーツを入れ替えましょう。
就職活動で使っていたリクルートスーツやネクタイからも早いうちに卒業し、自分の体にフィットするオーダースーツやオーダーシャツを身に着けるのもいいですね。
まとめ
スーツは毎日着るものなので、3着はできるだけ早いタイミングで買い揃えておくといいですね。
中にはスペアパンツがついてくるお得なスーツもあるので、汗かきの人はそういうスーツをかしこく利用しましょう。
スーツが少なすぎてボロボロのスーツを着ることのないように、また、多すぎるスーツがタンスの肥やしにならないように、適切な数のスーツを揃えておくようにしましょうね。