朝の時間を自由に使えるようになると人よりも長い人生を生きることになります。
自分だけの時間、勉強のための時間、瞑想する時間、運動する時間など、使い道がたくさんあって考えるだけでもワクワクしてきますよね。
ところであなたはどうして早起きしたいのか明確な理由を言うことはできますか?
実は、早起きしたいけど朝起きられない人は「そもそも早起きする理由がない」ことが原因になっていたりしませんか?
今回は早起きする目的のお話です。
この記事の目次一覧
何事にも目的がある
どんな些細なことにも必ず目的があります。
目的はあいまいな表現で言い表されることが多いのですが、例えば僕が早起き情報を提供する目的は、
- 自分で自分の人生を管理下に置くため
- 1人でも多くの人に早起きの素晴らしさと、そこから得られるかけがえのないメリットを知ってもらいたい
というものです。
なんだか立派なことを言ってるようで、よく見てみるとあいまいでフワッとしたものに感じるかもしれません。
でもそれが目的というものなのです。
その目的のために私自身が始発朝活を実践することで、今まさに圧倒的な結果を作り出す歩みを進めているところなのです。
ちなみにですが、私がはやプロを運営する目的はさきほど紹介した通りですが、それを達成するための1つの目標が始発朝活をすることです。
・・・頭が混乱してきましたか?
目的と目標をしっかり決める
目的と目標は似ているようで異なります。
目的はあいまいなもので、目標は明確なものです。
目的は行き先で、目標は過程です。
最終的な到達地点(目的)があるからこそ人は頑張れます。
言い換えると目的のない早起きは頑張れません。継続できないのです。
早起きしてでも達成したい何かがある!
この強い衝動が早起きを可能にしてくれる原動力になるのです。
早起きは手段であって目標ではない
早起きすることだけが頭にあると長続きしません。
早起きは目的に向かうための1つの手段に過ぎず、これが目標になってしまうと不完全燃焼に終わってしまうことがあります。
気楽に考えてみよう
「目的」ときくと難しく考えすぎてしまうかもしれないため、もっと気楽に考えてみましょう。
例えば『健康』をテーマに設定してみましょう。
その場合、早起きする目的と目標の一例は次のように考えられます。
早起きの目的と目標
目的:健康な体を手に入れる
目標:毎朝ジョギングを30分する
次は『勉強』をテーマにしてみます。
早起きの目的と目標
目的:世界を股にかけて働く
目標:毎朝TOEICの問題集を10ページ進める
どうでしょう、なんとなくわかりましたか?
コツは難しく考えすぎないことです。
いっぱい読書したいんだよね、家族との時間を増やさないと、庭のお手入れしたいんだよな、という本当に簡単なものでも構いません。
ツールに頼るのも1つの手
なかなか自分の考え方がまとまらないという人は便利なツールに頼るのも1つの手です。
みなさんはフランクリンプランナーという人生設計手帳はご存知でしょうか。
フランクリンプランナーは第四世代の手帳と呼ばれており、自分の人生の目的や理想とするライフスタイルの達成に役立つと言われています。
詳しくはこちらの記事で紹介しています。
日々ブラッシュアップしよう
ある程度目標が決まってくると、それを達成するための具体的な目標に落とし込みます。
目標は具体的であればあるほどいいとされています。
例えば
- 早起きして30分散歩する
- 朝から腕立て50回する
- 読書20ページ進める
という具合ですね。
これらの目標は毎日の進捗に合わせて少しずつ調整しましょう。
他にもやりたいことが出てきたら追加してもいいですし、もっと磨きをかけることに使ってもかまいません。
日々新しいことに挑戦し続けるチャレンジ精神も重要なポイントです。
小さな習慣を積み重ねよう
目標を決める時のコツは「バカバカしくなるほど簡単に達成できること」にすることです。
毎日特別な苦労もなく無理なく達成出来る目標を積み重ねることで自分の中のやる気と満足感が高まるとともに、調子がいい時は目標以上の成果を期待することもできます。
目的と目標は他人と共有する
自分で決めた目的と目標を他人と共有するとなんとしても達成しなければ!と自分自身を追い込むことができます。
友人に話す、家族に話す、メールで送るなどやり方はたくさんありますが、お手軽な方法はSNSを使うことです。
TwitterやFacebook上で「これから毎日早起きするから見ておいてね!」と宣言し、さらに早起きした時にはその時間に書き込むようにします。
始発電車で家を出て朝活してから出勤する生活を今日から開始します。正直いつまで続くかわからんけど、習慣付けば始発朝活は相当強いスキルになると思う、マジで。
電車は当然ながらガラガラだけど、始発からでも同じように電車乗ってる人がいるのが東京のすごいところだよなぁ。 pic.twitter.com/blHxbkxZnS— ゆーすけ守屋祐輔@早起き専門家 (@yusuke_plmrstn)
2017年9月5日
すると友人も「本当に頑張ってるんだな!」とだんだん応援してくれる力強い存在になってくるでしょう。
目的と目標を他人と共有することで自然と味方を作ることができるだけでなく、自分の中で何度も反すうしてワンランク上の目的と目標にブラッシュアップできる可能性も考えられるのです。
目につくところに書き出す
手帳やノート、PCの横など、毎日の生活の中で目に触れる場所に目的と目標を書き出しておきましょう。
その度に自分の中で意識が高まり、日常生活にメリハリが出るとともに深層心理にも「自分はこの目標のために早起きするんだ」と深く刷り込むことができ、結果として目覚めをサポートする役割を果たす効果も期待できます。
ふとした時に弱くなる自分と向き合おう
本音を言うと、早起きを続けているとそりゃあ辛い時もあります。
もっと長く寝ていたい時もありますし、ゆっくりしたい朝もあります。
人間なので誰でもふとした時に弱くなる自分に気付くこともあります。
でもそんな自分を責めるのは辞めましょう。
睡眠欲は人間の3大欲求の1つと言われ、眠りたい気持ちは人として当然だれでも持っているものなのです。(3大欲求:食欲、性欲、睡眠欲)
その意思に逆らって早起きしようというのは当然たくさんの誘惑と戦う必要があり、負けてしまっても仕方のないことなんです。
大切なのは「じゃあ次どうするか」です。
1度負けてしまっても翌日勝てばいいんです。
それが2回になり、3回になり、回数を積み重ねていくうちに自信につながり、大きな成果へとつながっていくのです。
目的は自分の人生をも変える
目的と目標が決まると毎日の生活にメリハリが出ます。
会社勤めをしていて家と会社の往復の毎日にうんざりすることはありませんか?
そんな時でも確実に1歩ずつ成長している実感を感じることができれば、毎日の生活も捨てたもんじゃないと考え直せるのではないでしょうか。
なにも確固たるかっこいい目的である必要はありません。
健康になりたい、お金持ちになりたいという本当にぼんやりしたものでもいいんです。
目指すべき方向と考え方を持った人間は、周りと比べても1つ抜きん出た存在になることができるのです。