こんにちは、パラレルブロガーのゆーすけ(@yusuke_plmrstn)です。
Macでブログを書く人にとっては欠かすことの出来ない必須ツール『MarsEdit』が、このたびメジャーアップデートされて MarsEdit 4.0へと進化を遂げました。
前回の MarsEdit 3.0からなんと7年越しのアップデートです。
というわけで、新しい変更点からアップグレードの方法までご紹介します!
この記事の目次一覧
MarsEdit 4.0の新しい機能
新しくなった MarsEdit 4.0の新しい機能は以下の通り。
新しい外観(A Fresh New Look)
見た目がスタイリッシュになりました。アイコンが刷新され、モダンテイスト溢れる感じに。
プレビューの自動作成(Automatic Preview Template Generation)
ブログに投稿した時と同じような画面でプレビューを確認できるようになりました。
今までもプレビューを編集して同様のことが出来ていたので今更感もあります。
ワードプレス機能の更新(Enhanced WordPress Support)
アイキャッチや投稿スタイル(公開、下書きなど)、筆者情報を選択することができるようになりました。
プレビューフィルターの強化(Faster, More Robust Preview Filters)
マークダウン、マルチマークダウン、Convert Line Breaksを利用していた人であれば、プレビュー機能が使いやすくなりました。
エディター機能の強化(Improved Editor)
ボタンクリックで太字など、新しいリッチテキストが採用されました。
Safariとの連携機能アップ(Dazzling System Integratin)
Safariと連携させることで、現在開いているWebページをMarsEditに取り込めるようになりました。
アーカイブ機能の強化(Expanded Blog Archving)
過去記事の取り込み機能が強化されました。
MarsEdit App本体に過去記事データを取り込んでおくことで、もしブログが消えてもバックアップが取れます。
MarsEdit4.0へのアップグレード方法
アップグレードはめちゃくちゃ簡単。
新しいMarsEdit4.0アプリをインストールして起動するだけです。
MarsEdit4.0アプリをダウンロード
まずはMarsEdit4.0アプリをダウンロードします。アプリは無料でダウンロードできます。
古いMarsEditアプリが残っていてもそのままで大丈夫。
なお、アプリをダウンロードした段階では新規キャンペーンが適用になります。
従来のMarsEditを使っていた人でも、4.0の使い始めから14日間は誰でも無料でMarsEdit4.0の全ての機能が使えます。
14日間を過ぎると投稿機能が使えなくなるので、それ以降も継続して使っていく場合は有料登録が必要です。
古いMardEditからデータのインポート
MardEdit4.0を開くと自動的にデータがインポートされます。
キーチェーンを利用している場合はパスワードを求められます。
複数のブログを管理している場合、パスワードも複数回入力が必要です。
これで全てのデータがインポートされました。
特別な作業も必要ないので、乗り換えは簡単です。
MarsEditライセンスの更新
今まですでにMarsEditを使っていた人はUS$24.95(≒約2,500円)で有料でMarsEdit4.0のライセンスを更新することができます。
新規購入の場合はUS$49.95(HPより)必要なので、半額でライセンス更新ですね。
更新方法は2つ。
- Red Sweater(MarsEdit販売会社)のHPから
- App Storeから
いずれにしても、割り引きを適用するためには前回購入した時に発行された個人コードが必要なので、過去のメールから探しておきましょう。
Red SweaterのHPにアクセス
まずRed SweaterのHPにアクセスし、『Store』を選択します。
一番上にMarsEdit4.0が表示されるので、『Add To Cart』を選択します。
ディスカウントを選択
表示された画面では新規購入時の値段しか表示されてないので、一番下のチェックボックスにチェックを入れましょう。
するとディスカウント後の料金が表示されました。
四角の枠に前回購入した時にライセンスコードを入力し、あとは精算をすすめればOK。
個人で使う場合はUS$24.95を選択しましょう。
ファミリパックのUS34.95は5人まで共同で使えるライセンスのことです。
アプリの中でも高額なMarsEditなので、こういう割り引きは上手に使っていきたいですね。
MarsEdit4.0を使った感想
さて、さっそくアップグレードして使っているMarsEdit4.0ですが、今まですでにMarsEditを使っていた僕からすると正直ぜんぜん変わらないというのが本音。
見た目がちょっとオシャレになりましたが、それが劇的に使いやすさ向上につながっているかというと疑問が残ります。
そもそもすでにMarsEditは自分の中で完成されたエディタだったので、これ以上望むものがない状態だったというのもあります。
最初に紹介した新機能もどれもパッとしないものなので、お金を払ってライセンスを購入するのはちょっとバカらしいかも。
とはいうものの、使い勝手が大きく変わるものでもなく、どうせ毎日使うものだし、2,500円くらいであれば払ってもいいやという僕のような人はサッサとアップグレードしておいてもいいでしょう。
ちなみに、古いバージョンのMarsEditはそのまま使えます。
昔のほうが使いやすいという人もいるはずなので、アプリは消さずに残しておくことをおすすめします。
その他、MarsEdit4.0を使っていて気になった点を挙げておきます。
ショートカットでHeadingを選択すると改行が入る
Heading(見出し:h2, h3, h4・・・)を挿入する時に、僕はショートカットキーを使っています。
例えばh2なら文字を反転させて option+command+2、h3なら option+command+3という具合に。
ところがこれでHeadingを設定すると、見出しタグの前に<p></p>タグが挿入されるようになりました。
いちいち手動で消去するのが手間なので従来の仕様に戻してほしいです。
アップロード時の画像の挙動が変わった
記事に画像を挿入してアップロードするとき、従来のMarsEditでは画像アイコンが1つずつ減少し、いままさにアップロードされているんだなということが目視でわかりました。
MarsEdit4.0ではその仕様がなくなり、アップロード中でも画像アイコンは全て表示されたままの状態で、最終的に一気にアップロードされるようになりました。
アップロード進捗がわかって便利だったんですけどねぇ。
まとめ
久しぶりのアップデートが入ったMarsEdit。
十分に神エディタとして地位を確立していましたが、今後も更なる開発が期待される今回のニュースでした。