Marchatに登録して専用タグを埋め込むとすぐに使い始めることができますが、簡単な初期設定をしておくと後が便利です。
その方法を紹介します。
この記事の目次一覧
Marchatのおすすめ初期設定
この順番で説明していきますね。
- Marchatに登録
- サイトを登録
- 専用タグを埋め込む
- 応答を作る
- ロボットの発話を編集
とりあえずMarchatを使えるようにしたいという場合は【1】〜【3】を設定しておけばOK。
もっと便利に、より細かく設定したい場合は【4】、【5】に進みましょう。
【1】Marchatに登録
なにはともあれ、アカウントを登録しないことには始まりません。
無料で登録できる上、お試しで1,000ポイント付与されるため、サイト規模にもよりますが数週間は使えるでしょう。
こちらからさくっとアカウント登録しておきましょう。
【2】サイトを登録
Marchatを設置したいサイトを登録します。
1つのアカウントで複数サイト登録することが可能ですが、ポイントが尽きるとMarchatが表示されなくなるため、ある程度ポイント数に余裕を持っておくことをおすすめします。
マイページに入って『登録サイト一覧』から新規サイト登録に進みます。
サイト名、URL、プランを選択すれば登録完了。
登録から10秒ほどでサイト専用のタグが発行されました。
【3】専用タグを埋め込む
発行された専用タグをサイトに埋め込みます。場所は</body>タグの直前です。
日頃からサイト管理に携わっている人はわかるかもしれませんが、そうでない人は誰か詳しい人に聞いてみてください。
具体的には、もしサイトをワードプレスで運営している場合、</body>タグはfooter.phpにあります。

コピーした専用タグを埋め込んだ様子が上の画像(オレンジの枠)です。
あとはこれで保存するだけ。
埋め込みがうまく完了していれば、サイトに左下にMarchatの吹き出しが表示されているはずです。
埋め込みはちゃんとできてるのにMarchatが表示されない人は古いキャッシュが残っているかもしれないので、スーパーリロードしてみましょう。
スーパーリロード
- Win: Shift+F5
- Mac: Shift+Command+R
とりあえずMarchatを使ってみたい人は、この【3】まで設定すればOKです。
より便利に、お客様にとっても使いやすいチャットボットに仕上げていくには、この先の設定を進めていきましょう。
【4】応答を作る
想定される質問と答えを手動で入力していきます。
マイページの『応答作成・一覧』の項目に進むと、応答を新規登録することができます。
検索キーワード
- 3つまでの複業キーワードに対応
- 複業キーワードの並び替えは不要
- 重複キーワードは自動削除
応答内容
- HTMLタグの利用可能
- Google Map、画像、動画、外部リンクなども設定可能
という具合に細かいところまで作り上げることが可能。
お客様が検索するであろうキーワードを予想して作るのが基本ですね。
運営サイトに『よくある質問』などがあれば、そこから引っ張ってくるのもいいですね。
CSVなどを利用したデータの一括登録機能は備わっていないため、多少面倒ですけど1つずつ手入力する必要があります。
登録済みの質問/回答であれば少ないポイントでMarchatが起動するため、時間を見つけて積極的に登録していきたいところですね。
登録した質問はMarchatで実際に何回検索されたか項目ごとに確認することができるので、お客様のニーズを深く理解することにもつながります。
【5】ロボットの発話を編集
『基本設定』の項目からMarchatの起動画面の見た目や配色、デフォルトのメッセージを変更することができます。
対応するアイコンと色はサイトテーマに合わせてお好みで変更しましょう。

お問合せフォームを設置しておこう
ここでオススメしたい設定がお問合せフォームの登録です。
ロボットによるサイト内検索にも登録質問にもヒットしなかった場合、デフォルト設定でMarchatは「ヒットする情報はありませんでした」と無機質な返事をします。
その代わりにお問合せフォームを表示させることで、より確実にお客様の疑問解消につなげることができます。
検索結果でお問合せフォームを表示させるためには、『基本設定』の項目の中から『サイト内検索がなかった時』の項目に入力します。
こうすることでメールアドレスに直接コンタクトが来るようになりました。
お問合せフォームはわすれないように設定しておきましょう。
Marchatの初期設定を忘れずに
ここまで設定が完了すれば初期設定としては十分かと。
あとは実際に使いながら質問/回答を増やしたりして様子を見ましょう。
Marchatは利用料金が安く抑えられているため、試行錯誤しながら使い方を学ぶのにいいですね!