Hello, パラレルブロガーのゆーすけ(@yusuke_plmrstn)です。
みなさんは英語を自由自在に使いこなしたいと思ったことはありませんか?
外国人の方に道を聞かれて軽やかに英語で案内したりニュースや映画を字幕なしで理解したり。
今では会社でも英語力を問われるシーンが増えていますね。昇進の条件でTOEICの点数が設けられているなんて常識になりました。
僕は昔から英語が好きで、学生の頃から独学で英語を勉強してTOEIC945点、英検準1級に一発合格(1級じゃないのが残念・・・)したりと「そこそこ」な英語力を身につけることはできました。
でも、
- 英会話はペラペラじゃない
- ニュースも映画も6割〜7割くらいしか聞き取れない
- 今は英語に全く関係ない仕事をしているので英語力は落ちる一方
という何とも中途半端な状態です。
特に3番の「英語力は落ちる一方」というのが自分としても受け入れがたいほどに嫌で、なんとかせねば!と常日頃感じていました。
そしてとうとう重い腰を上げてもっかい英語を勉強しよう!と思い返し、その様子をこれから長期連載記事で紹介していこうと決めました!
この記事の目次一覧
ゆーすけの英語歴
周りとなんら変わらない普通の家庭で育った僕。
そんな僕がどうやって今の英語力を独学で身につけたのか歴史をご紹介します。
中学時代
僕が英語を勉強し始めたのは中学に上がってから。周りと一緒のタイミングでした。
その頃は英語が楽しいと感じていて成績もそこそこ良いほうでした。
初めのうちは上々の滑り出しというところでしょうか。
高校時代
ところが高校に入ると英語のレベルが一気に上がるので全くついて行くことができず、授業もちんぷんかんぷんな状態で、当時は英語が嫌いとも感じていました。
他の科目も大して授業を聞いてなかったのでみるみるうちに成績は下がります。
そのうち大学受験が近づき、「これじゃあいかん!まずは昔好きだった英語の授業だけでも真面目にきこう!」ときっちり板書するようになりました。
(当時は板書すらしないで授業に出ていたどうしようもないダメ人間でした)
すると少しずつですが英語がわかるようになりました。
もともと英語は好きなほうだったので、わかるようになると英語に対する気持ちが盛り返してきました。
理系コースに属していましたが、英語が好きという気持ちを取り戻した僕はそれから一切の理系科目は捨て英語のみに特化して勉強するようになりました。
そして晴れて英語学科への進学が決まりました。
大学時代
理系のむさ苦しい雰囲気から一転、文系のしかも英語学科の女性だらけの環境ギャップに戸惑いながらも大学生活がスタートします。
ところが初めのうちこそ楽しく英語を勉強していましたが、時間が経つと自分の中の英語熱が低下していることに気付きました。
理由はかんたん、明確な目標を見失っていたからです。
高校の頃は英語への情熱を取り戻したことと大学受験という目標があったので走りきることができました。
ところが無事に受験を終えると次の目標がないままに英語勉強をスタートしていたのです。
目標がないまま動き出すのは地図を持たないで大海原に出る船のようなもので、目的地がなく自分の現在地さえ見失い最後には遭難してしまいます。
そんな時に僕の目に飛び込んできたのが「TOEIC」と「単位」と「奨励金」いう3つの単語でした。
TOEICは試験時間が長い英語テストくらいの薄い情報しか知りませんでしたが、注目すべきは「単位」と「奨励金」です。
要するにTOEICで一定以上の点数を取ると単位と奨励金をもらえる制度が大学に用意されていることを知ってしまったのです!
こうなると僕のような単純な人間は一気にやる気MAXになります。
まるで目の前に人参をぶら下げた馬のようにがむしゃらに走ったのを覚えています。
出来るだけお金を節約するために大学の図書館にある英語教材を片っ端から使って勉強したり、外国人講師を捕まえて英会話の練習をしたりと、とにかく自分から積極的に動きました。
そう、全ては単位と奨励金のために。
結果として大学生活を終える頃には、
- TOEIC890点
- 英検準1級
- ニュージーランド1ヶ月留学
- アメリカ1ヶ月留学(全額大学の補助)
- 早々に単位を取って4年次は暇
- 奨学金10万円ちょっと(うろ覚え)
という成果物を得ることができました。
就職後
就職した会社では外国を行き来する船のスケジュール管理の仕事に就きました。
船員はフィリピン人か中国人だったので大いに英語力を活かすことができました。
やはり毎日英語に触れる環境は大事で、特にこれといった勉強はしてなかったものの、会社で受けたTOEICで自身最高得点の945点を獲ったのもこの頃でした。
2年後に東京に転勤になり、今まで以上に英語が必要な環境に変わります。ここでも今までの英語力が役に立ちました。
そして転職して外資IT会社で勤務。当然英語を使います。
そしてさらに職を変えて現在に至りますが、英語とは全く無関係の仕事をしています。
前職の外資ITの時代から見ても2年以上は英語から離れていることになります。
そりゃあ英語力も低下して当然ですよね。
現在
みるみる落ちていく英語力に気付きながらも今まで何もアクションを起こしてこなかったのは自分の責任ですが、これも英語を勉強する明確な目標がなかったことが原因です。
会社に入ってからというもの、今までのように自分から英語を勉強する環境から離れていました。
だって毎日仕事で英語を使うので意識しなくても自然と英語力が鍛えられる環境にいましたもん。
いつの間にか英語に対して受け身の自分がさも当然のようになってしまい、英語を使う職場から離れるとそんなペースで目標もないまま現在に至ります。
英語を勉強する目標を決めよう
僕が繰り返し使っている「明確な目標」という言葉。
実はこれメチャクチャ大事なキーワードです。
英語を身につけるためには明確な目標が不可欠です。
どうして英語を身につけたいのか、英語が話せるようになったら何をしたいのか、どんな資格が欲しいのかなど内容は何でも構いません。
とにかく具体的で明確な目標を決めておくことを強くおすすめします。
この目標は人に伝える必要はないのでどんなに恥ずかしいことでもオッケー。
英語を話せる自分になって周りからカッコいいと思われたい。
バーで外国人を英語でナンパしたい。
TOEICで800点以上とったら奨励金が出る。などなど。
目標を決めるとその達成のための道筋が見えてきます。
道筋が見えれば今日1日何をすべきか見えてきます。
やるべきことがわかれば1分1秒を惜しんで効率的に行動できます。
人間なので時にはサボりたい気持ちに駆られることもあります。
でもそんな時でも英語勉強に気持ちをグイッと引き戻してくれるもの。それが明確な目標なんです。
英語の必要性
そもそも英語はどうして必要なんでしょうか?
例えば外資の会社で働くなら英語が必須というのは理解できます。
片や、田舎で地域住民しか相手にしない商売をしている人からすると英語は必ずしも必須ではありませんよね。
別に英語がなくても生きていけるよね?というのは理にかなったことだと思います。
「これからの時代は英語くらいできて当然」とか「国際社会で生き抜くため」とか耳障りのいい言葉で一括りにするのは簡単ですが、ちゃんと明確な理由で説明してくれる人はなかなかいないのが現実です。
ゆーすけが英語をおすすめする理由
僕が今回英語をもう一度やり直そうと決めた理由、それは英語が理解できると圧倒的にメリットが多くなるからです。
圧倒的な情報量の差
現代の情報収集はほとんどWEBを介して行われますが、世界中のネットコンテンツの51.6%が英語で書かれていることは知ってますか?(2017年3月現在:参照 Wiki Languages used on the Internet)
これが日本語になるとわずか5.6%にまで減少し、その差は約10倍にもなります。
これは相当な差です。全ての情報が自分にとって有益ではないにしても、触れる情報が増えるのは自分の選択肢を広げてくれることにも繋がります。
しかし情報が増える分、正しい情報を取捨選択する必要性はありますね。
一次情報にアクセスできる
英語を読めると一次情報(発信源の情報)を取りにいくことができます。
例えばこちらはGoogleオフィシャルブログですが、内容は全て英語で書かれてあります。
この内容を理解するためにはGoogle日本語版ブログで同じ記事が日本語訳されたり、Google関連の情報を配信するブロガーなどの有志によって翻訳されるのを待つ必要があります。
するとこれらは一度誰かのフィルターを通した情報になってしまいます。
情報の取捨選択にはそれが信頼できる発信元からの情報かどうかはめちゃくちゃ大事なことです。
言葉の意味を理解できる
例えばステンレスという単語を例にとります。
汚れがつきにくく錆びない金属のことで、食器や建築部材などあらゆる所で使われていますね。
これを英語で書くと “Stainless” ですが、英単語を分解すると “Stain (汚れ)” + “less (無し)” となり、言葉の意味から理解できます。
ステンレスと Stainless。
カタカナと英語で比べると理解度が全く違います。
カタカナ英語を脱却するべき理由について紹介してますのであわせてどうぞ。
他にも頭文字だけ省略した単語を分解して意味から理解することもでき、英語が出来れば物事の理解が深まります。
(いまだに)尊敬の眼差しで見られる
英語ができるという理由だけで周りから特別視されます。
普段から英語とは関係が遠い環境であるほどその傾向が高まります。
たまに英語で電話対応しようものなら「おぉ〜」と一同絶賛。
自分からすると別に特別なことをやっている感覚はなくても英語のステータスはまだまだ立派な肩書のようなものなんですね。
ビジネスの幅が広がる
フリーランスや個人事業主で仕事をやってる人は英語が出来るだけで顧客の幅がグンと広がります。
今まで日本人のみが商売相手だったのが一気に世界に広がりますからね。
サービスの内容にもよりますが、ビジネスチャンスが増えることは間違いありません。
今後の英語勉強
英語を勉強し直そうと決めた僕ですが、まずは英会話からやり直そうと考えています。
そのためにオンライン英会話で人気を集めている「オンライン英会話ネイティブキャンプ 」を利用します。
ネイティブキャンプは月額定額で24時間英会話し放題という驚くべきサービスを提供しているオンライン英会話サービスのこと。
1週間の無料お試し期間もあるのでとりあえず登録だけするのも良さそうです。
英会話はとにかく自分からアウトプットする必要があります。
オンライン英会話なら間違ったところもちゃんと指摘してくれるのでアウトプットしっ放しにならない点がいいですね。
英語の聴き流しは無駄
ちなみにご参考までの情報ですが、英語耳を鍛えるために英語を聴き流そう!という学習方法をすすめる人がいます。
でも基本的なリスニング力がついてない状態で聴き流しても英語は雑音にしか聴こえず全く力にならないので注意が必要です。
単純にやった気になるだけで時間とお金を捨てているようなものです。
まずはこちらの記事で紹介しているディクテーションを取り入れてイチから耳を鍛えることをおすすめします。
まとめ
今後はこのブログで僕がネイティブキャンプを利用して英会話を練習する風景をお届けしようと思います。
音声や動画を記録してどれくらい上達したか比べるのも面白そうですね。
一緒に英語学習がんばっていきましょう。