冬コミケのリストバンド(参加証)2倍値上げ!発売日はもうすぐ!
C98(ゴールデンウィーク)は正式に中止が決定。C99(2020年冬コミ)の開催も現時点では未定。詳細はこちらをどうぞ

※ 本記事は2019冬コミケC97向けの記事です。2020ゴールデンウィークコミケC98のリストバンドに関する情報が更新され次第変更しますので、当時の雰囲気としてお楽しみください。

2019年夏コミケ(C96)から導入されたリストバンド(参加証)が、2019年冬コミケ(C97)では値上げされることが決まりました。

従来は1本500円でしたが、これが事前販売だと550円に値上げ。

当日販売はなんと2倍の1,000円への値上げです!

もし4日間とも当日販売で購入すると4,000円もかかってしまうことになるので注意が必要です。

さゆ
これは事前販売が圧倒的にお得だね!

コミケ地図無料マップ

リストバンド(参加証)値上げの経緯

コミケ公式サイトで突如発表されたリストバンド(参加証)の値上げ。

詳しい経緯が公開されてないので憶測の域を脱しませんが、事前購入と当日販売に値差を付けてお得感を出すことで事前購入を促し、当日のリストバンド購入待機列を短くするのが目的か?という意見が聞こえてきます。

C96夏コミではリストバンド無しでも入場できた人もいたということもあり、一部では不公平感が叫ばれていたことも事実です。

C97冬コミでは入場時のリストバンドはしっかり確認すると言われていますので、当日販売の長蛇の列が予想されます。

それに対応するために事前購入を促しているのでは?と考えられるのです。

いずれにしても前回のように正直者が貧乏くじを引くようなことにならないよう、運営側にもしっかり動いて欲しいものです。

リストバンド値段と発売日

リストバンド(参加証)の価格一覧です。

  • 事前販売・・・550円/日
  • 当日販売・・・1,000円/日
  • 冊子カタログ同梱・・・2,750円(ただしROMカタログには付属していません)
コミケのリストバンド参加証

コミケ公式HPより引用

C96夏コミ同様に、冊子カタログを購入するのが圧倒的にお得です。

コミケ情報満載なカタログにはコミケ参加者必携ともいえる会場マップも付属しており、分厚い冊子は読み物としても優秀。さらにリストバンド4日分がついているというお得な内容ですね。

リストバンド単体での発売は『アニメイト・とらのあな・メロンブックス』で12月7日からです。

通販にも対応しているとのことなので、気になる人は各社のHPをチェック!

かのん
カタログの充実っぷりがすごいね!

リストバンドまとめ

コミケのリストバンドについてわかっていることをまとめます。

企業ブース(青海展示棟)はリストバンド不要

C97冬コミケからは企業ブース(青海展示棟)への入場時にリストバンドは必要ありません。

前回は全ての会場にリストバンドが必要だったのですが、緩和されました。

コスプレ参加者はリストバンド必要

コスプレする人もリストバンドは必要です。

これも前回と同じです。

4日間それぞれ別々のリストバンドが必要

リストバンドは日付毎に色が異なり、別の日のリストバンドを利用した入場はできません。

破れても捨てちゃダメ

参加証(リストバンド)が破れてしまっても再発行してくれません。

が、例え破れていても正式な参加証としての効力は保たれていますので、捨ててはいけません。

2020年冬コミケ(C99)以降は無料化(たぶん)

コミケ有料化はオリンピック期間中の暫定措置のため、オリンピックが終わったあとのC99からは従来の無料参加スタイルに戻る予定です。(たぶん)

手持ちでも大丈夫

手首に巻くことを推奨されていますが、手持ちでも問題ありません。

コミケはお客ではなく参加者・・・でも。

コミケに関して勘違いされやすいことの1つに、『参加者は皆作り手であり、お客さんではない』というものがあります。

そもそもコミケとは同人作品のお披露目の場としてスタートし、40年以上の歴史があります。

作品の有料販売は当時からありましたが、これは利益を得ることが目的ではなく、作品を出すためにかかった経費を補う意味がありました。

サークル参加者も一般参加者もコスプレ参加者もみんなでイベントを作り上げるための創作の場がコミケであり、立場は全員同じという考え方が根底にあります。

2019年夏コミケから当面は有料参加になっていますが、これに対して否定的な意見があることも確かです。

運営側が参加料を取るなら、一般参加者は結局お客さん扱いになっちゃうよね、という考え方です。

確かに従来のコミケの考え方からすれば受け入れがたい事実かもしれませんが、この40年間で同人作品に対する見かたや世間の在り方が変わってきているのもまた事実です。

色々なスタイルのコミケがあってもいいんじゃないか?というのが本音です。

かのん
むしろこの規模のイベントを参加費無料で今までやってたことがすごいって声もあるみたいね

運営側の言葉

コミケ有料化にあたり、運営側は次のようにコメントしています。

4日間になることで、会場費、警備費など、開催に掛かる費用が従来より大幅に増えます。展示棟だけでなく待機場の利用可能面積も大幅に制限される見込みであり、参加者来場時、そして展示棟内混雑に対する安全確保への対応の意味もあります・・・増えた費用をどう補うかを準備会の中で何度も議論を重ねた結果、一般参加者の皆さんにも一定のご負担をお願いすることになりました。

今まで通り安全にコミケに参加するために運営側も色々と考えてくれた結果ということですね。 

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