2018年から個人事業主として開業し、青色申告をしています。
その時に提出した「個人事業の開業・開業等届出書の書き方」を紹介しますね。
お国に提出する書類って、なぜかどれも書き方がいまいちわからなかったりするんですよね。
これから開業届を提出しようとする方の参考になれば幸いです!
- 確定申告の時間の雑学
- 確定申告の還付金はいつ戻る?
- 確定申告の間違いを修正する方法
- 確定申告でリフォームも減税対象
- 確定申告で車も対象に?
- スマホから確定申告をおすすめしない理由
- 所得税・消費税の納税地の異動に関する届出書の書き方
- マイナンバー通知カードの住所変更
- 青色申告承認申請書の書き方
- 青色申告の初心者のコツ
- サラリーマンの青色申告は控除が下がります
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この記事の目次一覧
個人事業の開業・開業等届出書をダウンロード
まず国税庁のHPから個人事業の開業・開業等届出書のPDFをダウンロードしておきましょう。
PDFで直接書き込むことも出来ますが、操作が難しい人は一度プリントアウトして手書きでも大丈夫です。
開業freeeを使うと便利
開業届を出して青色申告するためには、別の記事でも紹介している「所得税の青色申告承認申請書」も一緒に提出する必要があります。
バラバラにダウンロードするとごちゃごちゃして分かりにくくなるので、そういう時は会計ソフトfreee の機能の1つ「開業freee」を使うと便利です。
個人事業主として必要な開業届と青色申告承認申請書を一気にまとめて作成できる便利なサービスで、なんと会員登録するだけで無料で使うことができます。
どうせ青色申告するなら会計ソフトは必須なので、この機会に僕も使っているfreee に無料登録しておくことをおすすめしますよ。
個人事業の開業・開業等届出書の書き方
個人事業の開業・開業等届出書は大きく分けると2部構成になっています。
上側が氏名や住所などの個人情報欄、下側が申請内容です。
個人事業としての開業届は記入する欄が決まっているので、次を参考にして記入してみましょう。
上側:個人情報の書き方
個人情報については特に迷うこと無く書けるかと思います。
提出先の税務署名、提出日、納税地(現住所)、氏名、誕生日は問題ありませんね。
開業届には個人番号(マイナンバー)の記入が必須です。
もしマインナンバー通知書やマイナンバーカードを紛失してしまっている人は、担当の区役所・役場で再発行してくれます。
もし引っ越ししてマイナンバーに記載している住所が変更している人も、この機会に一緒に住所変更しておくと後々らくちんですよ。
次は職業ですが、個人事業として開業する職業に適した職業を記入しましょう。
ちなみに、ここに記入する職業によって個人事業税の税率が0%〜5%で変動します。
僕はブロガーなので文筆業(税率0%)にしました。
個人事業税の税率は地方自治体によって異なるため、最寄りのデータを調べるようにして下さいね。
↑ これは東京の場合の参考例です。
そして屋号(やごう)も設定しておきましょう。
個人事業主として看板を掲げてやっていくわけなので、自信を持って伝えられる屋号にしましょう。
屋号は設定してもしなくてもどちらでも構いませんが、どうせなら看板欲しいじゃないですか?
え?僕だけ?
下側:申請内容の書き方
続いて用紙の下半分の書き方です。
ここは記入する箇所が多いので、わかりやすいように丸印を付けておきました。
参考にしてください。
この中でも特に「開業・廃業等日」の日付には十分注意しましょう。
この日以降が個人事業主として活動する日になるので、青色申告の対象期間もこの日以降になります。
しかし実は、
- 1月1日から開業日までの事業収入も青色申告に含めてもよい
- 1月1日から開業日までにかかった経費は開業費用として計上してもよい
という決まりがあるので、どうとでも対応できそうです。
この辺りの青色申告に関する初心者なりのまとめ情報も紹介しているので、ご参考にどうぞ。
控えを用意しよう
ここまで記入が出来たら、あとは税務署に郵送して提出するだけ。もちろん窓口で提出しても大丈夫です。
ここで注意が必要です。
税務署に開業届を提出しても、税務署から「開業届を受理しましたよ」という連絡はありません。
じゃあ本当に受理されたかどうか、どうやったらわかるんでしょうか?
実は、控えの用紙と返信用封筒(切手付き)を同封して開業届を税務署に郵送すると、受領印を押された控えの開業届が後日返送されてくる仕組みなんです。
封筒と切手を忘れず同封するのがコツですね。
控えの用紙は記入を済ませた開業届をコピーし、「控え」とわかりやすく記入しておけば大丈夫です。
所得税の青色申告承認申請書も一緒に提出しよう
青色申告する場合、今回の開業届と一緒に所得税の青色申告承認申請書も記入して一緒に郵送してしまいましょう。
所得税の青色申告承認申請書の書き方は「所得税の青色申告承認申請書の書き方」を御覧ください。
無事に受理されました
必要書類を税務署に郵送してわずか4日後、返信用封筒に入れられた控えの書類が返送されてきました。
あっという間に申請完了です。
特に迷うこともなく簡単に開業しちゃいました。
まとめ
しっかり屋号も決めて開業すると、なんだか心構えが出来ていいですね。
これからしっかり青色申告していくぞ!という人、一緒にがんばっていきましょう!
- 確定申告の時間の雑学
- 確定申告の還付金はいつ戻る?
- 確定申告の間違いを修正する方法
- 確定申告でリフォームも減税対象
- 確定申告で車も対象に?
- スマホから確定申告をおすすめしない理由
- 所得税・消費税の納税地の異動に関する届出書の書き方
- マイナンバー通知カードの住所変更
- 青色申告承認申請書の書き方
- 青色申告の初心者のコツ
- サラリーマンの青色申告は控除が下がります
確定申告は会計ソフトを使うと手間を大幅にカットできます。初月無料で使えるfreee(フリー)が使いやすくておすすめです!