iPhoneXを実際に使うからこそわかる、iPhoneXの使いやすさやデメリットがあります。
決して安い買い物ではないiPhoneXなので、今まさに購入を検討しているあなたには後悔してほしくない。
そんな想いのもと、iPhoneXを買った時の様子や詳しいレビューをお届けします。
ちなみに最初に結論を言っておくと、僕はiPhoneXには本当に満足していて、買ってよかったと思ってます。
この記事の目次一覧
購入したiPhoneXのスペック
まずこちらが、僕が購入したiPhoneXのスペックです。
- 容量:256GB
- 色:ブラック
- キャリア:グレイ
- 購入状態:新古品
iPhoneXで写真や動画をたくさん撮りたいと思っているので、容量たっぷりの256GBを選びました。
色はグレイかシルバーの2色しか選べないのは残念な点ですが、これは仕方ない。
iPhoneXを中古(新古品)で購入
購入したのはムスビーという中古スマホ販売を専門にしている業者 です。
そこでたまたま販売されていた新古品(電源を入れただけで他は全部新品)を安く買うことができたんです。
普通に買うよりも3万円〜4万円ほどお得だったので助かりました。
iPhoneXだけじゃなく、スマホやタブレット中古品のラインナップはたくさんあるので、覗いてみるだけでもおすすめします。
- 安心の赤ロム保証
- スマホやタブレットなど取り扱いが豊富
- たまに新古品があるから嬉しい
iPhoneXを格安SIMで運用
僕はかれこれ4年近く格安SIMのIIJmioを利用していて、おかげでスマホ維持費を累計で約20万円近く節約できてます。
まだキャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)と契約して高い維持費をかけている人、早いうちに格安SIMを検討しないと損し続けますよ!
- 初期費用3,000円→1円
- 音声通話付きSIMの場合、月額料金300円×12ヵ月割引
- 12ヶ月間3GB増量
iPnoheXおすすめのケース
iPhoneXはスマホの中でも超高級品です。値段は10万円近くしています。
パソコン並みの価格ですよね、これ・・・
僕はこれまでiPhone6をケース無しで使っていたんですが、さすがに10万円もするiPhoneXを裸で使って落としてしまうと、ダメージがでかすぎます。
というわけで、僕が自信を持っておすすめするiPhoneXのケースはPalmo(パルモ)。
シリコン製の特殊な形をしたケースで、iPhoneを落としても絶対にスマホのかどやディスプレイに傷がつかない構造になってます。
しかも裏面のX模様になった隙間に指を入れることで、落下防止のバンカーリング代わりとしても使えます。
ケースの厚みがあるので、テーブルの上にiPhoneXを置いても突起したカメラレンズに傷もつかないので気持ちがラクですよ。
iPhoneXの角に傷を付けないためにはPalmoしかない理由など、詳しいレビューはこちらにまとめているので御覧ください。
iPhoneXのいいところ
iPhoneXを実際に使って感じるいいところはこちら。
- 動作が快適
- 表示領域が広くて見やすい
- ホームボタンがなくてもフリック操作が便利
- Face IDが意外と便利
- バッテリーがタフ
- 写真でボケ感を楽しめる
- プラスシリーズよりも小さい
動作が快適
まずなんといっても快適な動作が嬉しいです。
A11チップを搭載したiPhoneXはどんなアプリでもサクサク・ヌメヌメ動きます。
アプリの切り替え、起動、ページ移動など、動作に引っかかりがなく次々と滑らかに動くのはストレスフリーで快適ですね。
表示領域が広くて見やすい
5.8インチ最大幅まで大きくなったディスプレイのおかげで表示領域が広がり、一度にたくさんの情報が表示されるのも嬉しいポイント。
iPhoneXの大きさに慣れると、会社で使っているiPhone6を見た時に「画面小さっ!」と驚くことでしょう。
ホームボタンがなくてもフリック操作が便利
iPhoneXはホームボタンが廃止されました。
その代わりにフリック操作による「ホーム画面に戻る」や「アプリの切り替え」などができるようになったわけです。
今まで当然のようにあったホームボタンが無くなってしまうと、ほとんどの人は不便さを感じることでしょう。僕も最初そう思ってました。
でも今ではiPhoneXのフリック操作の快適性にすっかり慣れちゃったんです。
人間、慣れるってすごいことですよ、ほんと。
Face IDが意外と便利
iPhoneXから採用されたFace ID。
ロック解除が早い、パスワードを入力する手間が省けるなど、上手に使いこなすとかなり便利です。
明るい場所で手に持った状態だと認識精度はほぼ100%!
指を置くTouch IDよりも個人的に便利だと思います。
iPhoneXを買うまでの評価では全然顔を認識しないと酷評だったので心配していましたが、いい意味で期待を裏切られました。
バッテリーがタフ
長年使ったiPhone 6からの乗り換えだからなのかもしれませんが、iPhoneXのバッテリーはかなりタフな部類に入ると思います。
朝100%のバッテリーが、夜には60%近く残っていることがほとんど。
もちろん動画をバンバンみたり写真を撮りまくると話は別ですが、おかげでバッテリー切れの心配も減りました。
写真でボケ感を楽しめる
カメラレンズが2つあるので、ポートレートモードで撮影すると背景がボケた写真を簡単に撮影できます。
例えば↑の写真は水出しコーヒーパックをiPhoneXで撮影した写真です。背景がボケてプロっぽく写ってますね。
ところがコーヒーパックの右上をよく見てみると、一部の背景がボケてなく、クッキリきれいに写ってしまっている箇所があります。
iPhoneXで撮影するボケは、あくまでもカメラが擬似的にボケを作り出しているだけなので、条件によっては↑の写真のように一部が甘い処理になることがあります。
一眼レフに完全に取って代わることは無理にしても、お手軽にボケ感を楽しめるようになるのは嬉しいですね。
iPhoneXだけを持って旅行にいっても絶対に楽しいですよ、これ!
プラスシリーズよりも小さい
手が小さい僕はiPhoneXを片手で使いこなすことができません。
でもデュアルレンズでお手軽にボケ感のある写真を撮りたいし、旅行に持っていきたい!
デュアルレンズを搭載しているのはiPhone7プラスやiPhone8プラスなど一回りデカいシリーズしかありませんでした。
そのためiPhoneXのように限りなくボディを小さくし、かつデュアルレンズを持っているのは本当に嬉しいです。
iPhoneXの残念なところ
一方、悪いところはこちら。
- ディスプレイ端の操作が困難
- 言語切り替えがいまいち
- 音が割れる
- Face IDが反応しない時もある
ディスプレイ端の操作が困難
5.5インチディスプレイなんて広い画面では、端っこのボタン操作がめちゃくちゃ困難です。
両手で操作するか、iPhoneXが落下しないギリギリのところまで指を持ち替え、親指を無理やり伸ばすしかないんです。
たくさんの情報が一度にバーンと表示されるのは嬉しいんですが、表示される情報が増えれば増えるほどボディが大きくなり、指がどんどん届かなくなります。
言語切り替えがいまいち
手が小さい人のため、文字入力をサポートする目的でiPhoneXにはキーボードを利き手に合わせて小さく表示する機能があります。
【①地球儀マークを長押し】→【②右寄せ、左寄せを選択するだけ】
ところが、せっかくキーボードが小さくなっても、なぜか言語切り替えボタンは左下のままで位置が変わりません。
このままだと片手(右手)で言語切り替えなんて指が全く届きません。
日本語⇔ローマ字の切り替えでは、いつまでたっても指が届かないんです。
この仕様、いったいどういうことなんでしょうか・・・。
音が割れる
これは個体差があるようですが、音量を上げて音楽を再生すると、iPhoneXから聞こえてくる音が割れてしまいます。
音が響くというかガサガサするというか、とにかく音が割れるんですよね。
以前にどこかの記事で同じ音割れに悩まされてAppleサポートに問い合わせした人の記事を見たんですが、不良品でもなく、そういうものですで片付けられたそうな。
僕の場合は朝のアラームで音が割れるんです。
普段音楽を聴く時はそんな大音量で聴かないので気になりませんが、いざという時の音割れは勘弁してほしいですね。
Face IDが反応しない時もある
便利なFace IDですが、もちろん完璧じゃないんです。
朝に目覚め、枕元に置いておいたスマホを眺めることは誰でもやることですが、iPhoneXのFace IDは寝起きだとほぼ100%反応しません。
目をしっかり見開いているつもりなんですが、どうも顔が普段と違うんでしょうねぇ。もちろんパスコードを入力すればロックが解除されますが、その手間が面倒なんですよね。
あとはテーブルや机に置いたままiPhoneXのロックを解除しようとしても、Face IDは反応しません。
Face IDを上手に反応させるためには、iPhoneXのインカメラを真正面から見る必要があります。
真上からiPhoneXを覗き込むと、机に置いたままでもFace IDは反応します。
今までのTouch IDだと指を置けばロック解除できていたので、これはちょっと不便かもしれないです。
人を選ぶが最高のスマホ
iPhoneXは現時点で万人に受け入れられるスマホではありません。
ホームボタンが無い、Face IDもよくわからない、値段も高いと3拍子そろっていては、興味があってもiPhoneXに踏み切れない人がいるのも仕方のないこと。
イヤホンジャックもないのでアダプターで変換するか、Bluetoothイヤホンを使わざるを得ないという縛りもありますし。
(個人的にはAppleのAirPodsを全力でおすすめしています!)
僕も最初は「次の新しいバージョンが出るまで待ったほうがいいかなぁ」と正直悩んでいたんですが、どうせ新しいバージョンが出ても同じように悩むんだろうなと予想もしていました。
iPhone 6も長く使ってたし、写真撮影に力を入れたいとも思っていた時期だったので、えいやー!で買ってしまったわけです。
結果としてメリット・デメリットは感じていますが、総合的には最高のスマホです。
買ってよかったなとも思うし、これからはレビュー記事、旅日記などでもiPhoneXをバリバリ活用していきますよー!