こんにちは、パラレルブロガーのゆーすけ(@yusuke_plmrstn)です。
僕が使っているiPhone6は、購入からすでに3年近く経過しています。
そうなると心配になるのがバッテリー劣化です。
普段ゲームをやらない僕でも、朝100%のバッテリーが夜には20%くらいまで低下するようになり、だんだん不安定になってきました。
Appleにバッテリー交換を依頼することもできますが、今回は費用を抑えるために自分でiPhoneのバッテリー交換をやりました。
そして盛大にミスを犯してしまいました。
その時の様子を写真と動画を使って詳しく紹介しますね。
ではいってみよー!
この記事の目次一覧
iPhoneのバッテリー交換を自分でやる
iPhoneのバッテリーを自分で交換するために最低限必要な道具はこちら。
- 新しいバッテリー
- iPhone本体の特殊ネジをまわすための専用ドライバー
iPhoneはバージョンによって内蔵されるバッテリーの大きさが異なります。
また、iPhone本体を開くために必要な専用のドライバーはなかなか市販されておらず、手に入れるのは困難です。
そこでこういうお店を利用します。
このサイトはiPhoneの修理を自分でやりたい人向けに、交換用バッテリーやフロントガラス、ボタン各種を取り扱う専門店です。
全くの初心者向けに、上で紹介したような専用ツールをはじめ、バッテリー交換の手順を詳しく記した説明書などの一式を販売してくれます。
実は僕、iPhoneのバッテリー交換を自分でやるのは今回で2回目です。
前回はiPhone5のバッテリーを自分で交換し、その時にも同じ自分で修理.com でバッテリーを購入しました。
注文からすぐに送ってくれ、やり取りも丁寧なので信頼のおけるお店です。
iPhoneのバッテリー交換に必要な道具一式
届いた道具はこちら。
こういう箱が郵送され、中にはツールと新しいバッテリーが入っています。
ドライバーは3種類入っていて、プラスとマイナスは一般的なものですが、下の写真の真ん中に写っているドライバーがiPhone本体をオープンする特殊なドライバーです。
先端が細くなっていて星型をしていますね。
これら一式が一遍に揃うので、手元に届いたらすぐにバッテリーを交換することができます。
iPhoneのバッテリーを自分で交換してみよう
iPhoneのバッテリーを自分で交換する前に、次のことは頭に入れておきましょう。
- 全て自己責任で行いましょう
- データのバックアップを取っておきましょう
iPhoneのバッテリー交換1:作業場を広く用意する
バッテリー交換する作業場を広く確保しておきます。
iPhoneのネジやパーツはとても小さく失くしやすいので、周りに不必要なものは置かないよう整理しておきましょう。
iPhoneのバッテリー交換2:SIMを抜き、電源を切る
SIMカードを抜き、iPhoneの電源を切っておきます。
iPhoneのバッテリー交換3:専用工具でネジを外す
星型をした専用ドライバーで、Lightiningケーブルの差込口の両隣のネジ2本を外します。
外したネジはバッテリー交換キットに入っている青い台座に乗せておきましょう。
iPhoneのバッテリー交換4:吸盤でiPhoneを開ける
付属の吸盤をディスプレイに貼り付け、輪っかを引っ張ってiPhone本体を開きます。
隙間ができたら付属のヘラを差し込み、吸盤で引っ張りながら開きます。
この時に力任せに思いっきり開けると、勢いが付きすぎて中のケーブルが切れてしまうことがあるので、力加減を調整しながらゆっくり開けましょう。
iPhoneのバッテリー交換5:接続ケーブルを外す
iPhoneディスプレイとバッテリー側を接続しているケーブルを外します。
そのためには丸で囲んであるネジを全て外し、銀色のカバーを取り除いてから中の端子を外す必要があります。
付属のヘラでチョコッと力を入れると簡単に外れます。
内側の端子は全部で4箇所で固定されています。
無事に外れるとこうやって分離できました。
iPhoneのバッテリー交換6:バッテリー端子を外す
次にバッテリー端子を外しますが、これもまたカバーが付いているのでそっちを先に取り外します。
中の端子が見えたらヘラで引っ掛けて取り外しましょう。
iPhoneのバッテリー交換7:粘着テープを外す
ここまでくるといよいよバッテリー本体を取り外せるようになります。
iPhoneのバッテリーは粘着テープで貼り付いているため、まず粘着テープを取り外さないといけないんですが、僕はここで手順を間違えてしまいました。
バッテリー下部についてあるテープをピンセットで丁寧に剥がします。
写真に写っている白い箇所、これが粘着テープなんですが、僕は誤って粘着テープを真横に引っ張って引きちぎってしまったのです。
この粘着テープ、真横ではなく、まっすぐそのまま真下に引くとちぎれることなくキレイに取り除くことができます。
↑こんな具合にビヨーンと伸びます。これが粘着テープの正しい取り外し方です。
iPhoneのバッテリーは2本の粘着テープで接着されてあるので、忘れずに両方とも剥がしておきましょう。
さもないと、僕のようにドライヤーの熱で裏側から熱を加え、古いバッテリーを犠牲にしながら粘着テープを取り外さなければいけなくなりますよ・・・。
↑カバーの裏側からドライヤーで熱を加え、粘着力を弱めている様子。
↑古いバッテリーを指で少しずつ変形させ、ちぎれた粘着テープがやっと見えてきた様子。これをピンセットで引っ張り出し、ようやくバッテリーを取り外すことが出来た時にはすでに1時間格闘した後でした。
iPhoneのバッテリー交換8:新しいバッテリーを取り付ける
あとは新しいバッテリーを取り付け、先程とは逆の手順で端子を取り付けていくだけ。
組み立てながらだんだん出来上がっていくiPhoneは見ていて楽しいですね。
iPhoneのバッテリー交換9:組み立て前のコツ
いよいよ元通りになってきたiPhoneですが、コツとして完全にiPhone本体を閉じてしまう前に動作確認しておくことをおすすめします。
端子が繋がっていればこんな風に本体が半開きの状態でも電源が入り、操作も可能です。
一番大切なのは、新しいバッテリーがちゃんと充電できるかどうか。
僕が昔自分で修理.com で購入した時、バッテリーが初期不良で充電ができない不良品だったことがあります。
もちろん無料ですぐ交換に応じてもらえたので助かりましたが、しっかり動作確認してからiPhoneのケースを閉じたほうが、無駄な開閉作業を減らすことができておすすめです。
iPhoneのバッテリー交換の動画
今回のバッテリー交換の様子を動画で録画し、編集したものがこちらです。
一連の動作がわかるように作っているのでぜひ参考にしてください。
iPhoneのバッテリー交換の反省点
今回自分でバッテリー交換をしての反省点は次の2点。
- 粘着テープの剥がし方を事前に調べておくべきだった
- リアカメラ(背面のカメラ)が使えなくなった
1つ目はこの記事でも触れた点ですね。
あらかじめ粘着テープの取り外し方をしっかり理解しておけば無駄な時間をかけずに作業できていたはずです。
2つ目の『リアカメラ(背面のカメラ)が使えなくなった』というのは、おそらくドライヤーを使って粘着力を低下させたことによる弊害です。
もちろんiPhoneがきちんと冷えた状態でカメラアプリを起動しているんですが、それでもこんな風なエラーが出ます。
iPhoneでよく写真を撮る僕にとって大打撃です。
これを機に新しいiPhoneにするか、それとも自分でカメラパーツだけ交換するか、業者に修理を依頼するかの選択があります。
自分でやるといろいろ勉強にはなるんですけど、こういうトラブルは勘弁です。
まとめ:自分で交換するなら粘着テープに注意!
以上、失敗談を織り込んだ僕のiPhoneバッテリー交換の格闘日記でした。
自分で交換したいと考えている人は粘着テープの取り扱いには十分気をつけて下さい。
一度ちぎれてしまうと僕の二の舞いになってしまいます。
あ〜、カメラの交換どうしようかなぁ。