こんにちは、パラレルブロガーのゆーすけ(@yusuke_plmrstn)です。
iPhoneをお使いのあなた、iOS11にアップデートしてからiPhoneの動作が重いなと感じていませんか?
何を隠そう、僕もiOS11にアップデートした途端にアプリの起動や切り変えが重たくなり、動きがもっさりするようになりました。
今まではこんなことがなかったので、視覚効果をオフにしたり使わないアプリを消したり再起動したり色々ためしてみましたがどれもダメ。
ところが実は、iOS11が重たい原因は劣化したiPhoneのバッテリーにあったのです。
今回はその実証結果をご紹介します。
この記事の目次一覧
iOS11が重いのは仕様
先日、驚きの記事をネットニュースで見つけました。
iPhoneの反応速度が激遅になる現象は古くなったバッテリーを交換すると治る可能性アリ – GIGAZINE
iOS11にアップデートして動作が重くなったと感じているのは僕だけでなく、世界中で起こっている現象のようでした。
記事によると『iOS11はバッテリーの劣化具合に応じてiPhoneのパフォーマンスが下がる仕様になっている』ということなんです。
これまでのiOSでは多少動きが重たくなったかなと思ったら設定変更から改善されていましたが、iOS11はバッテリーの劣化が基準になってパフォーマンスが決まってくる模様。
ということはいくらアプリを消しても設定を変更してもメモリを解放しても、バッテリーが古いままだと全く意味がないってことなんですね。
これは驚きです。
iPhoneのベンチマークを調べる
僕のiPhone6は購入から3年以上使っていて、最近はバッテリーの消耗が早くなっているのは実感済みです。
確実にバッテリーは劣化しています。
さきほど紹介した記事の中でも取り上げられていた、iPhoneのベンチマーク(処理能力)を調べるアプリを購入し、僕のiPhone6を計測してみました。
シングルコアで797、マルチコアで1,371という結果になりました。
要するにこの数字が大きいほどサクサク動くということ。
一方、iPhone6の本来のベンチマークスコアはシングルコアで1,463です。
僕のiPhone6のシングルコアのスコアが797なので、簡単にいうと本来のサクサク感が50%も低下しているということになります。
iOS10ではここまでのパフォーマンスの低下は感じてなく、iOS11にした途端にコレです。
iOSの仕様が変わったというのはどうやら本当のようです。
参考までに、↑の画像ではiPhone5のスコアも一緒に載せています。
僕のiPhone6はiPhone5並みまでパフォーマンスが低下していたわけです。どうりで動きが重いわけです。
パフォーマンスをお手軽に調べられるおすすめアプリです。
iPhoneのバッテリーを交換
というわけでiPhone6のバッテリーを新しく交換しました。
自分で。
その時の様子はこちらに詳しく載せているのでどうぞ。
iOS11とバッテリーの関係
新しいバッテリーに交換したiPhone6でふたたびパフォーマンスを計測してみます。
おぉ!
シングルコアで797→1,514
マルチコアで1,371→2,684
という嬉しい結果になりました!
iPhone6を操作しても確かにサクサク感が戻ってきましたよ!
iPhone6本来のスコア(シングルコア)が1,463なので、それをちょっぴり上回る結果になりました。
ここまで違いが出るとは自分でも正直おどろいています。
iOS11が重いのは劣化バッテリーを疑ってみよう
不要なアプリを消して容量を確保したり設定を変更するのもいいですが、iOS11が重たいと感じている人は劣化バッテリーを疑ってみるのも手です。
iPhoneのバッテリーは2年使っていると確実に劣化していると言われます。
3年近く同じ端末を使っている人は、僕のように本来の性能の半分近くのパワーしか発揮できていない可能性が高いです。
iPhoneのバッテリー交換はお金がかかるから抵抗がある人は、こういうお店を利用して新しいバッテリーとツールを購入して自分で交換してみるのもアリです。
僕が自分で交換した時の失敗例も紹介しているので、こうならないように気をつけてくださいね。