副業を解禁するメリットとその理由




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ゆーすけ(守屋祐輔)

ブログに加え、デザイン、カメラマン、執筆をこなす複業サラリーマン。時間を管理し、多様な働き方を取り入れるライフスタイルを提唱中。プロフィールはこちら。運営サイト:サインを作るならご署名ネット。クラシックミニ専門サイトの32miniドットコム

日本企業の多くは従業員の副業を禁止しています。

長時間労働によって業務に支障が出たり、情報漏洩の可能性があるからというのが理由なようですが、企業は積極的に副業を解禁すべきだと僕は思っています。

そのメリットと理由を、「これまでの自分の経験則」と「企業から見る副業」の2つの点を織り交ぜて紹介したいと思います。

※わかりやすく「副業」と表現していますが、個人的には「複業」の意味で使っています。

→参考「サラリーマンは副業ではなく複業をするべき3つの理由

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副業を解禁するメリットと理由

僕は今まで2年以上にわたり、会社員と並行してブログ、デザイン、執筆、動画制作、講師など、色々やってきました。

忙しい中でやってきたからこそ学べたこともたくさんあるんです。

副業は社員の自主性を伸ばす

プライベートの時間を使い、自ら収入を生み出す副業は、社員の自主性を伸ばします。

会社の仕事は与えられてやるもの、一方の副業は自分でやることを見つけて動く必要があります。

そもそもどんな副業があるんだろうかというところからスタートし、どうしたら稼げるのか、どうしたら効率よく仕事と副業を両立できるのか、自主性を持って答えを見つけなきゃいけません。

本業の他にも時間を作る必要があるため、社員は時間を作るタイムマネジメントをしっかり勉強しなきゃいけないんです。

そうやって自分で打開策を見つけようとする姿勢は、業務上でも必ずプラスになる要素です。

副業は社員のスキルを伸ばす

僕の副業のメインはブログですが、副業をスタートする前はWebの知識など全くありませんでした。

そこから時間をかけて自主勉強をしたりネットで情報を集め、なんとか今の状態まで持ってくることができました。

ブログデータの解析のためにエクセルの計算式を使ってツールも作りましたが、そこでの知識は会社のデータ処理にも役立てることができます。

その時に培った情報収集スキルや効率化スキルは、日頃に業務に大いに役立っています。

言い換えると、副業は企業にとってコストのかからない社員研修ということもできますね。

副業は社員の成長意欲を伸ばす

毎日まいにち家と会社の往復で、やる気が感じられない社員もたくさんいるはず。

そこに副業というスパイスが入ると生活が一変します。

本当にやる気のある人だと、

  • 毎日朝5時に起床、約2時間の朝活をして出勤
  • 休日は全ての時間を作業に使う
  • 常にパソコンを持ち歩き、いつでも作業できる体制にする
  • 作業せず休んでいると罪悪感を感じる

という具合に、とんでもない集中力で作業する僕みたいなド変態人間も出てきます。

まぁこれは本当に極端な例ですけど、なかにはこんな人もいるということです。

休日は昼まで寝てゴロゴロしていた人も、朝から規則正しい生活を心がけて副業の時間を自ら作り出す人も出てきます。

ただしここは注意が必要で、仮に企業が副業を解禁したとしても、継続的に副業を続けられる人は全体の2割しか出てこないことを覚えておきましょう。

これはパレートの法則から考えても妥当な数字です。

副業をOKにしたからといっても必ずしも全員が副業にのめり込むわけじゃないことを、企業は理解しておく必要があります。

副業は社員のストレスを減らす

副業で収入が発生すると、自分で稼ぐ喜びを実感します。

今まで給料だけが収入源だったところに副業の選択肢が加わると、これはかなりの自信につながります。

やればできるという数字に裏付けされる自信は何にも代えがたい喜びになり、会社でのストレス軽減に役立ちます。

これは僕が最も実感する副業のメリットの1つでもあります。

収入源が増えることにより、精神的にとても安定してきます。

大企業でさえ業績悪化やコンプライアンス違反で明日がどうなるかわからない時代です。

1つの会社に勤め続ける常識はとっくの昔に無くなっています。

そんな不安定な世の中で収入源を複数持っていることは相当な強みですし、精神安定剤でもあります。

副業はやりがいを提供する

仕事にやりがいを持って働いている人はどれくらいいるんでしょうか。

2016年の世界仕事満足度調査によると、日本人の仕事に対する満足度は世界35ヵ国中最下位(世界最大求人サイトIndeed社調べ) 。

世界最大のビジネス特化型SNS「Linkedin」の調査(2014年)においても、日本の正社員は世界26ヵ国で一番「やりがいを感じていない」という結果(withnews)に。

おおよそ全体の3割程度の人しかやりがいを感じていない悲惨な結果です。

会社は、社員が出世を望まないケースもあることを認識しておかなければいけない時代になっていますね。

今の世の中は安価な物とサービスに溢れているため、無理な背伸びをしなければ生きていくことができます。

高い給料に魅力を感じず、お金よりやりがいや存在意義を求める人が増えている今、その心の隙間を埋めてくれるものが副業だと僕は感じています。

副業をスタートしたばかりの頃はつまらない作業の繰り返しかもしれませんが、慣れてきて副業が軌道に乗ると自分が好きな事で収入を生み出せるようになります。

取り組んでいても楽しいし、会社の仕事と違って大いにやりがいがあるんですよね。

会社以外でやりがいを見つけた社員は、いきいきとエネルギッシュに仕事をこなせるようになります。

仕事の能率も上がり、無駄な残業もなくなります。

副業は人材を集める

これまでの企業は人(社員)やアイディアを抱え込み、なるべく人が流出しない、外部と接触しない、ノウハウをため込んでいく価値観を持っていました。

ところが最近の働き方改革にも見られるように、柔軟な考え方を取り入れ、人にたくさんの経験をさせ、その融和から生まれる新しいアイディアを積極的に取り入れて業務革新を進めようとする働きもあります。

そんな時に「副業OK」を大々的に発表する企業があったらどうでしょうか。

副業に興味を示す人は始めから高い自主性を持ち、物事を柔軟に考え、新しいアイディアを持っている可能性が高いと考えられます。

理解のある企業ということで就職先・転職先として選ばれる可能性も高くなり、もとからいる社員もモチベーションアップにつながるでしょう。

副業解禁でリーディングカンパニーになる

2018年において副業を解禁している企業は全体の2割程度とも言われ、そのほとんどが名だたる大企業ばかり(リクルート、メルカリ、サイボウズ、Yahoo!、Google、ビズリーチ、クラウドワークス、キヤノンなど)。

もしここに自分の会社の名前が並んだら、それこそ注目を浴びると思いませんか?

他の会社がやるならうちもやってみようかという受け身の姿勢ではなく、自らがリーディングカンパニーとなって業界の常識を変えてやる!くらいの気概が欲しいところ。

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まず「解禁してみる」という姿勢が大事

色々メリットは紹介してきましたが、企業側からするとせっかく育てた人材が副業で別の仕事にのめり込んでしまい、退職(転職)されると大きな損失です。

社員が働き過ぎてしまうという問題も考えられ、場合によっては機密情報漏洩の可能性も考えられます。

副業する社員は副業の心得をしっかり認識した上で取り組まないと、後々大変なことになってしまいますよ。

でも企業は自社の社員を信用することから始めるべきじゃないでしょうか。

いきなり全員を対象に副業解禁にしなくても、申請制で解禁するとか、人数限定で解禁するとか、勤続年数で制限するとか、まずは解禁してみる姿勢が大事かと思います。

そもそも副業の禁止は違憲なので、社員の自主性とやる気を信じ、時代を一歩リードする会社であってほしいと思います。

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