サラリーマンが複業する上で絶対に必要なもの、それは『時間』です。
ちまたに溢れる複業の指南書には「空いた時間で複業しよう」と紹介されることが多いですが、4年以上複業をやっているサラリーマンの私に言わせると、そんな考えでは甘すぎます。
時間は空くものじゃありません。自分で空けるものです。自分で創り出すものなんです。
そこで今回は、サラリーマンをやりつつ平日でも約5時間の作業時間を確保する私が実践している時間の作り方を紹介します。
いきなり全てマネする必要はありませんので、少しずつ取り入れるようにしてください。
この記事の目次一覧
平日:複業時間の作り方あれこれ
それではさっそく見ていきましょう。
まず平日、つまりサラリーマンとして普通に会社勤務がある日の私の時間の作り方です。
- 朝活→3時間
- 通勤途中→0分~15分
- 昼休み→0分~20分
- 退勤途中→0分~15分
- 終業後→2時間
これで5時間の作業時間が確保できます。
1つ1つ細かく紹介します。
朝活
朝の時間は1日の中で最も貴重な作業時間です。
毎朝5時半頃には会社近くのマクドナルドに到着し、そこから約3時間の朝活をしています。
朝は4時半に起床し、朝の準備をして電車に乗ります。作業内容は主にブログの更新ですが、日によって違う作業をやることもあります。
朝は頭がすっきりしているので作業効率がめちゃくちゃいいんです。まさにゴールデンタイムです、マジで。
寝起きで頭がぼーっとするという人は、普段から早起きに慣れてない証拠。
最初はつらいかもしれませんが、5分でも10分でもいいので少しずつ早起きする習慣を身につけましょう。
朝活を制するものが複業を制するといっても過言じゃないくらい、私は朝活の強力なパワーを感じています。
サラリーマンが朝活をするメリットは複業時間の確保だけじゃありません。
朝活した後で会社にいくと、出勤と同時にトップギアで仕事に取りかかることができるんです。
朝はエンジンかからないからYahooニュース見てコーヒー飲んでボチボチやるか、なんてダメ社員になっちゃダメですよ。
仕事を効率的に片付けて無駄な残業しないこと。これも複業時間の確保につながる大切なことなんです。
通勤途中
電車通勤の私は移動時間も作業することがあります。
スマホでブログの下書きをやろうかと考えた時期もありましたが、スマホでチマチマ文章を入力するのが苦手なのでそれはあきらめました。
運良く座ることができたらパソコンを広げて作業という手もあるんですが、実は最近もっと効率のいい相棒を手に入れました。
それがこのポメラ。
これ、ブロガーはみんな買った方がいいです。ライティングや記事作成を生業にする人にもおすすめです。
パソコンと違って小さいし軽いし、何より「執筆しか出来ない」というのが最高なんです。
YouTubeやネット記事の誘惑を受けず作業に集中できるのが最高です。
ポメラに関する記事はこちらを御覧ください。
昼休み
昼休みも貴重な時間です。
とはいっても社内にいるのでおおっぴらに作業は出来ません。ネットサーフィンで役に立ちそうな情報を探したり、おすすめの本を探す時間にすることが多いです。
読書やTwitterの返信もこの時間に済ませることが多いですね。
ブログの場合、記事を書かなくても構成やネタを先に考えておくだけでも作業効率が上がります。頭の中の情報を整理するにもピッタリな時間なので、有効的に使いましょう。
退勤途中
残業はやらないと決めているので、私の場合はほとんど定時上がりです。
理想は帰りの電車の中でも座って作業できることなんですが、多くのサラリーマンが同じタイミングで退勤になるので電車はほぼ満員。
帰りの電車内で作業できるのは本当に運任せなので、実際の作業は進まないと考えたほうがいいでしょう。
朝活や通勤時間帯と違い、夕方の作業効率はあまりよくありませんしね。
1日使った脳は疲れているので、これ以降の時間帯での複雑な作業はあまりおすすめしません。
読書やブログのリライトなど、あまりパワーを使わない作業に充てるのがおすすめですね。
終業後
会社帰りにカフェに立ち寄って、もしくは家に帰ってからの作業時間です。
ノー残業で帰れば午後8時頃には食事、風呂が終わるので、そこから就寝までの時間を作業時間に充てます。
とはいっても、昼間の集中力と比べると圧倒的に作業効率は低いです。
家は誰にとってもリラックス空間ですし、誘惑が多い場所です。集中力が途切れることもよくあるので、作業の習慣が身につくまで自宅作業はおすすめしません。
多少お金を払ってでも環境を変えるためにカフェ作業を取り入れましょう。図書館でもいいですね。
早朝の時間の使い方が最重要
残業が多いサラリーマンの複業
忙しい中でも時間を作る必要性はわかったけど、実際問題、毎日まいにち残業ばっかりでヘトヘトになり、複業の時間がないサラリーマンもいます。
そういう人は複業をやっちゃダメです。
複業は大切なことなんですが、体を壊しては元も子もありません。
会社の仕事量を1人でコントロールするのは至難の業ですが、無駄な仕事を断る勇気を持ったり、他の人に上手に仕事を振るなどし、まわりの環境を整える必要があります。
ある程度の時間の余裕と気持ちの余裕がないと複業はうまくいかないんですね。
多少忙しいぐらいであればいくらでもやり方はありますが、全くその余裕がない方はまず環境整理から始めなければいけません。
まず残業を減らす努力から
休日:複業時間の作り方あれこれ
続いて休日編ですが、基本的に朝から晩まで作業タイムです。
ざっくり作業の内訳を紹介するとこんな感じです。
- 朝5時半(自宅作業)~10時頃→4時間半
- 13時頃(カフェ作業)~17時頃→4時間
- 20時頃(自宅作業)~23時頃→3時間
合計11時間半の作業時間ですね。
え、さすがにドン引きしました?
あくまでもこれはプライベートの予定がない日の時間の使い方です。
友人との食事や外出の予定がある時は臨機応変に対応しますよ。
家事や食事は隙間の時間に適宜入れます。
朝5時半(自宅作業)~10時頃
平日の朝活に体が慣れているため、休日でも同じように早く目が覚めます。休日の朝に早起きすると本当に気持ちがいいんですよね。
朝6時を過ぎて目覚めると「疲れがたまってたかな?ちょっと寝すぎた」と感じます。
朝7時を過ぎて目覚めると寝過ぎてショック、朝8時を過ぎて目覚めると絶望しかありません。
朝は頭が冴えているのでどんどん作業が進みます。
起床して2時間ほどのゴールデンタイムを最大限に活用するため、歯ミガキして顔を洗って着替えてすぐ作業に取りかかります。
服を着替えることは重要だと考えてます。
寝間着やパジャマのまま作業すると、どうも気分がだらけてしまうんです。
やっぱりリラックスするための服装ではダメですね。
自宅での朝活に身が入らない人は服装を変えましょう。これだけでもかなり変わります。
8時頃に掃除・洗濯・食事を済ませ、そこから昼前まで作業です。
13時頃(カフェ作業)~17時頃
昼前からカフェに移動し、昼ご飯を食べ、夕方17時頃までがっつり作業です。
ずっと家だと飽きるし、作業場所が変わると効率も上がるんですよね。
カフェといっても、コーヒー1杯200円~300円の安いチェーン店を選ぶことがほとんどです。
電源があれば本当に助かりますね。
WiFiは普段から自宅でも固定回線代わりに使っているポータブルWiFiの “どんなときもWiFi” があるので、それを使います。
単価の安いカフェは騒々しいので作業に向かないと思われがちですが、そんなことはないんですよ。
ノイズキャンセリングヘッドホンを使えば、周囲の騒音をいい感じにカットしてくれます。
コメダ珈琲は大好きです。
全席禁煙で電源あり、店内もきれい、コーヒーもうまい。文句なしです。
ドトールコーヒーは電源が助かりますが、店舗によってはタバコの匂いが気になります。
分煙をうたっていますが、やっぱり匂いはあるんですよね。
タリーズコーヒーは店舗数が少ないのであまり利用しません。
スターバックスは人が多すぎるため利用頻度は低いです。
ベローチェは客層があまりよくありません。うるさいです。
20時頃(自宅作業)~23時頃
家に帰り、食事や風呂を済ませ、20時頃から就寝までが作業時間です。
とはいっても昼間の作業でけっこう疲れてしまうので、夜は情報整理や読書など負担の軽い作業です。
Amazonでの買い物もしますね。適度にリラックスしつつ、力を抜いた時間帯です。
休日だろうと平日だろうと、就寝時間はほとんど変わりません。
23時頃には寝てしまいます。
複業は土日祝も関係なし
休日の複業時間を無駄にしないウラ技
休日の時間を効率的に作業に充てるためのウラ技を紹介します。
ずばり、前日の夜にあらかじめカレンダーに予定を入れておくことです。
学校でいうところの時間割を先に決めておく感じです。
サラリーマンは朝9時~18時の出勤という時間割が決められています。
予定が決まっているので毎日迷うことなく会社に行く習慣が身についているんですね。
休日も同じように時間割を決め、それに沿った規則正しい行動をすればいいんです。
例えば↑の画像はとある休日の私のGoogleカレンダーに入力した時間割です。
時間割が決まってると行動がブレないし、次なにやろうかと考える無駄な時間がなくなります。
Apple Watchと併用すると最強
時間割にはApple Watchを組み合わせると最強です。まさに鬼に金棒。
予定開始時刻になるとApple Watchが振動して通知が来るんです。
デジタルクラウン(リュウズ)をくるくる回せば先の予定も確認できますし、いちいちスマホを取り出さずとも、手元で作業が完結するのが本当に素晴らしいです。
私はこのためにApple Watchを購入したといっても過言じゃありません。
こんなに便利になるとは思ってもいませんでしたよ。
決めた予定をこなすだけにすると気楽
やらないことを決めよう
作業時間を確保するために必要なことは「やらないことを決めること」です。
私はテレビを持ってませんし、スマホゲームもほとんどやりません。これらはまさに無駄時間そのものです。中毒性も高く、一度始めるとなかなか抜け出すことができません。
思い切ってテレビは売り払い、スマホゲームも削除しましょう。
気分がすっきりしますし、テレビが無くなれば部屋の中もすっきりします。引っ越しも楽になりますよ。
テレビで得られる情報は全てネットで見つかります。若者のテレビ離れなんて言われてますが、みんなテレビの無駄時間に気付き始めてる証拠です。
詳しいことは『複業するにあたって捨てるべきもの』で紹介しているので、ぜひ御覧ください。
酒、タバコ、ギャンブルと同じで、断つ時は強い意志を持たなければいけません。
やらないことリストを作ろう
複業の時間は自分でつくるものです
- 早朝の時間の使い方が最重要
- まず残業を減らす努力から
- 複業は土日祝も関係なし
- 決めた予定をこなすだけにすると気楽
- やらないことリストを作ろう
以上が時間確保のために私が実際にやっている方法です。
好きで今の生活をやっていますが、今まで複業に縁の無かった人が見るとドン引きされること間違いなしの時間の使い方だと思います。
ぜひ参考にしてみてください。

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