こんにちは、ゆーすけ(@yusuke_plmrstn)です。
先日の記事でご紹介した富士急ハイランドへの旅行記。
久しぶりのテーマパークということもあってとても楽しい一日でした。
絶叫マシンを楽しんで温泉で疲れをいやし、時計を見るとすでに夕方6時をまわっています。
今から東京に帰ると9時前の到着になるので富士急付近でご飯を食べたいなぁと思って車を走らせていると、世にも奇妙な建物が見えてくるではありませんか!
興味をひかれた僕たちは吸い寄せられるようにその建物に入っていくのでした。
この記事の目次一覧
ほうとう不動
まるで雪でつくったかまくらをイメージさせる丸っぽい白い建物。
よーく見ると中には明かりがあり、テーブルと椅子が並んでいます。
しかも車もたくさん停まっているではありませんか。
気になってお店の看板を調べてみると「ほうとう不動」という文字がありました。
ほうとう?
ほうとう?
ほうとう!
そう、あのうどんに似た味噌煮込みの野菜たっぷり麺、アレです。
山梨県の郷土料理なんですよね。
ははぁ、なるほど、この白い建物はほうとうの専門店でみんなほうとうを目当てに来店してるんだなということがわかりました。
それにしてもなんでこんな不思議な建物なんだろうか・・・
外にはライトがあるので、白い壁がスクリーンのようになって影絵を楽しめます。
店内
お店に入ると想像以上に広い!
しかもお客さんも多い!
もちろん店内も白くてのっぺりした壁と天井が広がります。
こんな独特の雰囲気のお店は初めてかも・・・
なぜか和傘の席も用意されています。
店内は家族連れ、カップル、外国人などなど、色々な人がいます。
僕らと同じように富士急帰りだろうなと思える人もたくさんいました。
注文
席に案内され、メニューを見るとやはりメインはほうとうだということがわかります。
山梨県は馬刺しをよく食べるんだとか。
愛媛出身の僕はそれほど馬刺しに触れる機会はなく、地域によって食が全く異なるということを実感しました。
ここはやっぱりほうとうでしょ!ということでほうとうを人数分注文します。
各席にはこのような鉄製の鍋敷きが1つずつ用意されています。
この上に熱々のほうとう鍋が置かれるんだなと期待が膨らみます。
ちなみに鍋敷きの模様はお店のマークだそう。
テーブルに置かれてある調味料。
富士山の形をした陶器の七味入れ。
あまりにかわいくおもわずパシャリ。
実食
10分ほど待っていよいよほうとうの到着です!
って・・・
鍋でかくね??
車のカギと比較してみるとその大きさがよくわかります。
一人前の量じゃないよな、これ・・・
でも店内を見渡してみてもみんな同じ鍋で食べています。
山梨ではこれがデフォルトなのか・・・
でもかなりおいしそうなほうとう。
ぶつ切りにされた麺にたくさんの野菜、そして味付けは味噌というなんともシンプルで奥が深い料理です。
さっそくいただいてみますが、なんとなくうどんをイメージしていた僕の考えは吹き飛んでしまいました。
麺が短くて太く、1つ1つにかなりの弾力があります。
うどんと違って麺をすすることはできず、ゆっくり食べるしかありません。
味噌味がいい感じに染み込み、野菜もクタッとしておいしく、量はかなり多かったですが最後までおいしくいただくことができました。
この量で1人1000円なら安いもんです。
食べログは脅威の3.55!
食べ終わってから気付きましたが、なんとほうとう不動さん、食べログでは脅威の星3.55の好評価!
しかもレビューは200件近くもあり、かなり信用度の高い情報だと思います。
実際に食べてみてわかりましたが、評価3.55にふさわしい味だったと思います。
まとめ
山梨の人にとってほうとうは家庭料理の1つ。
手作りのほうとうを家で食べたことはあってもお店で食べたことがないという人も多いんじゃないでしょうか。
富士急と温泉を満喫した後に偶然立ち寄ったお店で素敵なほうとうとの出会いがありました。
座席数は相当多いので滅多なことがない限り満席になることもないはず。
河口湖ICの近くにあるお店なので、富士急帰りの人、もしくは近くに立ち寄った人はぜひ訪問してみてください。