こんにちは、ゆーすけ(@yusuke_plmrstn)です。
実は僕、今年の夏に今住んでいる場所を引っ越しします。
今までは友人とハウスシェアという形で一緒に住んでいたのですが、相方が夏に社宅に入らなければならないということで僕も同じ時期に引っ越しをすることになったわけです。
ここ最近は休日になると不動産仲介業者のもとに足を運んで物件を探していたのですが、そろそろ目星もついてきたということもあり、僕が気付いた物件探しのコツ、注意するポイントなどを紹介したいと思います。
この記事の目次一覧
部屋を決める前にやるべきこと
ではまず物件を選ぶ前にやっておくべきことです。
住みたい場所と予算を明確にする
まずどこの地域に住むかを考えます。
会社に近いところを選ぶのか、それとも生活に便利な場所を選ぶのか。
何を優先するかによって住む場所が変わり、それに伴って家賃も変動します。
例えば山手線沿いに住む場合、家賃の平均はワンルームで8万円からが相場です。
一口に山手線といっても全部で29駅(2016年現在)あるわけですが、山手線をざっくり真横に線を引いて分けた場合、南側のほうが高く、北側が安い傾向にあります。
さらに北側の中でも下町周辺、つまり日暮里、西日暮里、田端、駒込あたりが一番安い地域です。
紹介業者を訪問する
次にネットで物件を探します。
大手の検索サイト「スーモ」「ホームズ」など、なんでもいいので条件に合う物件を探しましょう。
すると詳細ページにその物件を取り扱っている仲介業者の名称が記載されているので、今度は実際にその店を訪問し、物件を紹介してもらいます。
ここで気を付けたいのは、ネットで物件を探すのはあくまでも紹介業者を知るのが目的であって、ネットで見つけた物件で成約できるとは考えない方が無難です。
というのも、ネットに掲載される物件情報は古い情報ばかり。
ひどいものになると、すでに先約が決まっているにも関わらず物件情報を掲載し続けているケースもよくあります。
さらに、紹介業者が持つ情報はネットには出回っていないものが多くあり、お得な物件を紹介してもらえることもあります。
さらにさらに、紹介業者は彼らだけが使える専用のネットワークを介し、担当地域の物件情報をすべて検索、閲覧、紹介することが可能です。
つまり業者をどこに選ぼうとも、例えば同じ関東圏内であれば紹介してもらえる物件は同じということ。
こういうこともあるので、まずは業者を一つ選んであとは担当者と徹底的に話し合うのが効率的というわけなのです。
内見する
条件にあう物件が出てきたら内見をします。
内見とは実際に自分が物件の中に入って自分の目で確認すること。
図面だけではわからなかった部屋の雰囲気や間取り、汚れ具合などがわかります。
これは僕を担当してくれた紹介業者の担当者から聞いた話ですが、彼ら業者が自分たちの住む物件を探す場合、内見はしないそうです。
今まで何百という数の物件を見てきた彼らにしてみると、図面と写真さえあれば部屋の様子が大体イメージでき、わざわざ足を運ぶまでもないということらしい。
僕のような素人にとってみてはなかなか理解できないことです。
内見するときに見るべき7つのポイント
それでは内見する際にどういうところに気を付けるべきなのか見ていきましょう。
1. 図面通りの間取りになっているか
事前に見ていた図面と同じ間取りになっているか確認します。
図面が間違っていることは珍しくなく、仮に図面と違っていたとしても現状が優先されるのでしっかり確認しておくことが大切です。
2. 水まわりの確認
台所、洗面台の周辺にある収納部分を開けてカビが生えていないか確認します。
立てつけが悪いと水が漏れて汚れやカビの原因になります。
3. コンセントの位置
家具の置き場所のことを考えてコンセントの位置を図面に書き込んでおきましょう。
コンセントの数が少ないからといってそれを増やすことはできないので、どうしても足りない場合は部屋の変更も考える必要があります。
4. 玄関の高さ、廊下の幅
冷蔵庫などの大型家具を入れる時にドアを通らなければ意味がありません。
通路の幅が狭くても搬入が大変なので、どれくらいの大きさの家具であれば大丈夫なのかをあらかじめ確認しておきましょう。
このため内見には筆記用具とメジャーを持っていきましょう。
5. 日当たり
図面には日当たり良好と書いてあっても、実際に現地を見てみると隣のマンションが邪魔していて日が全く当たらない物件だったということもあります。
(僕が実際に体験した話です)
例え南向きの良物件だと書かれてあっても、最低でもGoogleマップなどで現地の様子を確認して日当たりを確認しておきましょう。
6. 住民はどういう人か
住もうとしているマンション、アパートにはどういう人が住んでいるのか業者に聞いておきましょう。
安い物件にはそれなりの理由があり、例えば部屋が広くて駅から近い、家賃も安くて一見すると誰でも飛びつきそうな物件が空いている場合、説明には書いていない何かしらの原因がある可能性があります(もちろんたまたま空室だったということもある)。
例えば事故物件だったり、隣の部屋に外国人が複数人でルームシェアをしていて騒がしいなどなど。
こういう情報はネットではわかりませんので、業者をうまく使って確認することをおすすめします。
7. 備え付け品の確認
入居するとき、部屋の中に備え付けられているものはそのまま使うことができます。
例えば前の人が使っていたガスコンロや物干し竿などが残って入ればそのまま使えます。
よく見落としがちなのは窓の網戸。
網戸がない物件も多く存在していて、基本的に網戸は入居者が自費で取り付けるケースが多いです。
運よく前の人の網戸が残って入ればラッキーですが、網戸がない場合は入居前に交渉事項として業者にお願いするのも手です。
安い物件を探すなら梅雨時がおすすめ
物件探しのコツは梅雨時を狙って探すことです。
これには理由が3つあります。
① 雨が多く引っ越しをためらう人が多いから
② ジューンブライドで今まで入居していた単身者が抜けて空室が増え、空室を埋めるべくオーナーが家賃を下げるから
これが夏に入ると長期休暇を利用して物件を探す人が増えるため、家賃相場は梅雨時と比べると3000円〜5000円あがると言われます。
一年で一番家賃が高くなるのは1月〜3月。
春からの新生活に向けて引っ越しする人が増える時期ですね。
梅雨時と比べると8000円〜12000円くらいは相場が上昇します。
ちなみにこちらのサイトからは大手賃貸会社5社の物件をまとめて検索でき、制約すれば40000円のお祝い金がもらえるキャンペーンをやっています。
問い合わせだけでもしている価値ありですね。
家賃は交渉して下がればラッキーくらいに思え
家賃はできるだけ低く抑えたいものです。
交渉の最終段階になったらぜひダメ元で家賃の値下げ交渉をしてみましょう。
しかし掲載されている家賃額は基本的に限界まで下げた額のことがほとんどなので、運よく下がったとしてもせいぜい1000円か2000円が限度です。
逆に、最初からいきなり「3000円下げますから」などとオーナーが言ってくる場合は要注意!
家賃を下げてでも入居してほしい=隠していることがある、ということです。
紹介業者はその辺りの駆け引きには慣れているので、あまり怪しい物件は最初から紹介してこないことがほとんどです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
物件を探すときに大事なことは物件の良し悪しもありますが、一番は手間を惜しまないこと。
面倒だからといって適当に物件を選んだり先延ばしにしていると後々後悔することがあります。
特に「先延ばしにしない」というのはとても大事で、昨日まで空いていたはずの物件だったのに今日になると別の人が交渉を始めていることなどザラにあります。
条件の良い物件から埋まっていくのは当然のことなので、気に入った物件があったらすぐに自分の目で見て確認することが大切です。
あまりダラダラやっていても疲れるだけなので、期限を決めてスパッと決めてしまうことがコツです。
これから引っ越しを考えている人がいたら、ぜひ参考にしてみてください!
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