こんにちは、パラレルブロガーのゆーすけ(@yusuke_plmrstn)です。
先日書店で『配色アイデア手帖』なる本を見かけ、パラパラとめくってみたところ、わずか10秒で気に入ってしまい、即購入しました。

色の組み合わせが与える印象やデザインをまとめた資料集なのですが、これがものすごく見やすくて使いやすい!
デザインを生業にしている人はもちろんのこと、僕のようにメディア運営をする人にとっても必携の本です。
いつもであればKindleの電子書籍で買うところ、配色アイデア手帖は紙の本で購入しました。その理由もあとで紹介します。
この記事の目次一覧
配色アイデア手帖
この本では、
- イメージを膨らませる配色サンプル
- 実際に使っている色
- イラストサンプル
が見開きでわかりやすく紹介されています。
色のセンスがなかったとしても、配色アイデア手帖で紹介されている色の組み合わせを使えば、それらしい雰囲気のデザインができてしまうのです。
配色アイデア手帖の5つの特徴
色を扱うプロにも、そうでない人にも配慮したわかりやすいレイアウトが魅力の配色アイデア手帖。
個人的に『わかりやすい!』と感じた5つの特徴を紹介します。
【1】イメージしやすい写真つき

上の写真は『グレートバリアリーフ』がテーマのページです。
好き通った雄大な海の写真とともに、それを表現する9つの色の組み合わせが紹介されています。
【2】色の情報がわかる

使われている色が、
- CMYK
- RGB
- 16進数
で紹介されています。
ペイントソフトで全く同じ色を使うためにも、この情報は嬉しいです。
【3】イラスト例、パターン例がある

色の組み合わせサンプルがたくさん紹介されているので、この情報を参考にしながらデザインすることも可能です。
僕のような素人は、まずマネするところから始めて徐々に知識を身につけるしかありません。
こういう初心者向けの情報が本当に助かります。
【4】127パターンもの組み合わせ

配色アイデア手帖はテーマごとで別れた全13パート、計127通りもの色の組み合わせが紹介されています。
そのどれもが何となく情景をイメージしやすいものばかり。
例えば「パート5:エレガント」には、

- 蘭の香水
- ラベンダーの香り
- ライラックの花々
- 刺繍のクッション
- 乙女の祈り
- メイクマジック
- エレガントローズ
- レースのドレス
- おとな女子
- マーブル模様
という10のサンプルが紹介されています。
ページをパラパラと眺めているだけでも、想像力が鍛えられます。
【5】色のコラムが楽しい

所どころで紹介されているコラムページが勉強になります。
理論的に色を学ぶいい機会です。
サイトデザインに応用する
ブログなどのウェブメディアを運用する場合、やはり色の組み合わせを考える必要があります。
いわゆるテーマカラーといいますか、読者さんにどんな印象を持ってもらいたいかという点から、使う色を決めます。
色が多すぎると目がチカチカして読みづらいし、少なすぎると無機質な印象を与えます。
配色アイデア手帖を眺めながら、どんなメディアにしていきたいか考えるのもいいですね。
Kindleではなく紙の書籍にした理由
配色アイデア手帖のような参考資料を買う場合、Kindleではなく紙の書籍がおすすめです。
理由は、
- パラパラ流し読みできる
- 手元に置いて作業できる
からです。
特にパラパラめくって読めることが重要で、Kindleのような電子書籍が紙に取って代われない理由がここにあります。
流し読みすることで、インスピレーションが刺激されます。
全く意図してなかったデザインを目にすることで、それまでになかった考え方が湧き、情報が混ざり、新しいアイデアが生まれます。
手元に置いてわずかな隙間時間でページを開くだけでも全然ちがいます。
配色アイデア手帖はこんな人におすすめ
- ウェブメディアを運営する人
- デザイナー
- パワーポイントを作るサラリーマン
- お店のポップを作る人
- 名刺のデザインを考える人
- 家具のレイアウトを考える人
まぁ要するに、日常生活のあらゆるシーンで配色は重要な意味を持つということですね。
これ1冊あれば、色んな場面で役立つと思います。
誰が見てもイメージを形にできる教科書
頭の中のもやっとした想像を形にする「配色アイデア手帖」。
色の知識がなくても、この本を参考にしてデザインするだけで、それっぽい仕上がりになります。
色の勉強、はじめてみませんか?