GRCをMacで使う方法「WINE」

こんにちは、パラレルブロガーのゆーすけ(@yusuke_plmrstn)です。

検索順位チェックツールの大定番「GRC 」をMacで使う方法を紹介します。

今までWindows専用と思われてきたソフトですが、Macでもしっかり使うことができますよ。

※ 注意(2019年12月追記) ※
OS CatalinaでGRCは起動できません(2019年12月現在)。
アプリケーション「WINE」は32ビットまでしか対応していないらしく、対応を待つ必要があります。
 
GRC for Mac
CatalinaでGRCは使えないようだ

GRCをMacで使う方法

GRCをMacで使うためにはGRCソフトに加え、WindowsアプリケーションをMac上で起動するための専用ツールをインストールする必要があります。

その名も「WINE(ワイン)」。

Grcmac21

いわゆるParallelデスクトップのような仮想化ソフトのようなものです。

Parallesよりもお手軽に使えるメリットがありますが、使えるソフトや機能が制限されるデメリットもあります。

今回紹介するGRCはWINEにも対応しているため、WINEを通してGRCを起動しようというものです。

WINEは無料で使うことができ、.pkgも用意されているためインストールもお手軽なので、Parallesよりもハードルが低いですね。

インストール

では順を追って紹介していきます。

【1】XQuartzのバージョンを調べる

WINEを起動するためには”XQuartz”というソフト(Ver 2.7.7以上)が必要です。

最近のMacには標準インストールされていることがほとんどですが、自分のMacにXQuartzが入っているかわからない人は、[アプリケーション]ー[ユーティリティ]を確認してください。

Grcmac5

XQuartzのバージョンを調べるには右クリック→情報を見る、から調べることができます。

Grcmac4

2.7.7以上のバージョンであれば問題ありません。このまま次に進んで下さい。

XQuartzがインストールされていない、インストールされているけどバージョンが古い人はXQuartzのサイトからインストールしてくださいね。

【2】WINEのサイトにアクセス

WINEをインストールするため、WINE HQのサイトにアクセスし、Downloadボタンをクリックします。

Grcmac7

【3】Mac OS用プログラムをダウンロード

次にMac OSと書かれたリンク先をクリックします。

Grcmac6

【4】パッケージをダウンロード

パッケージをダウンロードするため、リンクをクリックします。

Grcmac3

【5】poolに移動

GRC公式サイトによると、GRCを正常に動かすためには少しバージョンの古いWINE(stable 2.0)が適しているようです。

そのためリンク先の画面最下部にある “pool”を選択し、旧バージョンWINEを探します。

Grcmac2

【6】stable 2.0をダウンロード

ズラリとバージョン別にWINEが並んでいるので、この中から “winehq-stable-2.0.pkg”を探してダウンロードします。

Grcmac1

【7】インストール

pkgファイルがダウンロードできたらダブルクリックで展開します。

Grcmac8

あとは案内に従って進めばOK。

途中で32bitか64bitか選択がありますが、32bitのままでも問題なく動きます。

Grcmac9

【8】GRCをインストール

WINEがインストールできたら、次はWINE用のGRCプログラムをインストールします。

GRCサイトにアクセスし、ページ中段にある次のリンクを探してダウンロードしましょう。

Grcmac10

【9】.exeをアプリケーションから起動

ダウンロードした “GRCwine.exe”を起動するため、アプリケーションからWINE Stable.appを選択して起動します。

Grcmac11

.exeはWindowsでないと起動できないファイルですが、WINEを使うことでMacで動かすことができるんですね。すごい!

【10】GRCを起動

あとは表示される案内に従えばGRCが起動します。

初回起動時に次のような画面が表示されます。

Grcmac12

WINEをGRC以外のアプリケーションで使うことがあればMonoパッケージが必要になるらしいのですが、GRCが目的であればインストール不要です。

僕は「キャンセル」を選択しました。

Grcmac13

Grcmac14

Grcmac15

Grcmac16

途中で特に迷うこともないはず。

無事にインストールが終わると、デスクトップにGRCフォルダが作成されるので、その中にある “GRC.exe”を再びアプリケーションから開きましょう。

Grcmac18

GRCが自動設定してくれるので、そのまま案内に従います。

Grcmac19

そしてとうとう・・・

Grcmac20

GRCがMacで起動しました!感動です!

今後GRCを使いたい時は “GRC.exe”から起動しましょう。

BootCampとの違い

WINEはWindowsアプリケーションをMacで起動するためのソフトですが、WINE以外でもMacでWindowsを動かすためにBootCampやParallesデスクトップがあります。

これらの違いをざっくり簡単にまとめると次にようになります。

Winemac30

MacでがっつりWindowsを使いたい人はBootCamp、ある程度機能を抑えてもいいので便利に使いたい人は仮想化ソフト、アプリを限定して使いたい人はWINEのように使い分けができますね。

まとめ

今までWindowsでしか使えないと思っていたGRCをMacで動かす方法でした。

ぜひお試しあれ。

ゆーすけ(守屋祐輔)

ゆーすけ(守屋祐輔)

複業サラリーマン

会社員×ブログ×デザイン×講師×投資の5つの働き方・稼ぎ方を実践する複業サラリーマンブロガー ▼複業で立ち上げたご署名ネットではこれまで1,600人以上、11,000点以上の作成実績。TV, ラジオ, 雑誌など出てます。▼経験から学んだノウハウや考え方、自分の人となりがわかる記事をお届けします

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