こんにちは、ゆーすけ(@yusuke_plmrstn)です。
先日のニュースで2018年から2019年に変わるタイミングに合わせて皇太子さまの天皇即位にともなう儀式を行い、さらに元号を変えることで政府が検討に入ったと紹介されました。
本当に実現するかどうかはわかりませんが、日本の歴史的節目に立ち会えそうな気がしますね。
そこで今回は元号のアレコレについて調べてみましたよ。
この記事の目次一覧
そもそも元号とは?
ではまず最初の疑問、元号とは何かということから。
元号とはその国や地方を治める王、君主、皇帝が特定の時代に名前をつけ、土地や領土だけでなく時間までも支配に収めているという思想に基く時代の区切り、数え方のことをいいます。
日本のシステムのようなイメージがありますが、中国や朝鮮、ベトナムなど多くの国で取り入れられています。
西暦と元号の違い
時代の数え方というと西暦もありますね。今年は西暦でいうと2017年です。
西暦はイエス・キリストが生まれたとされる翌年の年を元年とした考え方です。キリスト教国家を中心に西暦が広まり、今では世界で最も多く使われている紀年法(年の数え方)ですね。
一方の元号は国や地域で異なる独自性のある年の数え方です。
今の日本の元号は平成。1つ前は昭和、その前は大正ですね。
元号はいつ変わるのか?
日本では皇位の継承がある場合にのみ元号を変えるという法律が存在しています。
でもこれが法律によって決められたのはごく最近の1979年のこと。
過去にさかのぼると戦国の時代は征夷大将軍の気分で元号を変えたり大災害があった翌年に変えたりと好き勝手だったそうな。
そのため1つの元号が使われるのはよくて10年が最長で、平均すると5年〜6年に一度は元号が変わる時代がずっと続いていました。
日本は第二次世界大戦で敗戦国となり天皇の在り方を定めた皇室典範が改正されました。
そのタイミングで昭和の元号を変える変えないの騒動がありましたが、結局そのまま使い続けられ、昭和天皇の崩御をもって平成になりました。
元号は誰が決める?
元号は次の手順で決められます。
1. 国文学、漢文学の大学教授や有識者がいくつか候補を考案
2. 内閣官房長官が選ぶ
3. 閣議により協議
4. 衆参両議長の意見を取り入れる
5. 閣議により決定
国民投票が採用されるとおもしろいなぁと思うんですけどね。
元号の決め方
元号に使われる文字は2文字の漢字ですが、これは明確には法律で定められていません。
ただし国民の利便性を考えると今まで通り2文字になるんじゃなかろうかと予想しています。
昔は元号を変更する理由にちなんだ文字が使われていましたが、近年は縁起のいい文字が使われる傾向にあります。
ちなみに日本の元号で今まで使用された漢字はわずか72文字!
そのうち21文字は10回以上も繰り返し使われています。
新しい元号も同じような基準で決められるはずですね。
元号の意味
元号にはちゃんと意味と想いがこめられています。
代表的なものをはこんな感じ。
平成
「地平天成(地平かに天成る」という「内地、天地とも平和が達成される」という意味。
昭和
国民の平和、世界各国の共存を願う意味。
大正
『易経』と呼ばれる書物から「大亨以正、天之道也」(大いに亨(とほ)りて以て正しきは、天の道なり)という意味。
明治
『易経』の「聖人南面而聴天下、嚮明而治」より。 「聖人南面して天下を聴き、明に嚮(むか)ひて治む」。
次の元号はこれだ!大予想!
気になるのは次の元号がどういう名前になるのかということです。
ここ最近の傾向を見ると漢語文書を参考にして縁起がいい言葉が選ばれるようですね。
そこでゆーすけ的に次の元号大予想をしてみました!
それがこちら。
嘉明(かめい)
「嘉」には喜びという意味があります。
無事に皇位が継承される喜び、そして国民と世界が明るい喜びに包み込まれるようにという願いが込められています。
なんかそれっぽい候補じゃないですか?
過去の元号を見ると「嘉」も「明」も漢字として使われていますが嘉明という組み合わせは存在していません。
近年の平成(H)、昭和(S)、大正(T)、明治(M)のアルファベットのどれにも被ってないため、書類などの生年月日に嘉明(K)を書く時も問題なさそうですね。
これで決まってくれると面白いんだけどなぁ。
まとめ
本当に元号が変わるのか、変わるとしたらどういう候補になるのか。
時間は2年ちかくも残されているのでじっくり話し合って欲しいですね。