こんにちは、レトロマニアのゆーすけ(@yusuke_plmrstn)です。
ゆーすけがオススメする携帯ゲーム機「ゲームボーイミクロ」。
優れた携帯性に加えてキレイなディスプレイでいつでもどこでもゲームができます。
そんなオススメのゲームボーイミクロでオススメするソフトを紹介するシリーズです。
今回はドラゴンクエストの大人気キャラクターのトルネコが主人公の不思議のダンジョンシリーズ「トルネコの大冒険2アドバンス」をご紹介します。
この記事の目次一覧
トルネコについて
まずはトルネコの紹介から。
トルネコとはドラゴンクエスト4に登場する商人のこと。
美人の奥さんとかわいい子どもを養っていくための根っからの商売人で、丸っこい愛らしい体型とヒゲがチャームポイントです。
(参照:ドラゴンクエスト公式サイト)
実はゲーム中ではそれほど強いキャラでもないため、彼が主人公の章が終了すると一気にお払い箱になってしまう悲しいキャラでもあります。
が、しかし!
トルネコは登場する作品が変わればみんなから愛される大人気キャラクターに変身するのです!
トルネコの不思議のダンジョン
その作品というのが「トルネコの不思議のダンジョン」。
スーパーファミコンで登場したこのゲームは1000回遊べるRPGという謳い文句で登場しました。
入るたびに形が変わるダンジョンの中でアイテムやお金を拾いつつレベルを上げ、最深階に眠る宝物を入手するのが目的の大人気ゲームです。
(参照:レトロゲームズ)
こっちが1ターン動くとモンスターも1ターン動く独特なシステムを採用。アイテムを駆使して知恵を働かせるゲームとして不動の地位を築きました。
ゲームの中でモンスターにやられてしまうと強制的にダンジョンの外に放り出されるのですが、持っていたアイテムや所持金はすべて0になります。
今まで苦労して集めたアイテムが一瞬でなくなる緊張感は多くのプレイヤーを楽しませ、そして悩ませたはず。
不思議のダンジョンで始めてトルネコを知った僕のような人も少なからずいることでしょう。
そんな人気のゲームなので次々とシリーズ化されたり他ゲーム機に移植されたりしています。
そして今回紹介したいゲームボーイミクロでのトルネコは「不思議のダンジョン2」。プレイステーションで販売された第2作目にあたるものがゲームボーイアドバンスに移植されたものです。
(ゲームボーイミクロではゲームボーイアドバンスのソフトをプレイすることができます)
トルネコをおすすめする理由
ゲームボーイミクロの利点はコンパクトさとどこでもプレイできること。
一方のトルネコはダンジョンの中でコマメにセーブすることができます。
つまりわずかな隙間時間があればゲームボーイミクロを取り出してトルネコを起動して途中から再開、そしてキリのいいところで中断セーブしてまた隙間時間にプレイして・・・という理想のスタイルを実現することができるのです。
ゲームボーイミクロではスーパーマリオのようなアクションゲームもたくさんあります。
気軽にプレイできるので楽しいのですが、残念なことに中断セーブができません(スリープ機能はあります)。いいところまで進んでいたとしても途中で電源を切るとまた最初からやることになってしまいます。
個人的な感想ですが、ゲームボーイミクロはトルネコのような中断セーブ可能なゲームと非常に相性がいいゲーム機だと感じています。
トルネコの不思議なダンジョン2
ここで軽くトルネコ2の紹介を。
念願の自分のお店を開いたトルネコ。自分の住む町の建物がどんどん不思議なダンジョンに変化していることに気付き、その元凶となる不幸の箱を求めてさらにダンジョンを潜ることになります。
トルネコ2は前作に比べてダンジョンの種類が格段に増え、新しいアイテムや敵も登場します。
基本的なシステムに変更はなく、緊張感あふれるプレイを楽しむことができます。
お金が溜まりやすい
ゲーム中では貴重なアイテムを購入したりトルネコをパワーアップさせるためにお金が必要ですが、アドバンスに移植されてからお金が溜まりやすくなった感覚があります。
ダンジョンにはけっこうな頻度でお金が落ちていますし、アイテムを売れば高値で買い取ってくれます。
ちょこっとプレイに最適
ダンジョンの途中でも中断セーブできるため寝る前に1フロアだけプレイしようというスタイルが可能です。
隙間時間を見つけて遊べるのがいいですね。
地図の表示が面倒
ダンジョン散策をしているとトルネコが歩いた場所が自動的に記録されて地図が作られます。
スーパーファミコンやプレイステーションの場合は常に地図を表示させておくことが可能でしたが、ゲームボーイミクロの小さなディスプレイだとLボタンを押したときだけ地図が表示されるようになっています。
新しい部屋に入ったらLボタンを押すクセをつけましょう。
下移動がちょっと手間
これも画面が小さいことが原因のデメリットです。
敵を倒したりアイテムを拾うとメッセージウィンドウが表示され一定時間すると自動的にウィンドウは消えます。
ところがウィンドウが表示されるとディスプレイの下半分がほとんど隠れてしまい、トルネコを下移動させる時に先が見えずイライラします。
一度地図を開いたりメニューボタンを押すことでメッセージウィンドウは消えますが、これが地味に手間。
移動先がいきなりモンスターハウスなんでことも考えられるので注意が必要です。
トルネコ2の価格
レトロゲームを取り扱うお店でトルネコ2を買おうとすると中古で1500円〜2000円が相場です。
さすが往年の名作というだけあって今でもなかなかのお値段です。
ヤフオクなど個人出品の場合はこれよりも格安で手に入れることができます。
プレイには細心の注意が必要!?
不思議のダンジョンシリーズをプレイしたことがある人なら誰しも経験がある「ダンジョンでの死亡」。
途中で力尽きてしまうと持っていたアイテムと所持金が全て無くなってしまいます。
モンスターにやられないようにアイテムを使い1歩1歩を真剣に悩みこの攻撃がヒットするかミスるかでキャラクターの運命が決まる世紀の一瞬は誰しもが通る道です。
そこまで悩み抜いた末にキャラクターが死んでしまうあの絶望感。
今までならコントローラーを投げつけるくらいで済んでいたかもしれませんが、ゲームボーイミクロは本体ごと投げ飛ばすことができます。
あまりのショックにゲーム機を壊さないよう注意しましょう(冗談です)
まとめ
トルネコにはさらなる続編のトルネコ3も販売されていてゲームボーイミクロでプレイすることができます。
操作できるキャラが増えたり新しいシステムが採用されているので初心者の人はまずトルネコ2をプレイするのがおすすめ。
ゲームボーイミクロもトルネコもかなり昔の作品ではありますが、今プレイしても全く色あせること無く楽しむことができますよ。
興味がある人、ぜひぜひ。