※filebankは2018年6月でサービスを終了しました。
当時の雰囲気をお楽しみください。
こんにちは、パラレルブロガーのゆーすけ(@yusuke_plmrstn)です。
大容量のファイルを取り扱う時に使いたいのは便利なオンラインストレージサービスです。
今回は数あるオンラインストレージサービスの中でもfilebankというサービスを紹介したいんですが、
- 無料で使える!
- 会員登録なしですぐ使える!
- 最大200GBまでのファイルに対応!
- ダウンロードリンクをお手軽に共有!
- 複数ファイルを一括ダウンロードできる!
- SSL暗号化通信やパスワードで高いセキュリティ!
- 日数経過(3日、7日、14日、21日)でデータの自動削除!
を満たしてくれる画期的なサービスなんです。
詳しい使い方や注意するべきポイントなど、細かく見ていきましょう!
この記事の目次一覧
filebankの特徴
filebankの大きな特徴は、誰でもお手軽にとにかく手間をかけることなく利用できるオンラインストレージだということ。
filebankにアクセスすると会員ログインも一切必要なく、すぐにファイルアップロードが可能です。
複雑な設定や難しい説明もないので、直感的に利用できるのが嬉しいところですね。
アップロードしたファイルは全てzip圧縮され、ダウンロード専用リンクが発行されるため、そのURLさえ知っていれば誰でもダウンロードすることができます。
パスワードを設定することもできるので高いセキュリティ性を維持できるのが嬉しいポイント。
それ以外にも、filebankにアップロードしたファイルは、あらかじめ設定した日数を経過すると強制的にサーバー側で削除されるため、例えばfilebankを通してビジネス関連のデータをクライアントと共有していたとしても、機密性を保つこともできるんですね。
filebankの使い方
それでは実際にfilebankの使い方を見ていくことにしましょう。
未登録と認証サービス
まずはfilebankにアクセスします。
すると『未登録で使う』か『認証サービスでログインして使う』の2種類に分かれています。
filebankのいいところは会員登録なしで誰でもすぐに利用できるところ。
しかもそれでいて無料で最大100GBアップロードまで対応しています。
ストレージは3日、7日、14日の3種類から選択することができ、期限を経過したデータはサーバーから強制的に削除される仕組み。
もう一方の認証サービスを利用したログインでは
- Googleアカウント
の3つから好きなものを利用してログインできます。
認証サービスを利用するメリットは、最大200GBアップロードまで対応することと、有効ストレージ期間に21日のオプションが追加されることです。
filebankにアップロードする
では今回は未登録で利用してみます。
利用規約に同意してログインするとこちらのような管理画面が表示されます。
ファイルは基本的にドラッグ&ドロップでかんたんにアップロードすることができます。
ちなみに、ログインした最初の状態から1つすでにフォルダが作成されています。
filebankのイメージとしてはオンライン上のフォルダに様々なファイルを保存していくような感じですね。
試しに『テストですよ.txt』というテキストファイルを作成してアップロードしてみました。
アップロード後のファイルを確認する
アップロードしたファイルは、下の画面のところで画面をスライドさせると表示されます。
PC利用の人は画面をドラッグ&ドロップして左にスライドさせます。
スマホ利用の人は画面を左にスワイプします。
すると↑こんな画面が表示されます。
ダウンロードと書かれたリンク先にファイルが保存されています。
ちなみにfilebankでは複数のファイルも一瞬でZIP圧縮可能です。
こんな風にたくさんファイルを入れても大丈夫。
URLを連絡する
あとはファイルを共有したい人にこのURLを連絡してアクセスしてもらうとダウンロードできる仕組みです。
パスワードを設定する
ダウンロードリンクにパスワードを設定することもできます。
設定したいパスワードを『キー発行』の項目に入力し、隣にあるカギマークをポチッと押します。
するとこんな風にパスワードが設定された新しいダウンロード用URLが発行されました。
あとはこのURLを共有すればOK。
URLにアクセスするとこんな画面でパスワードを求められます。
公開したファイルを削除する方法
filebankでZIP圧縮したファイルは、あらかじめ設定した期日を過ぎると自動的に削除されますが、何らかの都合で期日よりも早くファイル公開を停止したい場合は2つの方法があります。
1つ目:アップロードしたファイルを削除する
アップロードしたファイルはこのボタンを選択すると削除することができます。
その後で共有用URLにアクセスすると、一見するとZIPファイルがダウンロードできるように見えますが、実際にはダウンロードエラーになってデータが公開されることはありません。
2つ目:URLを無効化する
ファイルではなくURLそのものを無効化することもできます。
この画面で左隅にあるマイナスボタンを選択すればURLを取り消すことができます。
取り消した後でURLにアクセスするとこんな風に403エラーが表示されてダウンロードできないようになります。
filebankが役に立つシーン
filebankと普通のオンラインストレージが異なる点は期限を設定してファイルを保管できること。
そのため、期間限定でセミナー資料を配布したい時やビジネス上の機密性の高いファイルをクライアントとやり取りするときなど、外部に漏れてほしくないファイルを交換する時に力を発揮します。
認証なしでも100GBまでの大容量ファイルに対応しているため、動画や音楽ファイルなどでも安心して使うことができます。
(そこまで大きいファイルだとアップロードが大変そうですが・・・)
filebankを使う上での注意点
実際にfilebankを利用して気づいた注意点です。
セッションアウトすると同じファイルにアクセスできない
filebankからセッションアウト(ログアウトみたいな感じ)すると、今まで自分がアップロードしたファイルにアクセスできなくなってしまいます。
アクセスできないということは、もし期日より早くデータを削除したいと思っても手の施しようがないということになります。
これは注意が必要な点です。
公開期日は常に一番短い3日で利用するクセをつけるなどしておかないと、後で情報漏えいなどのリスクが考えられます。
ちなみにFacebook, Twitter, Googleアカウントなどの認証サービスを利用した場合でもセッションアウトすると同じデータにアクセスすることはできなくなります。
もし誤ってブラウザを閉じてしまった場合、一定時間であればセッションは残った状態のままなので、再度filebankにアクセスすれば同じデータを見ることができます。
上手に付き合いたいfilebank
セッションアウトの注意点はありますが、filebankは上手に使うことでかなり便利に利用できるサービスの印象がありますね。
会社のメールサーバーが弱いとMB単位のメールを送ると速度が著しく低下しますが、添付ファイルだけでもfilebankを使って共有すればそれも回避できそうです。
共有するだけであれば最近のオンラインストレージはほとんど対応していますが、公開期限を設定できるのは大きな特徴です。
共有したままにしておいて生じる情報漏えいも限りなく防止できるんじゃないかと思います。
1 件のコメント