WiMAXからドンファイ(どんなときもWi-Fi)に乗り換えて個人的に大正解だったと思っています。
月額利用料や電波の入りやすさを考えてドンファイにメリットがあると考え、解約違約金を払ってWiMAXから乗り換えました。
乗り換えから1ヶ月ほど使ってみた感想ですが、もっと早いうちにドンファイを使っておけばよかったと思うほど満足しています。
この記事の目次一覧
一番のメリットは地下の電波
WiMAXからドンファイに乗り換えて一番よかったと感じるのは地下でも電波が入ることです。
WiMAXだと地下のお店では電波は入らないし、地上フロアでも窓際はよくても店の奥は電波が入らないなんてことが日常茶飯事でした。
都内でこのレベルなので、それ以外の場所ではもっとひどかったかもしれません。
ドンファイはそんな地下でもバッチリ電波を拾い、さくさくWi-Fiがつながります。
携帯キャリア(Docomo、au、ソフトバンク)の中でもっとも強い電波を自動的に拾う仕組みらしく、どこで使ってもストレスがないんです。

どこでもつながる恩恵は本当に大きいです。
僕が毎朝会社に行く前の3時間の朝活の場所として利用しているマクドナルドは、客席が地下1階にあるんですね。
当然WiMAXはまったくつながらず、本当はめちゃくちゃ嫌なんですがマクドナルドのフリーWi-Fiにつないで作業していました。(セキュリティ上、フリーWi-Fiは極力さけましょうね!)
これがどんなときもWi-Fiだと地下でも快適!
たしかに地上でのと比べるとちょっと遅いかな?と感じる時もあるんですが、ストレスはありません。
いやーほんとすごい!今までWiMAXで苦労していたのは何だったのか?と拍子抜けするほどです。
新幹線の中でも普通に使えます
平均時速が250km/hを超えて高速移動する新幹線の中でもドンファイは普通に使うことができました。
東京〜広島の新幹線移動およそ3時間ほどの移動中、ドンファイを使って新幹線の中でPC作業をしましたが、ほぼストレスなくネットを使うことができました。
途中、トンネルや山間部を通るにもかかわらずほとんどストレスを感じずに回線が繋がるってよく考えたらすごいことです。
ほら、スマホだって新幹線では一部電波が弱くなる時ってありますよね?
あれと同じような感覚と思ってもらえばいいです。
無制限、使い放題
ドンファイは通信量の制限がありません。使い放題なんです。
WiMAXでも月単位でみると上限はないんですが、3日間で10GBを越えてしまうと翌1日が通信制限の対象になっていました。
YouTubeを720p60とか1080p60の高画質で視聴するとあっという間に数百MBかかるし、そこを気にしながらWiMAXを使うのは地味にストレスでした。
これがドンファイだと全く気にせず使えるんですよ!
無制限で使い放題って改めてすごいなと感じます。
WiMAXとの料金比較
通信回線は月額料金が気になりますよね。
僕の場合はWiMAXの解約違約金を含めるとどんなときもWi-Fiのほうが少し高くなる計算になりました。
【1】月額利用料
- WiMAX 4,116円/月(税込)
- ドンファイ 3,828円/月(税込)
WiMAXは月々300円割引、ドンファイも月々930円割引を適用してこの値段です。
単純に比べるとこの時点でドンファイが有利ですね。
これから新規でドンファイを契約する人は間違いなくお得です。
僕の場合はWiMAXの解約違約金もあるので、それも考えていきます。
【2】解約違約金
僕はWiMAXを2019年1月に契約更新したばかりだったので、解約すると違約金が20,900円もかかります。
高いですね。でもそういう契約なので仕方ないです。
【3】利用期間
WiMAXはなんと3年縛りの契約です。
高い月額利用料を3年間払い続ける必要がありますが、20,900円の違約金は発生しません。
ドンファイは2年縛りで済みますが、代わりに違約金を考えないといけません。
【4】割引適用期間
WiMAXの月々300円割引は2年で終了します。3年縛りの残り1年間は月額利用料がアップ(4,116円→4,416円)する罠があります。
ドンファイの月々900円割引は2年縛りの間ずっと適用なので月額利用料は一定です。
料金比較結果
さあ【1】〜【4】を総合して考えてみましょう!
比較対象期間は2019年10月から2022年2月(WiMAXの3年縛りの終了)までとし、それまで払わなければいけない総額で計算しました。
WiMAX・・・・122,529円
ドンファイ・・・129,767円
僕のケースではWiMAXが約7,000円お得という結果になりました。
やっぱり違約金の約2万円が大きく影響しています。
事務手数料3,000円も入っているのでさらにドンファイの金額が大きくなっていますね。
もちろん初めからドンファイにしておけばWiMAXよりも安く使えるのは間違いありません。
速度で比べる
もう1つ気になるのが通信速度ですね。
WiMAXとドンファイを都内マンションで平日夜9時頃に比較した結果がこちら。
WiMAX・・・・16.01Mbps
ドンファイ・・・15.48Mbps
速度もWiMAXが上ですが、ぶっちゃけ体感で大きな違いは感じませんでした。
もちろん使う場所や時間帯によってWiMAXもドンファイもめちゃくちゃ遅くなるときもあるんですが、それはモバイルルーターの宿命でしょうね。
潔い対応に好感度あり
2020年2月、ドンファイの回線不調で10日間ほどネット速度が異常に低下するというアクシデントが発生しました。
僕も外での作業に支障が出たり、Twitterでも騒がれていました。
ドンファイを運営する㈱グッドラックが対象者に取ったこの時の補償措置は次の2つ。
- 1ヶ月分の利用料金を減額
- 解約手数料を無料
1番と2番どちらかを選択できたのですが、月額利用料の減額も嬉しいのですが、解約手数料を無料にするのはすごいですよね。
ドンファイは契約から2年間の縛りがあり、期限前に解約すると14,000円〜19,000円の解約手数料を取られます(2020年2月現在)。
今回の通信遅延でドンファイに嫌気がさした人は解約手数料無料で別の会社に移ることができるという太っ腹な措置なのです。
自社のサービスによほど自信があるからなのか、お詫びの気持ちが強いのか、いずれにしてもこの潔い対応に僕は好感を持った側の人間です。
通信遅延が解消されてからというもの元の速度に戻りましたし、よかったです。
ドンファイ以外にも定額使い放題のサービスが乱立して月額利用料で見るとたしかに数百円そっちの方が安いのは知っています。
でも下手に乗り換えて地下でつながらないなんてことになったら最悪ですし、今回の対応を見てドンファイを使っていてよかったなと感じたわけです。
ドンファイを固定回線として使う

ドンファイを自宅で固定回線として使うのもありですね。
僕はWiMAX時代に固定回線として使っていたのですが、これも全く違和感なく使えていました。
残念ながらドンファイにクレードルはありませんが、充電コードに挿しっぱなしにして使えば固定回線となんら変わらない感じで使えるでしょう。
毎月のネット費用を安く抑えたい人には最高ですね。
通信容量の上限がないのもここで大きく効いてきます。
ドンファイを使う時の注意点
ドンファイのルーターはレンタル品なので、契約終了後は返却する必要があります。
付属の箱やケーブルも全て返却義務があり、もし無くしてしまうと違約金が発生してしまいます。

ここがWiMAXと違う点なので、箱やケーブルなどは一式すべて取っておくようにしましょう。
今後WiMAXに勝機はあるのか?
WiMAXよりもつながりやすく、料金も安い。回線速度も遜色なしとなると、今後WiMAXがドンファイに勝てる要素が見当たりません。
もちろんネームバリューはWiMAXが断然上ですし、突然あらわれたドンファイにどれだけ人が集まるかは未知数です。
でもゆくゆくポケットWi-Fiのサービスも各社使い放題になったり料金が安くなったりしていくんだろうなと思います。
まずはそのさきがけとも言えるドンファイ。
バリバリどこでもつながるWi-Fiが欲しい!WiMAXから乗り換えたい!とか安くお得にネットを使いたい!という人は本当におすすめです。
ぜひご検討あれ!