早起きして時間を有効的に使いたい。
でもどうやっても起きられない。
こんな悩みに頭を抱える人も少なくないはず。
考えられる対策はたくさんありますが、ひょっとするとあなたの内側にある決意が足りていないことが原因かもしれませんよ。
そこで今回は早起きするための具体的方法の1つとして「決めること」についてお話したいと思います。
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早起きは寝る前から始まっている
早起きは布団に入る前からすでに始まっています。
一体何のことだ?と思うかもしれませんね。
皆さんは電気を消して布団に入って眠りにつくまで、頭の中で何を考えていますか?
- 今日も1日頑張った!
- 明日は休みだ!何をしよう?
- 明日起きられるか心配だ・・・
別に何が正解で何が不正解というわけではありません。
しかし早起きするためにはもっと効果的なことを考えるといいのです。
起きると決める
布団に入ったらぜひ「明日は◯時に起きる!」と頭の中で決めて下さい。
そしてそれを声に出し、自分自身に数回言い聞かせるのです。
「明日僕は4時に起きる!」
「明日僕は4時に起きる!」
「明日僕は4時に起きる!」
頭の中で決めるだけでなく、声に出して言い聞かせることで脳にインプットし、深層心理に訴えかけます。
そして実際にその時間に起床し、眠たいながらも目をこすりながら立ち上がっている自分の姿をリアルに想像しましょう。
別名「自己暗示」や「イメージトレーニング」と言い換えることも出来ますね。
私達の脳は未解明の力が隠されている非常に優れた器官である一方、すぐに錯覚する騙されやすい器官でもあります。
よくスポーツ選手が日頃のトレーニングの時から、成功している自分を想像して体を動かしたり、自分はもっとできる!と言い聞かせながら練習している姿を見たことがあると思います。
自身の成功イメージを想像するだけで、脳の働きが活発になることが分かっています。つまり、脳内では実際に身体を動かし、指令を出しているのです。
これを早起きに利用します。
声に出して脳に言い聞かせること、さらに実際に早起きしている姿をリアルに思い描くことで脳の力を限界まで引き出し、起きたい時間が来たら目覚めやすくなる条件を整えるのです。
早起きする方法は枕を叩く
早起きするため声に出して脳に言い聞かせることをご紹介しました。
より深く脳に認識させるため、次は感触と音を利用して脳に訴えかけましょう。
やり方は簡単。例えば朝4時に起きたい場合は枕を4回叩きます。
その時に「(ポンッ)いち、(ポンッ)に、(ポンッ)さん、(ポンッ)よん、4時に起きる!」と1回ずつ枕を叩き、さらに回数を声に出して数えながら目的の回数に達するまで続けます。
これを3セット繰り返しましょう。
枕を叩くことで、肌から触感を通じて脳に思い込ませます。
枕を叩く音で、耳から聴覚を通じて脳に思い込ませます。
さらに声に出すことで、より深く聴覚から脳に思い込ませます。
これで完璧です!
起きられる!と信じること
ここでご紹介した方法がにわかに信じられない人もいると思います。
そんなことで起きられるはずないじゃないかと感じる人もいるでしょう。
しかし「起きられるはずない」と考えていたら脳はそれを信じ込みます。
結果、早起きすることが非常に難しくなるかもしれません。
成功体験を具体的に頭の中でイメージするようにしましょう。
継続してみよう
この方法はひょっとするとハッキリした効果を感じられるためには時間がかかるかもしれません。
しかし時間をかけてでも毎日自己暗示を続けていたら、次第に脳は「早く起きるのは当然」と思い込み、だんだん早起きが楽になります。
長い目で見て習慣化していきましょう。