色は人間の心理に様々な影響を与えます。
力強く行動したい時。
やる気を出したい時。
気分を落ち着けたい時。
そして眠りの質を向上させたい時。
身の回りにある物の色を効果的に使うことで気持ちをコントロールし、快眠を得られるようになります。
この記事の目次一覧
色が心理に影響を与える
あなたの身の回りを見渡して下さい。
すると様々な色に囲まれていることがわかります。
私達の身の回りは色で溢れて返っていますが、実は色により人の心理状態は左右されると言われています。
たくさん種類がある色のうち睡眠にいい影響を及ぼすと言われているのは
オレンジ色(黄色)
みどり色
あお色
むらさき色
です。
これらの色をカーテンや枕カバー、小物などに取り入れることで自分自身の気持ちをコントロールします。
それぞれの色にはどのような効果が期待できるのか、1つ1つ見ていくことにしましょう。
オレンジ色(黄色)
暖かさや鮮やかさを表すオレンジや黄色は、一見すると目が冴えてしまいそうな活発なイメージを持つかもしれません。
しかしオレンジの暖色は恐怖やプレッシャーによる心の不安や抑圧を取り除く効果が期待でき、黄色は睡眠ホルモン・メラトニンの分泌を促進させ、深い睡眠を体にもたらす効果があるのです。
部屋の蛍光灯の明かりを暖色に切り替えるだけでリラックス空間に早変わりします。
寝る2時間前くらいから明かりをやや落として体を快適な睡眠に誘います。
白く明るい光ではなく夕焼けのオレンジ色のような色が効果的です。
みどり色
副交感神経に作用して気持ちを鎮め、興奮を抑える働きがあります。
人が見える色(可視光)の真ん中あたりに位置し、心身のバランスを整えリラックスさせる効果があります。
自然や平和を思わせる色で癒やし効果も期待できることから積極的に取り入れていきたい色ですね。
観葉植物を部屋の中に置いたり、枕カバーやシーツをみどり色に変えて目に入るような工夫を取り入れましょう。
あお色
気持ちを鎮める色としてあお色も有名です。
人間の体を構成する主要素である水を連想させる色であることから心理的にもリラックス効果が期待でき、心身が落ち着き、感情にとらわれず冷静な判断ができるようになります。
むらさき色
高貴な色として知られるむらさき色にもリラックス効果が認められています。
ラベンダーは色も香りも睡眠に適していますね。
部屋の中に飾るとダブルで効果が期待できます。
睡眠に適した香りはラベンダー以外にも実はたくさんあるんですよ。
色を部屋に取り入れる
効果的に生活の中に色を取り込むためにおすすめの飾り付けをさがしてみましょう。
身の回りの小物の色にこだわると比較的かんたんにできます。
- まくらカバー
- シーツ
- カーペット
- 部屋のライト
- ソファー
- 絵画
- 花
- 観葉植物
目の届きやすいところに置こう
目を閉じると当然のことながら色はわからないので明るいうちから脳に認識させることで効果が期待できます。
そのため目に入りやすいデスク周辺、ベッド周辺、いつも過ごす部屋のカーテンなどを優先して交換していくことをオススメします。
普段から身につける時計や服、バッグの色を変えても効果が期待できますね。