スーツをクリーニングに出す頻度はどれくらい?あなたの常識は間違っている!

スーツはワイシャツと違いそれほど頻繁にクリーニングに出すものではありません。

大体の人はそれほど頻度のことは気にしてなく、シーズンごとにクリーニングに出すか、数ヶ月おき、人によっては全く出さない(!)なんて強者もいます。

そこで今回はスーツをクリーニングに出すべき適切な頻度のお話です。

これを守れば大切なスーツを長く快適に着ることができるようになるでしょう。

スーツをクリーニングに出す頻度を決める要素

まず最初に、スーツをクリーニングに出すべき頻度は汗の量が大きな判断軸になります。

つまりスーツを着ている時にどれだけ汗をかくか、によってクリーニングの頻度が決まってくるのですが、概ね次の判断基準を設けておきましょう。

  • 1週間に何日スーツを着るか
  • スーツを着ている日は1日中ずっと上着を着ているか
  • 炎天下、もしくは暑い環境下でスーツを着ていたか

まぁ当然といえば当然です。

毎日スーツを着て出勤する人でも、会社では上着は脱ぎっぱなしの人もいれば、炎天下の中を外回りで使う人もいます。

普段は作業着を着ているためスーツを着る頻度が極端に少ない人もいれば、買ってから入社式の時しか袖を通していないというケースも想定されます。

そのためまずは自分が普段からどれくらいの頻度でスーツを着ているのか、またスーツを着ていたのはどういう環境下だったのかを確認しておきましょう。

夏なら2週間に1回の頻度でスーツをクリーニングに出そう

基本的な考え方として、夏は2週間に1回の頻度でスーツをクリーニングに出すのがおすすめです。

最近はクールビズを導入している企業が多くなり、夏場の上着着用は少なくなっています。

しかし一度スーツに染み付いた汗はそのまま汚れや匂いとなってスーツに蓄積します。

例えば客先訪問でどうしても夏場に上着を着なければいけず、1度でも汗が吸収されてしまった時でも2週間に1度の頻度でクリーニングに出すことをおすすめします。

ここでのポイントは着る頻度ではなく、かいた汗の量です。

ワイシャツの上から着る上着なので汚れはほとんど気にする必要はありませんが、汗だけはどうしようもありません。

これが夏場になると大量の汗を吸収することになるため、例え1日しか着ていないとしても汗は大敵なんですね。

スーツは2、3着を着まわすのがポイント

ただし2週間に1回の頻度というのは2、3着のスーツを着まわした時のことを前提としています。

もし毎日同じスーツを着続けるという人の場合、夏場は1週間に1度の頻度をおすすめします。

何度も言いますが、ポイントは汗の量です。1週間も着続けるスーツはかなりの量の汗を吸い込んでいるので注意が必要です。

冬なら1シーズンに1回の頻度でスーツをクリーニングに出そう

これが冬になるとクリーニングの頻度は落ちます。

当然ですよね、冬は夏に比べて汗をかく量が極端に少なくなります。

しかし、これもやはり2、3着のスーツを着まわすことが前提にあります。

もし1着のスーツで通す場合は1ヶ月に1度のクリーニング頻度をおすすめします。

夏でも冬でもいえることですが、出来ればスーツは2着以上を持っておきたいところ。

ローテーションでまわすことでスーツの痛みを抑えることができ、仮に片方がクリーニング中だとしてももう片方のスーツでまかなうことができるからです。

スーツを購入する場合、店頭販売されている安いものが気兼ねなく使えて便利ですが、ほとんど同じ値段を払うのであればオーダースーツに挑戦してみるのもいいかもしれません。

オーダースーツ佐田では、お店で売られているスーツとほぼ同額で自分の体にフィットしたオーダースーツを作ってくれます。

長く使いたいのであればサイズは大切ですし、体型に合ったスーツは社会人として見た目をパリッとさせてくれる効果も期待できますね。

就活のスーツをクリーニングに出す頻度

就活生はリクルートスーツを着ます。

最近の就職活動は表向きでは活動期間が決まっているため、いわゆる短期集中型になることがほとんど。

説明会や面接で緊張する場面では、自分でも気付かないうちに汗を大量にかいてしまっていることがあります。

しかも忙しい就活生なので毎日毎日リクルートスーツということも考えられます。

そのため先程紹介したように、夏場なら2週間に1回、冬場でも1ヶ月に1度はクリーニングに出したいところ。

就活の場合、汗がどうこうというよりも見た目の問題もあります。

長く来たリクルートスーツはどうしてもヨレヨレ感が漂います。

そうすると面接担当者に会った時の第一印象がどうしても悪くなってしまうんですね。

せっかく能力のある人でも見た目の第一印象でその後の活動に有利・不利に働くことがあるので、自分で気をつけられる見た目の点には十分に注意を払っておきたいですね。

スーツのズボンをクリーニングに出す頻度

スーツは上着とズボンがセットです。

上着の場合はワイシャツと肌着が間にあるため直接肌とスーツ生地が触れ合う機会はそれほど多くありません。

しかしズボンは足の皮膚と触れ、汗を直接吸収します。

そのため特に夏場は大量の汗を吸い込むことになるため、上着以上に頻繁なクリーニングが必要と考えておきましょう。

夏の場合

目安としては複数のズボンを使いまわす場合、夏場でも2週間に1度、もし毎日同じズボンを使うのであれば1週間に1度はクリーニングに出したいところ。

冬の場合

一方、冬であればそれほどクリーニングの頻度は多くない?と思うかもしれませんが、さっきも言ったようにズボンは直接肌と触れ合います。

汗だけでなく皮脂汚れまでも吸着してしまうので、例え冬だとしてもこまめなクリーニングをおすすめします。

目安として、複数のズボンを使う場合は1ヶ月に1度、同じズボンをずっと使う場合でも2週間に1度はクリーニングに出したいですね。

女性のスーツをクリーニングに出す頻度

女性用スーツをクリーニングに出す頻度は男性の上着と同じと考えてください。

つまり夏なら2週間に1度、冬は1シーズンに1度の頻度がおすすめ。

もしパンツスタイルのスーツを着用しているのであれば、それも男性のズボンと同じ考えでいいでしょう。

宅配クリーニングを利用する

忙しくてなかなかクリーニングに出すことができない・・・そんなサラリーマンもいます。

そんな人には店舗型より多少お値段は上がりますが、宅配クリーニングがおすすめ。

そのようなサービスはたくさんありますが、リナビスがおすすめかと。

箱に詰めてリナビスに送るとクリーニングのプロが細かいところまで丁寧にお手入れをしてくれ、さらに最長半年間の預かりもしてくれます。

嬉しいことに送料無料!

忙しいサラリーマンには嬉しいサービスですね。

クリーニングに必要な日数

クリーニングに出したはいいものの、なかなか手元に戻ってこなくて苦労したなんて経験ありませんか?

スーツをクリーニングに出して戻ってくるまでの平均の日数を紹介しています。

まとめ

スーツは何回着たらクリーニングに出す、という明確な規定回数はありません。

ポイントはスーツが吸収した汗の量、これを覚えておきましょう。

いくら気温が高くなかったとしても、人は緊張する場面では知らないうちに汗をかいていることもあります。

しかもスーツに染み込んだ汗は時間が経つほど抜け落ちにくくなり、クリーニング費用も余計にかさんでしまうことも考えられます。

こまめにクリーニングに出すことでスーツを清潔にパリッとした印象で保つことができるだけでなく、余計な出費を抑えることにもつながるのですね。

あなたが今着ているスーツ、最後にクリーニングに出したのはいつですか?

ゆーすけ(守屋祐輔)

ゆーすけ(守屋祐輔)

複業サラリーマン

会社員×ブログ×デザイン×講師×投資の5つの働き方・稼ぎ方を実践する複業サラリーマンブロガー ▼複業で立ち上げたご署名ネットではこれまで1,600人以上、11,000点以上の作成実績。TV, ラジオ, 雑誌など出てます。▼経験から学んだノウハウや考え方、自分の人となりがわかる記事をお届けします

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