こんにちは、パラレルブロガーのゆーすけ(@yusuke_plmrstn)です。
フルオーケストラの生演奏付きで映画を楽しむことができる「シネマコンサート」。
実は先日、東京の有楽町にある国際フォーラムで「スターウォーズ新たなる希望」のシネマコンサートに行ってきたんです。
映画そのものは1977年に公開された古いエピソードなんですが、音楽が全てフルオーケストラによる生演奏なんですよ!
ちょっとこれは想像していた以上に大感激するほど最高の時間でした!
その感動を余すこと無くお伝えします!
この記事の目次一覧
シネマコンサートとは
映画のセリフや効果音はそのままに、劇中に流れる音楽をフルオーケストラが生演奏します。
映像・音楽の迫力は臨場感を増幅させ、記憶に残る名シーン・登場人物の心理模様までもがより鮮やかに響いてきます。
映画をライブ感覚で体感できる新しいエンターテイメントとして日本でも熱烈なファンが増えているんだとか。
今回のスターウォーズでいうと、こんな様子でした。
これは2階のS席から撮影した1枚です(演奏中、上映中の写真撮影は不可)。
正面のスクリーンに映画が流れ、手前のオーケストラが劇中のすべての音楽を生演奏するんです。
演奏は東京フィルハーモニー交響楽団。音楽に疎い僕でも名前くらいは聞いたことがありますよ。
登場人物のセリフや効果音はスピーカーから流れてきますが、生演奏の大音響にも負けないようにしっかり大きく聞こえてきます。
大迫力の生演奏に感動
上映時間になり、スクリーンに映画が流れ始めます。
冒頭からスターウォーズの定番のあの曲がフルオーケストラによる大大大迫力の生演奏でスタート!
実は僕、これまで33年間生きてきた中で生オーケストラは今回が初体験。
前々からオーケストラにいきたいと思っていたんですが、まさかこんな形で実現できるとは思ってもいませんでした。
スピーカーから流れる音とは全く違う、生の力強い音がビリビリと体の芯に響きます。
耳から聞こえるだけじゃなく、音が衝撃となって自分に向かってきて体を突き抜けるというか、これが生演奏の魅力か!と感動ものでした。
これはいくら高価なスピーカーを自宅に置こうと再現できないでしょうねぇ。
映画のラストは悪の施設が滅びてハッピーエンドで終わるんですが、最後の盛り上げで演奏されるオーケストラがこれまでにないくらいに迫力があり、なぜだか知らないけど感動して涙が流れてしまいました。
これ、映画に感動したんじゃなくて音楽に感動したんです。
絶対に一度はフルオーケストラを体感したほうがいいです、これはマジで。
一糸乱れぬ演奏がすごい
プロの交響楽団が演奏する音楽なんだから、音が乱れるわけがないんです。当然です。
でも普通のオーケストラって20分とか30分の曲を演奏するので、ある程度のリズムや流れが決まってるんじゃないかと思うんです。
でもシネマコンサートは映画です。映画で流れるすべての音楽を演奏するんです。
映画の中にはたった5秒しか流れない演奏パートがあったり、かと思ったら曲のように長く演奏するパートがあったり、緩急の差が激しいです。
コミカルな演奏になったかと思えば、重くシリアスな音調になったり、映画のシーンに合わせて音が次々と変わる様は本当に圧巻です。
しかもどの音も全く乱れず、役者の動きとピッタリ合わせて演奏する技術は感動なんて言葉では言い表せませんよ!
気になる指揮者
どうしてここまで映像と演奏をぴったり合わせられるのかというと、おそらく指揮者がすごいんです。
スターウォーズのシネマコンサートの指揮者はニコラス・バックさんというオーストラリア出身の方。
上映中、指揮者の目の前には小さなモニターが置かれてあり、そこに映画が流れています。
さらにモニターの左から右にカラフルなバーがリズムよく流れては消え、流れては消えを繰り返していました。
音ゲーみたいな感じというとわかりやすいかも。
おそらくバーの動きに合わせて指揮を執っているんだろうと思うんですが、それにしてもここまで精確な演奏ができるのは神業ですよ、ほんと!
どうやらこのニコラスさん、数々のシネマコンサートで指揮してきたプロ中のプロらしく、「バックトゥーザフューチャー」「インディジョーンズ」「ET」「ハリーポッター」などなど、シネコン指揮の神様みたいな人なんです。
国際フォーラムでスターウォーズ満喫
有楽町の国際フォーラムには、シネマコンサートを楽しもうとたくさんのお客さんがいました。
チケットは完全予約制です。
入場前のスペースでは、スターウォーズの特製ピンズをプレゼントしてくれるコーナーがあったり、
写真撮影コーナーがあったり、
ポスターなどの物販もあります。
スターウォーズのキャラクターのコスプレをしたお客さんもいて、さすが歴史あるスターウォーズだなと感じます。
僕はそこまでスターウォーズに詳しいわけじゃないんですが、こういう盛り上がった姿を見るとこっちまで楽しくなってきますよね。
演奏後のお楽しみ
2時間半にもおよぶ上映と演奏が終わり、お客さんは係員に誘導されて退場するんですが、会場1階ではなんと舞台間近までいって写真撮影ができます。
こんな近くで見れて迫力満点です!
よく見てみると「STAR WARS」と書かれた楽譜まであります。
かっこいいですねぇ!
さらに音響コーナーまでも。
お客さんが出払った後なので比較的ゆっくり写真撮影できましたよ。
シネマコンサート、絶対いったほうがいいです
やばいです、シネマコンサートにハマりそうです。
映画を楽しんだらいいのか、演奏を楽しんだらいいのか、迷うシーンがたくさんあります。なんて贅沢な悩みなんでしょうか!
今までまだ一度もオーケストラに行ったことがない人は、ぜひシネマコンサートを体感してみてください。
あの大迫力の生演奏には度肝を抜かれ、感動の嵐が押し寄せること間違いなしですよ!