ブログをやっていると耳にする言葉「炎上」、「バズ」。
読者をバカにしたような表現でアンチをたくさん集め、非難コメントの嵐になる炎上。
トレンドワードにうまく乗り、話題性のあるテーマで大量の集客を狙うバズ。
炎上やバズが発生すると、ブログが1ヶ月で稼いでいた全PVをたった1日で稼いでしまうくらいPVを叩き出すことがあると言われています。
高いPVを狙いたい気持ちはブロガーとして理解できますが、かといってわざと炎上させる運営方法はオススメできません。
炎上してPVを稼ぐより、穏やかで安定したコツコツ運営スタイルを目指しましょう。
この記事の目次一覧
炎上させようとしても炎上しないのが普通
イケダハヤトさんはサラリーマンを見下すような発言を繰り返し、たびたび炎上しています。
ご本人もそれがご自身のやり方として取り組まれているので、ブログ運営の1つの手段として炎上を取り入れているわけです。
炎上すると当然ながら批判コメントが山のように付きます。
特にTwitterからの誹謗・中傷が凄まじく、耐性がない人が炎上すると精神を病んでしまうんじゃないかと思えるくらいなんだとか。
でも冷静に考えてみて下さい。
記事が炎上してしまうのは、運営者がある程度知名度があり、初めからたくさんの読者がいるから出来ることなんです。
PVが少ない駆け出しブロガーが炎上を狙って煽り記事を書いたところで、それが人目に触れる機会は限りなく少なく、そもそも狙って炎上させるのは至難の業です。
炎上させるデメリット
炎上記事を書こうとすると、批判的な内容の記事になったり、時には強い口調で読者を挑発することもあるかもしれません。
もしそれで狙い通り炎上して話題を集めることが出来たとしても、その炎上記事はずっと残り続けます。
その時は炎上欲しさに過激な内容を書いたのかもしれませんが、見る人によってはあなたという人間性が勘違いされて相手に認識される危険性もあります。
あなたの人となりを知りたくてブログに訪問したのに、最初に読む記事が炎上記事では誤った印象を与えかねません。
これから出会う新しい人が、もし過去にあなたの炎上記事を目にしたことがあるとしたら、その人はあなたに対して良い印象を持たない可能性も考えられます。
炎上を上手に使えばPV稼ぎの武器になりますが、自分に悪い結果が返ってくることもある危険な諸刃の剣ということは理解しておきましょう。
炎上とバズの違い
バズるというのは、元はマーケティング用語で口コミを意味する「Buzz」が派生して誕生した言葉と言われています。
インターネット上で爆発的に取り上げられ、一気に注目度が高まる状態のことを指します。
炎上すればたくさんの批判的コメントにさらされますが、それも一種のバズといえます。
炎上させなくてもバズを発生させることはできますが、そもそもバズを狙ったブログ運営も実はオススメできません。
一瞬でPVが上がって被リンクが増え、長期的に見ると緩やかなPV上昇を期待できるかもしれませんが、どうしてもトレンド性の高いホットな話題に振り回されてしまいます。
芸能人の離婚ネタとか不祥事はその時こそ話題性がありますが、数ヶ月もすれば誰も見向きもしなくなります。
トレンドワードを狙う時間と根気があるくらいであれば、素直に良質な記事を書いて安定的なPVを狙う戦略がおすすめです。
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1,000PV稼ぐ記事を狙う
僕が設定しているわかりやすい指標の1つに「月1,000PV稼ぐ記事をたくさん書く」というものがあります。
1つの記事で大量のPVを狙う必要はありません。
月1,000PV稼ぐ記事が10本あれば、それだけで月10,000PVは達成なんです。
月1,000PVなので、1日に直すと約33PVです。
33PV稼ぐ記事をどれだけ量産することができるか、そう考えると少し肩の荷が降りる気がしませんか?
過去記事をリライトする
ブログのメリットは記事をリライトできることです。
投稿した記事は一般的に3ヶ月〜半年かけて検索エンジンにインデックスされると言われます。
つまり投稿した直後は誰にも読まれなくても、時間をおけばだんだん人目につくようになる可能性があるということです。
そこで半年以上前に投稿した記事にリライトを加えます。
コンテンツの内容を充実させるのはもちろんのこと、レイアウトを変えてみたり古い情報を更新したり不必要な部分をバッサリ削除したり、とにかく読んで参考になる良質な記事を目指してリライトします。
リライト直後にPVに反映されるわけではありませんが、1ヶ月〜2ヶ月もすればジワジワと読まれ始める可能性があります。
継続して更新する
記事を定期的に更新すると固定読者がつきやすい傾向があります。
この人は毎日更新する人だ、と認識してもらえると今日はどんな記事を書いたのだろうかと覗きに来てくれるんですね。
これはありがたいことです。そういう人たちの応援があるからこそ頑張って記事を書こうと思えます。
まとめ
ブロガーなら一度は経験してみたいバズ。
一度でもバズるとその魔力に取り込まれてバズを狙った記事しか書かない病気になってしまうこともあります。
意図して狙うというより、常日頃から良質コンテンツを作ることを意識しながら継続した結果たまたまバズったくらいがちょうどいいのかもしれません。