伊勢神宮に旅行するなら、ぜひ『豚捨(ぶたすて)』の上質な肉を食べて欲しい!
もっというと、豚捨の上牛丼を食べて欲しいです。
「豚捨はコロッケじゃないの?伊勢に来てまでなんで牛丼??」
と思う気持ちもわかるんですが、騙されたと思って豚捨の上牛丼を食べてください。
絶対に後悔はさせませんので!
この記事の目次一覧
豚捨(ぶたすて)とは?
豚捨(ぶたすて)という珍しい名前。

実はこの店、知る人ぞ知る伊勢の黒毛和牛肉を提供する伊勢発祥の人気店なんです。
東京のKITTEに支店を構えるほどの人気っぷりで、いつも行列しています。
伊勢周辺では、外宮の近くに数店、そして内宮のおかげ横丁にも1店あり、伊勢神宮の観光時にはとてもアクセスのいいお店でもあります。
豚捨の上牛丼
こちらが豚捨の上牛丼。

丼から溢れんばかりの肉、肉、肉。
照りがあり、食欲をそそる濃厚な色が特徴です。
見た目通りに肉厚な質感は噛みごたえがあり、数百円の牛丼のペラペラ肉なんか比じゃありません。
何よりも驚くのは、噛むほどに広がる上質肉のコクと旨味、香りのハーモニー。

思わず目をつぶり、視覚をカットして味覚に集中してしまうほどです。
しっかり噛んでいるつもりなんですが、おいしさで思わず頬がニヤけてしまい、アゴの力が抜けてしまうこともありました。
それほどまでにおいしいんです。
牛丼にしては確かに値は張りますが、それ以上の価値が間違いなくあります。
もしこのレベルの牛丼を吉牛で提供できるようになれば、週4で通いつめる自信があります。
伊勢で肉を食べるのはアリ?
「せっかく伊勢神宮に旅行に来たし、肉じゃなくてうどんとか海鮮がいい!」
という声が聞こえてきてもおかしくありません。
ええ、僕も最初はそう思ってました。
伊勢といえば伊勢うどんやてこね寿司、海が近いので牡蠣をはじめとした新鮮な海産物など、昔ながらの有名な食べ物がありますもんね。
でもよく考えてみてください。
そんな場所にも関わらず、豚捨が敢えて肉を武器に戦うのはなぜなのか?
それは肉の質に絶対の自信があるからにほかなりません。
また、伊勢の近くには高級牛としても知られる松阪牛もいるのです。
伊勢で肉を食べる選択肢は、何ら不思議なことではないのです。
伊勢で牛丼を食べるのはアリ?
わかりました、そこまで言うなら肉を食べましょう。
でも、どうして肉料理の中でも『牛丼』をチョイスする必要があるんでしょうか?
ええ、わかります、牛丼というと安くてウマい庶民の味方のイメージがあり、旅先で敢えて選ぶ食べ物ではないですよね。
実は豚捨で提供されている上牛丼は、1杯約1,500円もする高級牛丼なんです。

いつも食べてる吉牛の5倍もする値段なんです。
ありえませんよね?わざわざ選ぶ理由がわからないですよね?
でもよく考えてみてください。
伊勢という観光地ど真ん中で、どうして豚捨が敢えて上牛丼を高い値段で提供しているのか。
それは肉の質に絶対の自信があるからにほかなりません。
伊勢うどんではなく、牡蠣でもなく、海鮮でもない。
ステーキでもなく、鉄板焼きでもなく、敢えて牛丼。
豚捨のただならぬ拘りよう、気になりませんか?
牛丼以外もレベルが高い
どうしても牛丼はちょっと・・・という人でも安心してください。
上質な肉を使っている豚捨なので、他の料理も味はばつぐんにおいしいんです。
例えばこの『豚のしょうが焼き定食』。

ご飯と味噌汁、漬け物がついて880円(2018年12月現在)。
決して高すぎる値段ではありません。
それでも肉の味は素晴らしく、近所の定食屋で食べる生姜焼き定食の何倍も満足感があります。
肉料理の全般のレベルが高いですね、豚捨は。

- ハンバーグ定食1,760円
- 焼肉定食1,590円
- ひとくちステーキ定食1,870円
- トンカツ定食980円
など、参考にしてみてください(いずれも2018年12月現在の価格)。
豚捨は外宮周辺が空いていておすすめ
これだけ人気の豚捨なので、お店に入るまではとにかく行列を覚悟しなければいけません。
少しでも空いている時を狙うのであれば、外宮周辺の店舗がおすすめです。
豚捨 外宮前店
住所:三重県伊勢市岩渕1-1-33
電話:050-5590-4767
個室は特に人気なので、事前に予約しておくことをおすすめします。
食も気持ちも大満足の伊勢神宮
伊勢神宮にお参りし、気持ちを引き締めたところでいただく料理も、またオツなもんです。
伊勢神宮をまわった時のコースを紹介しているので、こちらも参考にしてみてください。
食べて満足、参拝して満足な伊勢神宮。
ぜひ一度は豚捨の上牛丼を食べてみてください。
世界観が変わりますよ。