ボジョレーヌーボーの味を決めるぶどうの種類に迫ります




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ゆーすけ(守屋祐輔)

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こんにちは、パラレルブロガーのゆーすけ(@yusuke_plmrstn)です。

ボジョレーヌーボーは、原料となるぶどうが全ての味を左右することは知られていますが、そのぶどうがガメイという種類のぶどうを用いて作られていることを知っている人は少ないかもしれません。

毎年、多くの人が心待ちにしているボジョレーヌーボーですが、あの軽快でフルーティーな味わいはガメイによりもたらされているのです。

今回はぶどう品種の観点からボジョレーヌーボーを紐解いていきましょう。

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ボジョレーヌーボーで使われるぶどう品種ガメイ

ガメイはボジョレーヌーボーのぶどう品種として有名です。

日本では生産農家と一部のマニア以外で、そこまでぶどうの品種に詳しい人はいないかもしれませんね。

そこでここではそんなガメイについて掘り下げてみます。

ガメイの味わいの特徴

ガメイはフランスのブルゴーニュ地方のボジョレー地区でよく栽培されている赤ワイン用のぶどうですが、世界で栽培されるガメイのほとんどがボジョレー地区に集中しています。

これはガメイが暑さに弱い品種であり、夜間に気温が下がる土地で栽培してこそ、その味わいがよく表れることに関係しています。

そのため、世界的に有名な白ぶどう品種であるシャルドネのようにあらゆる場所で栽培されるに至っていないのです。

しかし、そうであるからこそボジョレーヌーボーは独自性のあるワインとして多くの人に愛されているのです。

ガメイ品種で作ったワインは基本的には早飲みタイプであり、長期熟成には向かないものが多いです。

味わいの特徴としては、タンニンが少なく、軽快でフレッシュなフルーティーさがよく出ます。

また、酸味も強めであり、赤ワインらしからぬ爽やかさを持ちます。

まさにガメイが持つ特徴は、ボジョレーヌーボーが持つ特徴そのものをダイレクトに表現しているといえるでしょう。
そう、ボジョレーヌーボーの軽快でフレッシュな味わいはガメイに由来するのです。

ガメイの収穫時期は早い

ガメイは他のぶどう品種と比べると、収穫の時期が早い点にも特徴があります。

赤ワイン用のぶどう品種の収穫時期は主に9月から11月なのですが、ガメイはその中でも早めの時期である9月中頃に行われることが多い品種です。

そのためガメイは、収穫を祝うボジョレーヌーボーとして親しまれているのですね。

ガメイの迫害の歴史

今でこそボジョレーヌーボーの原料として多くの人に愛されているガメイぶどうですが、つらい迫害の歴史がありました。

もともとフランスでは紀元前の頃からワインが製造されていました。

ガメイは今でこそボジョレー地区で多く栽培されていますが、比較的栽培が簡単で収穫量も多いため、14世紀の頃はフランスのより広い地域で栽培されていたのです。

しかし、そのガメイの発展に待ったをかける人物が現れます。
それが当時のブルゴーニュ公国を統治していたフィリップ2世です。

彼は、ガメイのワインは味わいが悪く、人々の体に有害であると公言し、ブルゴーニュ地方のコート・ドール地区におけるガメイの栽培を禁止してしまいました。

現在、コート・ドール地区はかの有名なロマネ・コンティのぶどうでもあるピノ・ノワールが栽培されています。

そして、コート・ドールを追いやられたガメイは、ブルゴーニュ地方の南端のボジョレー地区で栽培されるようになりました。

このようにガメイの発展を大きく阻害したかにみえるフィリップ2世ですが、ひょっとすると彼にはワインの未来に対して卓越した先見の明があったのかもしれません。

なぜならば、現在コート・ドールで栽培されているぶどうピノ・ノワールは世界で最も愛されるブルゴーニュの赤ワインを作り出していますし、場所を追いやられたかのように見えるガメイはボジョレー地区の土壌や気候とよく合い、ボジョレーヌーボーとして多くの人に愛されています。

ぶどうは農産物なので、栽培される土地の土壌や気候により出来不出来が生まれます。

フィリップ2世の鶴の一声があったからこそ、今の適切な住みわけが生まれたのかもしれませんね。

最近のガメイはとても美味しい

以上のようにフィリップ2世には不味いと言われてしまったガメイですが、現在のガメイは非常に秀逸な種類のワインを生み出します。

ボジョレーヌーボーとして早飲みに向くワインも作られる一方で、最近はガメイを用いた長期熟成のワインも作られています。

ボジョレー地区という栽培に最適なパートナーを見つけたガメイは、自身の可能性をどんどん広げているのです。

そもそもガメイは収穫量が安定して栽培もしやすい特徴を持っていたため、近代の発達した栽培技術の助けもあり、安定した味わいを出すことができるようになったことにより、非常に魅力的な種類のぶどうに成長しているのです。

天候不順による不作が起きにくくなり、安定してワインを作り出すことができるようになりました。

これは生産者にとって喜ばしいことであるのはもちろん、我々消費者にとっても嬉しいことですよね。

今やガメイのワインはボジョレーヌーボーとして収穫を祝って飲むだけでなく、日常的に飲まれるテーブルワインとしても親しまれています。

気軽に飲めるというメリットを持ったワインは非常に歓迎されます。

毎日毎日、気が張るような高貴なワインばかり飲んでいては舌も心も疲れてしまいますよね。

健やかなるときも病めるときも私たちに寄り添ってくれるのは、飲みやすく疲れを感じさせないワインなのです。

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ガメイのワインを飲みましょう!

ガメイは過去につらい歴史があるぶどうですが、それを乗り越え、今はボジョレーヌーボーのぶどう品種として大成功しています。

ボジョレーヌーボーをはじめとし、ガメイを原料に造られたワインは軽快でフレッシュなフルーティーさを持ち、ワインが苦手な人も飲みやすい種類がたくさんあります。

ガメイは気軽なテーブルワインから、長期熟成を可能とするワインまで幅広く使用されています。

これからもたくさんの人に愛され、より多くの愛好家を持つワインとなっていくことでしょう。

日常に寄り添う素敵なワインをお探しの方は、是非ともガメイのワインを選んでみてください。

貴方とガメイの甘美な関係はそこから始まります。

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