こんにちは、ゆーすけ(@yusuke_plmrstn)です。
先日サービスをスタートしたご署名ネット。
すでに10件を越えるご注文をいただき順調な滑り出しです。
ありがとうございます。
ご署名ネットでの決済は
・クレジット決済
・銀行振込
・コンビニ、Pay-easy決済
の3つに対応していますが、クレジット決済とコンビニ、Pay-easy決済ではBASEというネットショップシステムを利用しています。
誰でもお手軽にネットショップを開設できるので人気を集めているBASEですが、実際に1ヶ月利用してみて気付いたメリットや感想をお届けしたいと思います。
自分でもネットショップを開いてみたい!という方は必見です!
この記事の目次一覧
BASEとは
BASEとは誰でもかんたんにネットショップを開設するためのアプリのことです。
難しい知識も必要なくいくつかの必要事項を入力するだけであっという間にショップを始めることができます。
HTMLやCSSの使い方がわかない…。そんな方のお悩みもBASEなら解消され、自由にカスタマイズすることが出来ます。
今まで面倒だった決済システムもはじめから入っているので何もしなくて大丈夫です。
あなたのショップへ何人のお客様が足を運んだかわかるアクセス記録や、過去の売買記録などショップ運営に必要な機能は全て揃っています。
ショップを開く為に必要となる初期費用や、継続して利用するために必要な月額費用、売れる度に発生する手数料は一切発生しません。
全ての機能を無料でお使いになれます。
引用 – BASE
詳しくはBASEのホームページを御覧ください。
一番のメリットは手数料
僕が感じたBASEの一番のメリットは手数料の安さです。
BASEを利用するための登録料は無料。
商品を登録してもそれが売れなければ維持管理費なども一切かかりません。
唯一費用が発生するのは商品が売れた時の手数料のみです。
手数料はネットショップを開設している人がBASEに対して支払うお金のことをいいます。
お客様が負担するのではなく販売者が負担します。
手数料は決済手数料と振込時の手数料の2つが存在します。
BASEの決済手数料
コンビニ、銀行振込、クレジットカードの場合は1つの注文に対して価格の3.6%+40円の手数料が必要になります。
商品を発送する送料にも同様の手数料がかかるため、まとめると次のようになります。
(例)1000円の商品3つが売れ、送料500円の場合
△注文金額合計
1000円X3+送料500円=3500円
△手数料計算
3500円X3.6%+40円=166円
△振り込み申請額
3500円ー166円=3334円
BASEの振込手数料
売り上げた金額はBASEに申請すれば金融機関に振込が行われますが、振込時にも手数料が発生します。
振込の額によって手数料が異なるのでまとめて申請したほうがお得ですね。
基準になるのは2万円。
2万円より少ない額で振込申請を行うと振込手数料250円と事務手数料500円が必要です。
2万円を越える額で振込申請を行うと振込手数料250円のみ必要で、事務手数料は無料です。
ということはある程度売り上げが貯まるのを待って申請したほうがお得ということですね。
手数料の計算例
では結局自分の手元に入金される額がどれくらいになるのか、もう一度例を挙げて計算してみます。
先程の例を使うと次のようになります。
(例)1000円の商品3つが売れ、送料500円の場合
△振り込み申請額
3500円ー166円(決済手数料)=3334円
△振込手数料
250円
△事務手数料
500円
△総振込額
3334円ー250円ー500円=2584円
送料込みで売上額が3500円に対して手数料が926円必要という計算ですね。
少ない額で申請すると事務手数料500円が大きな負担になるのがわかると思います。
できれば2万円以上で申請して無駄な費用は抑えたいところですね。
詳しくはこちらの記事にまとめられているので御覧ください。
他サービスの手数料
BASE以外にも無料でネットショップを開設できるサービスはたくさんあります。
一例を上げるとSTORES.jpやイージーマイショップなどが有名ですね。
ちなみにそれぞれの手数料はSTORES.jpで5%、イージーマイショップで3.6%+40円となっています。
一見するとイージーマイショップはBASEと同じ手数料に見えますが、店舗のデザイン案が少なかったり独自ドメインを取得できないなど、ここでもBASEに軍配が上がります。
他サービスの手数料についてはこちらの記事がとてもわかりやすくまとめてくれているので参考にしてみてください。
なぜこんなにBASEは安いのか
BASEがここまで手数料を抑えることができるのには理由があります。
それは集客機能がないから。
BASEは自分の店舗を持つことができるサービスというだけで、肝心の集客については自分自身で行う必要があります。
例えばAmazonや楽天市場を見てみると、検索欄から欲しい商品を検索するとズラッと一覧が表示されますよね。
さらにネームバリューに惹かれてたくさんの人が利用するサービスであることから、集客においては任せっきりで大丈夫です。
しかしその分利用料金は割高です。
ところがBASEには集客機能がありません。
自分で別にサイトを運営していてそこでBASE店舗を紹介したりFacebookやTwitterで地道に広告して広げていくしか方法がありません。
商売する上で最も大事なところは集客です。
どれだけいいサービスを提供しようと思っても人が集まらなければどうすることもできません。
言い方を変えると、人を集めることができるなら大半の商売はうまくいくということです。
集客を任せる変わりに高い手数料を払うか、それとも自分で販路を広げていく代わりに安い手数料を取るか、そこを見極める必要があります。
BASEでの支払い
ご署名ネットでの料金の支払いはクレジット、銀行、コンビニの3種類で受け付けていますが、そのうちクレジットとコンビニについてBASEを利用しています。
手数料を抑えるためにも銀行支払を希望されたお客様には個人的に口座番号をお伝えするようにしています。
ところがクレジットカードの利便性は相当なもので、今までご署名ネットをご利用いただいたお客様のうち約8割の方がクレジット支払いを選択されています。
クレジット支払いにするからといってお客様に余計な手数料が発生するわけではなく、ネット上で簡単に支払いを済ませることが出来てカード会社のポイントも貯まるのであれば誰でもクレジットを選びますよね。
僕でもそうします。
そういう意味でもこれからネットショップ運営をしようと考える場合、クレジット決済ができるかどうかは大きなポイントになります。
多少手数料を支払ってでもクレジットを使えるサービスを選択しておかないと大きな機会損失につながる恐れがあります。
BASEを利用すべき人
BASEを使ってネットショップを開設しようという場合、個人的にオススメする方法は実際の発送を伴わないサービス提供をすることです。
どういうことかというと、例えばご署名ネットでは決済自体はBASEを使っていますが、完成したサインはメール、Facebook、Twitterなどを利用して最終的にお届けするシステムにしています。
これにより送料500円を0円に設定することができ、手数料を極限まで削ることができるというわけです。
ブロガーでBASEを使って多く見られるのはコンサル料の支払いだったり執筆依頼の料金決済だったりします。
お手軽に商品登録ができ、信頼のあるクレジット決済が利用でき、さらに送料もかからない。
自分の才能や能力をサービスとして提供するような場合、BASEほど心強い味方になってくれるものはないのではないでしょうか。
特定商取引法に基づく表記
BASEは特定商取引法という法律のもとで運営しており、ネットショップを開設する人はもれなくこの法を守る必要があります。
その関係上、開設者の氏名、住所、電話番号は第三者がいつでも見えるよう開示義務が定められています。
ちゃんと登記した実店舗を持ちつつBASEで商売するのであれば店舗名や店舗住所の登録が可能ですが、個人でBASEに登録すると個人の氏名、連絡先がすべて公にされることを意味します。
お客様からすると素性不明な所を利用するのは不安でしかありません。
身元を明かしてしっかりしたサービス提供を行う必要があります。
まとめ
BASEには商品を購入してなかなか振込をしないお客様には自動的に催促メールが送られたり、販売者にも発送忘れを防止するためのリマインダーが定期的に送られてきます。
(売れた商品は「発送済み」にしないと売上金が計上されないシステムになっています)
初心者でも簡単に利用でき、実際に商品が売れるまで手数料はいっさいかからないオススメのネットショップBASE。
雰囲気だけでも味わいたい人はこちらからどうぞ。