複業サラリーマンの僕は1日1冊のペースで読書をします。
本業をこなしつつ、複業をしつつ、1日1冊読書をするための具体的な読書術をご紹介しますね。
たくさん本に触れたい人はぜひ参考にしてみてください。
この記事の目次一覧
1日1冊読むための読書術ポイント
先に読書術のポイントをまとめておきます。
- 全部読まない
- 自分に合わないと思ったら途中でやめる
- アウトプットする
- 隙間時間を使う
- 要約を見ておく
『全部読まない』『途中でやめる』はなかなか勇気が必要ですが、その克服方法をこの後で紹介します。
ちなみにこの読書術は2020年8月から取り入れたのですが、それまで月1〜2冊読書すればいいほうだったのに、8月実績で28冊(うち3冊は途中でやめた)の本を読むことができました。
なのでそれなりに効果がある方法だと思っています。
全部読まない
これはすごく大切なことですが、読書目的を最初に明確にしておきましょう。
どうしてその本を読むのか、何を学びたいのか、自分が抱えている問題は何かなど、事前にイメージしておくとその情報をキャッチしやすくなります。
例えばこんな感じですね。
本日の読書
— 守屋祐輔ゆーすけ | 複業5年目サラリーマン 兼 サイン専門家 (@yusuke_plmrstn) August 29, 2020
『FIRE最強の早期リタイア術』#本日の読書
早期リタイアに向けたロードマップ構築のヒントにする! pic.twitter.com/Xey4ThBThK
では具体的な読み方を。
まず序章〜1章を読んで本の概要を頭に入れます(本は冒頭部分に核心が述べられていることが多い)。
あわせて目次にも目を通し、2章以降の流れを把握してから順に読み進めます。
この時、興味がない箇所やすでに知っている情報、筆者の自分語りなどは容赦なく飛ばして読みます。
『これはつまり言い換えると・・・』など、主張をわかりやすく表現するため異なる言い回しで同じ内容を述べることがありますが、先に主張を理解していれば言い換えの部分もバッサリ読み飛ばすことができますね。
本は隅から隅まで読む必要はないのです。
知りたかった情報や新しい知識が1つでも見つかれば、その読書は成功したと考えましょう。

ゆーすけ
特に洋書を日本語訳した本は筆者のバックグラウンド紹介やジョーク・例え話が多く見られるのでバッサバッサ飛ばしましょう。
本がもったいない精神を断ち切る方法
『せっかく買った本を大して読まないのはもったいない』
そう思う人もいるでしょう。
ここで『いや、たった1,000円〜2,000円の自己投資で大きなリターンがあるから安いでしょ』というのが一般的に見られる回答ですが、僕は違います。
自分への投資は有益だし、身銭を切ると本気度が高くなるのは僕も理解していますが、現実的に考えてお金をもったいないと考える僕のような人も存在するわけです(というか読書に慣れ親しんでいない人は皆おなじ考えだと思う)。
そんな人はぜひ図書館を利用してみましょう。もしくはメルカリ・ヤフオクの中古本です。
図書館を利用しないのは本当にもったいない!タダですよ、タダ!宝の持ち腐れもいいところです。
ネットで予約してカウンターに受け取りに行くだけでいいんですから、こんな楽なことはありません。
Google ChromeにはAmazonから図書館の予約システムに直接つながる神拡張機能『Libron』があるので、これを活用すると便利です。
図書館で取り扱いがない、もしくは予約で何週間も待たされる本はメルカリ・ヤフオクで安く購入すればいいんです。
それでもなければAmazon・Kindleを利用します。
ブックオフはわざわざ足を運ぶ手間と探す手間、さらに在庫がないリスクもあるので個人的におすすめしません。
身銭を切ると本気度が高まるというのを否定するつもりはありませんが、図書館で借りたところで読むという行為は一緒なんです。
僕は断然図書館派です。
合わない本はやめる
読んでいておもしろくない、内容が意味不明、期待と違っていた、という本はその場で読むのをやめて次の本にいきましょう。
自分に合わない本をもったいない精神で読み続けるのは全く意味がなく、時間の無駄です。
それはたまたまその本を理解するだけの自分の経験が少ないのかもしれませんし、その本に解決してほしい問題がなかっただけかもしれません。
しばらく期間を置いて読み返すと、次は話が頭に入ることも考えられますので、無理せずすぐに読むのをストップするんです。
例えば僕が読むのをやめた本はこんなものがあります。
- 孫子
- 史上最強の哲学入門
- プロフェッショナルの条件
『孫子』は世界的古典名著の1つ、『プロフェッショナルの条件』はビジネスマン必読とも言われるドラッカーの名著ですが、今の僕には合いませんでした。
本の評判や著者の知名度は関係なく、今のあなたに合う本かどうかが重要なんです。ここは大切なポイントなのでよく理解しておきましょう。
アウトプットする
本から学んだことをアウトプットする前提で読書します。
おすすめはTwitterを使うこと。
だいたい20ページ〜30ページ読んだところで、自分なりの気付きや要約をTwitterに投稿します。
それ以降の気付きや学びはTwitterのスレッドとして投稿すれば読書ノートの代わりになるので、いちいちメモしなくてもTwitterがあれば解決なのです。
本日の読書
— 守屋祐輔ゆーすけ | 複業5年目サラリーマン 兼 サイン専門家 (@yusuke_plmrstn) August 23, 2020
『直感と論理をつなぐ思考法』
自分は思いつきのアイディアがけっこうあるんですが、そういうのをより具体的に落とし込んで複業に役立つように昇華させる考え方を学びます。#本日の読書 pic.twitter.com/rOP5ndrTzf
なんとなくアウトプットするんじゃなく、読み手にどうやったら伝わるかを考えて投稿しましょう。
アウトプット前提で読書すると他人に説明する思考になるので、受け取り方が変わってくるんですね。
あとはブログで読んだ本一覧として紹介すると、さらに理解度が増します。
Twitterの古い情報は探しづらくなるため、僕はスプレッドシートに別途まとめノートを作成しています。

隙間時間を使う
朝の通勤時間、休憩時間、信号待ち、待ち合わせ中、寝る前の時間などの隙間時間で読書を進められるよう常に本を携帯しておきましょう。
Kindle派の人はスマホアプリがお手軽でおすすめ。わざわざKindle端末を買う必要はありません。
がっつり読書タイムを設けるのもいいですが、こういう隙間時間の積み重ねってかなり効果的なんです。
要約を見ておく
分厚い本、内容が難しそうな本はネットで要約を見つけて事前に内容を頭に入れておきます。
話のあらすじや大切なポイントがわかるので、とっつきにくい本も比較的ラクになりますよ。
自分で時間をかけて読まなくても、先人の知恵を上手に使いましょう。
余談ですが、実は他人の要約って読書の効果としてはほとんど意味がありません。
そもそも読書の目的はあなたの問題を解決したり、新しい学び・知識を習得してその後の行動に結びつけることで、きれいにまとめられた要約にその答えがあるとは限らないのです。
もっといえば、他の人が読み流したところにあなたが求める情報があるかもしれず、結局自分が読書することでしか本からの学びはないのです。

ゆーすけ
そういう意味でいえばAmazonのカスタマーレビューなんて当てにしちゃいけないんですね。
実践あるのみ
- 全部読まない
- 自分に合わないと思ったら途中でやめる
- アウトプットする
- 隙間時間を使う
- 要約を見ておく
方法は以上です。
あとはとにかく量をこなして読み飛ばし・アウトプットのサイクルに慣れることが大切です。
いざ実践してみましょう!